実は前編！？クレーム相次ぐ「サンライズワールドウォー」前編

『9月25日に発売した「サンライズワールドウォー」についてです。この作品はサンライズ系アニメの中から37作品が登場するというAVG+SLGなのですが実際ふたを開けてみると、ストーリーの主軸は3作品、ストーリーに登場する作品数は全部で12作品でした。しかもそのストーリーもどうやら未完成のようで中途半端な所で終わってしまいます。残り25作品の扱いはというと、ストーリーモードクリア後に追加されるミッションモードでのみ使用可というありさまでした。さらにミッションモードの説明には『ストーリーモード（前編）で登場しなかった機体やキャラも使用できます』と。いつの間に前編になったのでしょうか？雑誌でも公式HPでもこの作品が前編であるなどという告知は一切ありませんでした。またミッションモード自体、ストーリー終了後の時間設定になっているのは何故でしょうか？まるで後編の製作が間に合わなかったが上半期の決算までに発売したいが為にミッションモードというごまかしを用いてとりあえず全作品を登場させたという感じがしてなりません。この作品はキャラ物だけに、好きな作品目当てで買った人も少なからずいるはずです。それがこのような扱いで納得できるのでしょうか？とりあえず全作品は出てるもののストーリーが前編であった事、これって詐欺じゃないんでしょうか？これに対してメーカー側が何らかの責任を負うのでしょうか？』(投稿：ドルっぽい)

『サンライズワールドウォーはストーリーモードが途中でぶつ切りのまま終わってしまう未完成状態だったそうで。サンライズの公式掲示板で「詐欺だ」「金返せ」と大騒ぎになってるんですが、お二人はどう思いますか？』(投稿：SINOBU)

『はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。お二人は９月２５日に発売された、サンライズ・ワールド・ウォーというゲームを御存知でしょうか？サンライズ英雄譚というシリーズの最新作なのですが、先に結論を言いますと、詐欺です。ではどの変が詐欺なのかを説明しますと、1.話が完結していない。文字通り、ストーリーが途中までしか収録されていません。クリアした後にメニューを見るとオリジナルストーリーの前編であることが判明します。当然、後編は収録されていません。2.前後編であることはどこを見ても告知されていない。パッケージ、説明書、広告、雑誌の記事、公式サイト、どこを見ても事前に前後編であることは分りません。3.収録作品３６作品以上と宣伝してあるが、実際にストーリーに出てくるのはどんなに甘く見ても１５作品程度。ここでの甘く見るというのは、ストーリーには出てくるが、本当にただいるだけで、ストーリーにまったくといっていいほど絡まなかったり、１戦闘のみ参加といった具合のものも含めてです。残りの作品はというと、クリア後にプレイできるようになる、ミッションモードというもので出てくるのですが、このモード、ようするにひたすら戦闘を繰り返すだけの物で、最初から全キャラ使えるようになっています。つまり、半数以上の作品がただの客寄せパンダになっています。4.今回の目玉の一つに作品を越えて機体の乗換えができることが、雑誌でも大きく取り上げていましたが、できるのはミッションモードのみ。特定の条件を満たせばできるようになるといったことが書いてあるが、それはクリアしてミッションモードでやれという意味で、ストーリー中では一切できない。5.明らかな誇大広告。「サンライズワールドを駆け回って、歴代作品のキャラクター達と巡り会うことができるか！？」とかいてあっても、そもそもストーリーに出てこない。パッケージには、ボトムズの絵が大きく描いてあるが、これもストーリーには出てこない。他にも細かく挙げれば出てきますが、大きい所では以上です。それから、ゲームとは直接関係ないことで、いくつかあります。1.発売元のサンライズインタラクティブの公式ＢＢＳでもかなり批判されているにもかかわらず、正式なコメントは一切発表されていません。それどころかこのゲームの公式サイト自体、全く更新されていません。2.某雑誌のソフトレビューでは「37作品が登場するストーリーなのに1つの物語として完成しているのがすごい！」と書いてありました。広告料の兼ね合いもあるのかも知れませんが、誇張ならともかく、嘘は情報誌としては最低だと思われます。以上、長文となってしまい申し訳ありませんでした。ゲーム暦１８年の中でこれほどユーザーを軽く見たソフトは他に知りません。』(投稿：kanae)

『９月２５日発売の『サンライズワールドウォー』が未完成品というのは本当ですか？発売もとのサンライズインタラクティブのＨＰの掲示板で騒がれているようですが。もしこのことが本当なら、企業側はいったいどうするつもりなんでしょうかね。』(投稿：弥十郎)