売れない「EyeToy:Play」その原因は?

2004年2月22日:売れない「EyeToy:Play」その原因は?
今日は2月11日に発売された「EyeToy:Play」に関してです。まずは投稿を紹介します。

『はじめまして^^いつも楽しく拝見させていただいております。今回投稿しようと思ったのは、以前アイトーイプレイ(以下ETP)についての記事がありましたので、興味を持ち、騙された(失礼)と思い、購入してみました。その感想ですが、確かに斬新で面白いと思いました。カメラにてキャプチャーしたものをゲームに反映させて自分がゲームの中にはいっているようでした。以前のDDRを彷彿とさせる感じもしました。(加えて、NHKの○才テレビ君の中でのゲームを思い起こしたりも…。)鉄アレイなんか持ってやると、現代人の体力ではとても太刀打ちできません。(現状10分くらいで腕が上がらなくなっております。完全たる運動不足ですな。)ETPに関して、騙されて(失礼)よかったかなと思っております。』(投稿:とろろ)

iconicon

■EyeToy:Play

発売日:2004年2月11日
価格:6980円

※画像クリックでPlayStation.comにて予約・購入可能

おいおい、こいつうちらに騙されているぞ。
騙してなんかいません!!
この売れないゲームを買わされるのにどれだけ苦労したか…。感謝しろよ、SCEI。
誰にケンカ売ってるんですか…。
ところで、もう一つ投稿なかったっけ?
これですね。同一人物から2つに分けて投稿がありました。

『Eye-Toyは売り上げ的には完全に失敗したようです(某サイトより)。2月最初の雑談で掲載された通り!?でしたね。自分もあのようなタイプのゲームは日本では売れるのは難しいと思ってました。欧米で○○万本売れた!っていうのは日本ではたいしたアテにならん、ってことですな。』(投稿:ムー)

『つづき。日本ではやはりゲームは原則として触れて楽しく体を動かすゲームより、実にオーソドックスなゲームらしいゲームの方が特に家庭用では圧倒的に多いと思うのです。中高生や一人暮らし、または友達を少し呼んでEye-Toyをやるのはある意味非常に危険なようなイメージを持ちますww。もちろん彼女を呼んで一緒にやるなんて論外ですw。自分にはどういう場面でEye-Toyをやって欲しいのか全くイメージが湧かないし、多くのユーザーもそうだと思うんですよね~。』(投稿:ムー)

なんか勘違いしているようだけど、体を動かすゲームが売れないわけではない。それは「Dance Dance Revolution」なり「太鼓の達人」、「ドンキーコンガ」「剣神ドラゴンクエスト」などを見れば一目瞭然だ。で、正直、こういった考えを持つゲームオタク向けというよりかは、一般層向けに対して売っていくことになるわけだが…。
あまり売れていませんよね。何がいけなかったのでしょう?
いくつも考えられるところがあるのだが、まず第一に売っていきたい層にPRできていないんだよな。このゲーム、一般ユーザー向け、特に低学年層に対してのアピールが必要と思うのだが、それが出来ていない。
低学年層とはどれくらいの年齢の人を指すのでしょう?
年齢で言うと4歳から12歳あたり。こういった年齢層に売っていくには、やはり去年末のクリスマスシーズンに発売するのが一番なのだが、今回はそれが出来なかった。まず、この時点で失敗が確定したようなものだ。極端な話、今年のクリスマスシーズンまで引き延ばしてもよいくらいなのだが、今年は今年で「PSP」の発売が控えているのでそうもいかないんだよな。
他にはどういった問題がありますか?
TVCMが大変まずかった。
そうなんですか?たしか、2003年7月5日に任天堂の「どうぶつの森e+」のTVCMを褒めていましたが、あれと同じく説明系のCMで分かりやすかったと思います。
「どうぶつの森e+」の時は既に「どうぶつの森」が面白いということが分かっていたのでああいったTVCMでもよかったけど、今回のは状況が違うだろ。まず、このゲームが面白いかどうかを伝えなければいけないのに、単にゲームのやり方を説明しても困るんだよ。
ゲームのやり方を説明するTVCM以前には面白さを伝えるCMがあったはずですけど…。
あれじゃあ不十分だろ。面白さを伝えるというより、単にどんなものか興味を示させるだけでしかない。もっと面白いことを伝えるCMが必要だった。
なにはともあれ。
負け犬は去れ、と。
約1年ぶりですね、その発言。
キミが振ってくれないからな。
そんなつもりで言ったことありません!!

直近、直後の話題

1つ過去の話題:「FF11ジラート」2月実施バージョンアップ
1つ新しい話題:「TFLO」取り上げてから早1年…

『売れない「EyeToy:Play」その原因は?』へのトラックバック

トラックバックURL: https://www.makonako.com/mt/mt-tb.cgi/593