プレイステーション3への移行
2003年4月29日:プレイステーション3への移行 | |
少し前に発表されたプレスリリースに関連した投稿が届いてましたので紹介します。 『ご存知かと思われますが、東芝が作る新型MPU工場にSCEが出資するそうですね。これはPS3開発を示唆しているのでしょうか?ハードは5,6年で変わると言われていますが、未だに売り出し中であるPS2があるにも関わらずPS3を発売するとは思えないのですがどうなんでしょう。』(投稿:piyota1go) |
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プレイステーション3の開発でしょ。何年後に出るかは別として、開発自体は早め早めにやらないと、いざ発売のタイミングとなっても本体がありません、となってしまうので、作るだけは作るでしょ。 | |
ですが、投稿者はプレイステーション2が売れているのにプレイステーション3が発売されるとは思えないといっていますよ。 | |
確かにプレイステーション2は売れているけど、思っているほど状況が良いとはいえないぞ。 | |
またまた、そんなこと言って。無理する必要はないですよ。 | |
無理じゃねぇっての! | |
では、これほど売れているプレイステーション2のどこが問題なのですか? | |
プレイステーション2の出荷台数は世界で5000万台、日本でも1200万台突破しているらしいが、ゲームがどれだけ売れているかといえば、それほど売れてないでしょ。では、なぜ売れているかというと、ご存知の通りDVD-Videoの閲覧が可能だから。ゲームをしないユーザーでもDVD-Videoが見られるという点によって購入していることが多い。これが出荷台数が多い理由。当然DVD-Videoが売れていくわけだけど、こんなものが売れてもSCEI側としては何のメリットも無いんだ。 | |
バンダイビジュアルあたりは喜びそうですね。 | |
プレイステーション発売当時など、昔なら本体売っただけで結構な利益を得られていたけど、他社との価格競争によって本体のみで利益を得られる状況でないため、どうしてもゲームソフトやその他の物を売る必要性が出てくる。 | |
ゲームソフトは分かるのですが、その他の物というのはなんなんでしょう? | |
現状言われているのがネットワークサービス。別にオンラインゲームだけでなく、さまざまな可能性がある。これならDVD-Videoのように他所が儲かることなく、自社のみで利益を独占できるだろう。要はビジネスモデルの転換をしようということですな。まあ、発売時期が何時になるかはプレイステーション2の状況も加味されるだろうから、今後さらにプレイステーション2のソフトが売れていくのであれば、プレイステーション3の発売時期を延ばすなどはありそう。 |