来週発売「ガンスリンガーガールVolume.III」の売り方の続編
2004年8月6日:来週発売「ガンスリンガーガールVolume.III」の売り方の続編 | |||
6月13日に取り上げた「ガンスリンガーガール」の売り方に関して投稿が届いています。あなたが言っていた返品可能というのは嘘みたいですよ。 | |||
!! | |||
では、投稿行ってみましょう。 『DVDの返品についてですが、基本的には返品不可です、なぜ、基本的にはといいますと、実際はメーカーがお店に無理を言って多量の入荷をお願いする場合などがあります、そして大量に入荷したものが売れなかった場合などは返品を認めることがあります。後はそのお店とメーカーの付き合いがありまして今月はいくら分の返品をしていいといった条件をつけてくれるメーカーもあります。ですがDVDはまず返品できないと思っていただいたほうが一般の人はいいのかなと思います。』(投稿) 『ゲームは扱っていませんが、CD・DVDの小売店の人間です。ガンスリの売り方の記事に関して。基本的に、DVDは返品条件はありません。一部、S級タイトルや1500円シリーズなどのメーカー施策のものが返品条件ありとなっています。(最近だと、TSUTAYAがメーカーとの交渉で、ラストサムライを完全返品フリーで仕入れてます。)ですので、一部店舗で仕入れを割って販売しているものは、単に不良在庫を吐いているだけと言うことです。売れば赤字だが、少しでも現金化しようということです。ちなみに、ガンスリの件ですが、業界誌に載っていたマーベラスに関する記事をそのまま鵜呑みにすると、単なるアニメDVDとして流通した場合は1万枚売れればヒットですが、ゲームの流通で出すと、5万枚くらいを目標に流通できる(小売店に買わせられる)ということらしいです。ですので、あの価格でゲーム+アニメを一緒にしても、元の数が多いだけ、利益が取れるというからくり。』(投稿) |
|||
ちょっと待て。 | |||
なんでしょう? | |||
こっちの投稿読めよ。 | |||
……。 | |||
寝てごまかそうとは、こっちで読むぞ。 『こんにちは、初めて投稿させていただきます。さて6月13日付けの記事の中で「DVDの返品は出来るのか」との疑問が出てたので気になって投稿したしました。私はコンビニでアルバイトをしていますが。入荷して一定時間が過ぎると本部から返品の案内が来ます。そして返品が出来るようになるのです。コンビニでも返品が出来るので多分ほかのところでもDVDの返品は出来ると思います。それでは乱字乱文失礼しました。』(投稿:匿名希望) 『6月13日のガンスリンガーガールでの話題の中で言っていた、DVDの返品ができるかどうかについてですが、DVDは返品できます。今、DVDを販売しているところでアルバイトをしいて、返品作業もやっているので間違いありません。』(投稿:EST) 『DVDソフトを販売している者です。まず答えは「返品可」です。メーカーによっては返品不可もありますが、バンダイは返品可です。しかし、返品は簡単にできるものでなく、できたとしても全仕入れの1割程度と思ってもらってOKです。20世紀FOXやワーナーのような大手なら返品商品も多いのですが、「バンダイはメーカーの意向で返品できますよ」なんて聞いたことありません。バンダイの商品を返品するなら「定期返品枠」という一カ月に一度ある「金額指定返品」です。これは店の規模によって金額は違うのですが、指定の金額分返品できるという仕組みです。まあ、バンダイのDVD返すなら、売れ残ったビデオを先に処分しますがね・・・。しかし特殊な例として「バンダイの特約店」ってのがあります。私の仕事先は特約店ではないので詳しくはわからないのですが、特約店は普通の販売店より仕入数が何倍も多いです。その分、返品できる数は多いかもしれません。なんで、バンダイの商品は返品を前提として仕入をすることなんて特約店(アニメ専門店がほとんどを占めるようになると思います)意外ないと思います。』(投稿) 『先日の「DVD返品可能か」という話の情報提供です。アダルト関係のDVD等であれば「買い切り」と「委託」という販売方法があります。「買い切り」の場合、通常通りメーカー・問屋から販売店が買って販売する方法、「委託」はメーカー・問屋の代理販売という形式でお店が販売して商品が売れたら販売金額から仕入金額をメーカー等に支払うというものです。ただ、最低でも毎月1回は棚卸をしないといけない(多い所は毎週1回)ので大手販売店ほど導入していない事が多いです。それと洋画などのDVDで委託販売は一部問屋がおこなっているのですがアニメDVDに関して委託販売は全く聞いた事がないです。』(投稿:ボー) 『先ほど「DVD返品可能か?」の情報提供補足です。委託販売の際はメーカーによってマチマチなのですが返品可能です。早いメーカー等であれば3ヶ月遅いメーカーでも発売から2年くらいで返品回収をします。』(投稿:ボー) |
|||
……。 | |||
返品可能じゃないか。 | |||
自分の意見を正当化しないでください!! | |||
正当化もなにも、事実だろうが!! | |||
今回はたまたまです。 | |||
!! | |||
他にもこういった投稿がありました。 『以前本屋でバイトしていた者です。DVD等は流通ルートによって返品可能・不可能に分かれます。その運命の分かれ道は「問屋」です。CD店で扱われる音楽CD・ビデオ・DVDは基本的に返品不可(例外もあるそうです)。それに対して、本屋ではマルチメディア扱いとして返品可能です。ただ、本の問屋なので、洋画など直接本と関係ない物は、ビッグタイトルや有名原作本に限られます。書籍の関連グッズという名義で、音楽系の問屋と競合しないようにしているからです。本屋で返品できない物は客注文品と返品不可出版社(含倒産)と返品期限切れ品です。返品可能=値段が下がらない(他店が安くても値段を下げられない)返品不可=値崩れしやすい(小売り店が身を削る)ゲームとは直接関係ありませんが参考になれば幸いです。』(投稿:みきはる) 『DVDも再販制度の適用はないみたいです。』(投稿) |
|||
少なくとも再販制度の適用対象でないということがわかっただけでもありがたいことですな。 | |||
他に、売り方に関しての投稿もいくつか届いています。 『ガンスリンガーガールのDVDとゲームのセットのお話についてーたしか・・・・・の話なんですが、アニメというのは製作に結構お金がかかり、それの回収にDVDやグッズなどの副収入を見込んでいるそうです。で、ガンスリンガーガールなのですが、これは欧州からのオファーで向こうでも放送されるため、その時点で、製作費用の半分以上が回収できているそうです。ですから、これ以上お金を儲ける必要があまりなく、目玉商品として、あのような形での販売が可能になったのではないでしょうか・・・』(投稿:ELLE) 『GUNSLINGER GIRL についての考察です。DVDが返品可能かどうかはともかく、DVDのヒットの目安は1万本だそうです。対してゲームのヒットは10万本からと言われています。合わせて売ることで、少なくとも、Vol.1だけで3万本くらいは出荷されたと思います。DVDの制作サイドからすると、他のDVDと同じコストで、通常よりも売れているということになります。作品はTV放映後のため、回収は相当容易かと。また、ゲームの制作サイドからすると、全3巻とはいえ出来からしても通常の1本分以下のコストしかかかってないと思います。つまり全3巻で合計10万本出荷できればいいんじゃないでしょうか。DVD付きのお得感からも、コスト以上の回収は充分見込めると思います。しかも、GUNSLINGER GIRL は 7000円以上と通常よりも高く価格設定されています。まあ3巻合わせても10万本いかないでしょうが、少なくともDVD、ゲームを別々で売るよりは、よほど出荷できると思うのですが、如何でしょうか。』(投稿:なこまこ) |
|||
1つ目の稼がなくていいというのはちと違うような気がするが。まあ、こんな感じということで。 | |||
最後に、この方法を考えた会社ですが、前回の話ではバンダイが考えたように言っていましたが、投稿を見る限りではバンダイは関係なかったようです。 『ガンスリンガーガールの売り方についてなんですが、アニメの版権はバンダイには無く、版権元のメディアワークスが販売戦略としてゲームと一緒に売る方法をとったそうです。DVD市場より大きいゲーム市場に出すことにより、多くの人に見てもらい関連商品への影響を大きくしようとしたってことじゃないでしょうか。DVDとして売ったとしてもどの道同じ値段でしょうから。』(投稿) |
|||
……。 | |||
あんなに失礼な発言をしておいて寝てごまかすんじゃありません!! | |||
大変失礼いたしました。 | |||
よろしい。 | |||
そんなわけで、お詫びの意味も兼ねてこの発売1週間前に告知してあげよう。 | |||
|
|||
8月12日発売です。ゲームとDVDの両方付いていて、DVDはテレビアニメは第10話から第13話の4話分収録されています。ファンの人は買い忘れの無いように注意しましょうね。 | |||
うむ、よくやった。 | |||
えへへ。 | |||
お詫びの意味もかねての告知、よくやった。 | |||
そんな何度も褒めないでくださいよ。照れるじゃありませんか。 | |||
うむ。そこでこの投稿だ。 『ガンスリンガーガールVol.3の発売日が間違っていますよ。正しくは8月19日です。早めに直した方が良いかと。』(投稿:seele) |
|||
!! | |||
お詫びの意味も兼ねてさらに嫌がらせをするとは…、立派になったなぁ。 | |||
す、すみませんでした!! |