NGC「ゼルダの伝説 風のタクト」のキャンペーン

2002年11月24日:NGC「ゼルダの伝説 風のタクト」のキャンペーン
12月13日に発売される「ゼルダの伝説 風のタクト」で予約キャンペーンが実施されますね。キャンペーン店で予約をすると、なんでも「ゼルダの伝説 時のオカリナGC」と「ゼルダの伝説 時のオカリナGC裏」が収録されたディスクが手に入るとか。NINTENDO64で発売された人気ゲームがそのまま楽しめるだけでなく、密かに開発されていた裏の方まで収録とは豪華ですね。
豪華だねぇ~。ただ、何でここまでしなければいけないのか不思議でならない。
と、いいますと?ユーザーとしては大変うれしいのですが、気になることがありますか?
最初は数量限定で配布するということだったので、数を絞って配布して煽っておいて、足りないということから後で“好評につき販売”とかやるのかな、と思っていたのだが…。新たなアナウンスで数量限定が無くなったとされたから、この可能性が消えたわけだ。
旧作のソフトですから、売っても満足行く販売数を達成できないのではないですか?
それは無いでしょ。特に裏の方が収録されているのであれば、金を払ってもやりたい人はいるだろうし。そもそも、ソフト不足のニンテンドーゲームキューブにとっては、ソフトが発売されない月に出してユーザーの興味を引っ張り続けるた方が良かったんじゃない、と思うのだよ。
ふむふむ。そうなると、今回のキャンペーンは何が目的なのでしょう?
簡単に言えば、単なる販促キャンペーンでしかないのだけど、任天堂側の必死さが窺い知れるキャンペーンと位置付けた方がいいんじゃないかな。マリオ、ゼルダと発売した任天堂にとっては来年早々に勝負できるソフトがないから、この年末である程度の本体普及を達成しておこうというのかと。
本体出荷台数を下方修正するなど、計画通りに行っていないようですからね。このキャンペーンで盛り返せるか興味深いところです。
あと、何でこのソフトがあるのか、ということも気になるよね。もともと販売目的とかではなく、NINTENDO64のソフトをいかにしてニンテンドーゲームキューブ用にするかのテストとして作ったのではないかとも思うんだ。今回、比較的容易に移植することが出来たので、今後はNINTENDO64からソフトを引っ張ってくる可能性もありそう。これによって、ソフト不足の解消を図るのかもね。
とにもかくにも、ニンテンドーゲームキューブを持っている人はこのゼルダも、そして今後も期待ということですね。

直近、直後の話題

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