スクウェアエニックス株主総会2011年

いくつかの問題指摘は社内にもあった。最終的にどういうチェックにするかというところで、本人たちが言っているのだからいいんだ、という甘いところがあった。実際に発売を決定する際に、事前段階から私たちも見るべきであると反省している。

現在も課金できていない。実際に私もプレイしていて少しそういう状態。改修作業に入り、だいぶ変わってきた。かなり遊べる状態になってきたと思っている。何を基準にして課金するかをチームのメンバーと議論している。

求心力のあるチームに変え、私自身も関わることで継続的にチェックしていくことで、責任を全うしたい。

新しいものとして生まれ変わった物としてどうやって持っていくかというのもある。E3で評判のトゥームレイダーは番号を点けると9とか10になるが、今回は番号を振っていない。テフロン加工のララ・クロフトになる前の若い時のララから始まる。リブートしようという発想でやっている。いくつかのタイトルを再生しようという考えがある。新規を立ち上げるのと同等にリブートしていくことも検討していく。

ミドルエンジンや出来合いのものをどう使うのか、また、欧米ではかなりのボリュームでドーンと出すのではなく、いくつかに分けて出し、客の反応を見て直していくなどをしている。

コストは結論的に言うとほとんど変わっていない。

議事に関しては適正に行っている。

物理的な場所で何かをやるというのは、ルイーダの酒場のような飲み屋を許諾したりしたが。ゲームセンターがあるので、この間はドラゴンクエスト バトルロード、またいくつかの仕込みをやっている。カジノ自体はスクエニとしては参入しない。

カジノは取締役の親子供に至るまでファイルされて、全部身辺調査されてすごいことになるらしいので。某社の社長が嘆いていたけど、そこまでしてやることかと、いう感じだと思っている。

プレイオンラインはファイナルファンタジー11を出す時に他のゲームも加えて一つのプラットフォームにしたが、うまくいかなかった。プレイオンラインという名を残すかどうかもわからない。個別に分解化していこうと考えている。

昔よりお客との接点が以前と比べて増えている。イベントなども増えたし、ファンイベント、ゲーム、アニメなど。内外で広がりが出た。株主総会は総会としてやり、お客との対話の場は別にやろうという判断で、株主総会は普通にしようと考えた。週末にすることは考えていない。

たとえ30秒1分と短くてもお客にやってみたいという期待値を上げるフィルムを作るべきではないか。

映像が美しくても、美しい水死体を見てもあまりうれしくないので。

タイトーと合併した辺りに見せられたフィルムは良かった。

ファイナルファンタジー10以降の女の設定が可愛くない。類型化されていてうざい。女の人の目から見て魅力的で無い。

コミックスは若干期待している。もう1回注目してくれればと期待してる。

ネットメディアへはタイトル毎に取り組んでいる所もある。物や担当者によって温度差はあるが、注力してくれと言っている。

SNSはIPを使わずツボを抑えてからやろうとしていた。IPを使ったものを開発中。当年度から出始める。

PS Vitaは技術検証を含め完了しているので、次第に発表していく。

『しかし、その回答が不十分ということで、その回答者が指摘し発言をしようとしたのだが、』