コミックマーケットで発売されたゲームから考える
2002年12月28日:コミックマーケットで発売されたゲームから考える | |
相方がいないので、とりあえず一人語りでも。 ちょうどコミックマーケットが開催されているようなので、その関連の話題でも取り上げてみたりする。 コミックマーケットというと、マンガなどが中心のイベントと思う人が多いと思うが、意外と別ジャンルのものもあって、マイナーなところでは鉄道とか鉄道とか鉄道とかあるのだが、そうしたジャンルにゲームなどもあったりする。ここでいうゲームは市販されているゲームのパロディマンガではなくて、実際に楽しめるゲームで、主にWindows用として開発されたものが頒布(販売のようなもの)されているのだが、その中に「月姫」というアドベンチャーゲームを作って頒布しているサークルがある。 で、簡潔に言うと、このゲームは成功をした。まったくの完全オリジナルであるにも関わらず、大量に売れ、そのオリジナル作品の二次創作作品が出たり、アニメ化されたり、マンガ化されたりとまさに至れり尽せり状態になった。上場している会社ですら失敗することのあるこれらの展開をたった数人が、半ば趣味で作ったもので成し遂げたことは賞賛に値すると思われる。 一方、家庭用ゲームソフトを販売しているメーカーはどうかというと、続編物中心のラインナップで、目新しい要素の無いゲームをずらずらと量産しているだけだったりする。くだらないゲームを出していたセガなども今後はラインナップを売れるタイトルに絞っていくようであるし、益々目新しさの無い、横並びのゲームのみとなるのではなかろうか。 それが良いか悪いかは一概には言えないが、やはり冒険をしてもらいたいと思う。会社内で出来ないのであれば、数人の有志を募って「月姫」のように作って見るなども面白いのではなかろうか。成功するしないに関わらず、何かしら自分の考えで作ったことは市販用のゲーム作りにも生かされると思うが如何に。 と、開発者を応援してみたりする。 |