年齢区分マークの必要性はあるかPart2

2003年6月2日:年齢区分マークの必要性はあるかPart2
年齢区分マーク云々は隠れ蓑に過ぎないと思うよ。もうちょっと別の意図で出来ているのでは。
突然何かと思ったら、5月28日の続きですね。
そうだ。間が開いたので、忘れるところだった。
それは!?
どうせなら、最初の言葉の後すぐに続けて欲しかったよ。
ぐちぐち言ってないで、続けましょう。
!!
CEROの目的は一体何にあるのでしょう?
参加しないメーカーを追い落とすための団体になりそうということ。
参加しないメーカーとは、CEROにということですか?
もうちょっと正しく言うと、審査を受けないソフトを追い落とすといった方がいいかな。この件に関しては1年前に、審査に落ちたソフトは流通などが販売しないようになれば言いと思う、といった発言をしているんだ。ただ、審査に落ちたソフトも、審査をしないソフトも区別のつきようが無いんだよな。審査に落ちたソフトに審査を落ちたというマークを付けられるわけではないし。
それに似たような投稿がありました。

『CEROの思惑とは、第2のゲー倫でしょうか?CEROを通さないものは発売できなくしてしまえば、ウハウハですね。』(投稿:黒タル2)

このゲー倫は、多分ソフ倫(コンピュータソフトウェア倫理機構)のことだと思う。主にWindows系の18禁物のソフトで付けられているのだが、これがなかなかいわく付でありまして。
なにかあったのですか?
実際にここを通さないソフトを小売店に働きかけてその店で売れないようにしたり、役員の関与しているメーカーには規制が甘かったりと、何かと問題が多い。これと似たようなことがCEROでも起こりうるし、実際に上述した発言からもその片鱗は窺える。
ですが、審査受ければ問題ないのですから、それほど問題視することでもないような気がしますが。
そうはいっても、審査には金掛かるからな。審査にいくら掛かるかは知らないが、正会員となっていないメーカーは正会員と比べ、3倍の額を払わないといけないようだし。それに審査も一部メーカーに有利な結果を出すかもしれない。
審査に有利不利なんてあるのですか?
あるでしょ。全年齢対象と18歳以上対象とでは、当然受け入れる層が広い全年齢対象の方が好ましい。で、ここでも一部正会員メーカーが得をする状況が生まれるのではというのがある。ソフ倫のようにね。
例えば?
いまから例えを言うのは難しいが、もし、「鬼武者」や「バイオハザード」の新作が18歳以上推奨でなければ、疑ってかかった方がいいだろう。なんでカプコンを例に出すかというと、発起人の一人がカプコンの代表取締役だからな。
その辺りは今後の結果待ちですね。
あとは、役員が自らの金稼ぎのためにやっている感も否めず。これらの役員に支払われる手当ては当然正会員費や審査費から捻出されるだろうが、そのしわ寄せはユーザーに行くことになる。この点もこの団体を認めたくない理由の一つだったりする。まあ、とにもかくにも、あまり成長してもらいたくないですな。

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