任天堂とエンターブレインの争いが終了

2005年4月13日:任天堂とエンターブレインの争いが終了
投稿です。

『やっとというかなんというか、FE_TS裁判の決着がつきましたね。そしてゲーム対決となるわけですが・・・。』(投稿)

もっと血みどろの戦いを演じてくれれば面白かったのだが。
血みどろってどんなことを?
任天堂がファミ通に広告出稿しないとか、逆にファミ通が任天堂バッシング始めるとか。
……。
これくらいやってくれればゲーム業界も盛り上がったんだけどなぁ。
そこまで幼稚な行動は取らないですよ。
コナミは広告出稿しない時期があったけどな。
別にコナミが幼稚といっているわけではありませんよ。
あの時のコナミは光り輝いていたね。少しだけ見直したものなのだが。
ファミ通に情報が掲載されないことによるデメリットがどれくらいあったのかは知りたいところですね。
このあたり、誰か検証してくれれば良いのだが。
さて、投稿にもありますように、次はゲーム対決です。任天堂からは「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡」が、エンターブレインからは「ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ」が発売されます。

■ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

発売日:2005年4月20日
価格:6800円

※画像クリックでamazon.co.jpにて予約・購入可能

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■ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ

発売日:2005年5月26日
価格:7140円

予約特典として「護符アクセサリー」が付いてくる。

※画像クリックでPlayStation.comにて予約・購入可能

「ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ」はもともと4月28日に発売予定だったのだが、1ヶ月延期になりましたな。
もし、4月28日でしたら直接対決が見られるところでした。
気を利かせてのことなのか、それとも単に開発が間に合っていないのかはわからないが、日をずらしたのは正解かと。
対決と言うと、出荷本数あたりで勝負となりますかね?
ただ、土俵が違うしねぇ。
ちなみに、予想としては?
良くて30万本くらいじゃないか?共にケチの付いたタイトルだし、新たにユーザーを獲得できるタイトルでも無いので。今のユーザーは面倒なゲームをやらない傾向にあるので、今後益々この手のシミュレーションゲームは廃れていくかと。
残念なことですね。
「ファイアーエムブレム」はNINTENDO64で発売されなかったこともあり、正当なシリーズとしてはスーパーファミコン以来となるので、この辺りが既存のユーザーの興味を惹けるかがポイントですな。
なるほど。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:諸君らが愛してくれたガンダムは死んだ。なぜだ!?
1つ新しい話題:「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」発売時期が決定!

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『任天堂とエンターブレインの争いが終了』へのコメント

>「ファイアーエムブレム」はNINTENDO64で発売されなかったこともあり、正当なシリーズとしてはスーパーファミコン以来となるので

GBAの三作は正当なシリーズでは無いのですか。
そうですか。

投稿者 : 匿名

裁判の結果はどうだったんですか?発売するってことは…。そこはかとなく、今日のWBSで携帯ゲーム機について取り上げるそうですね。ついでに結果流してくれるかな?

投稿者 : 匿名

裁判は地裁がeb勝利→任天堂上告→高裁で任天堂勝利→任天堂が上告→任天堂の上告を最高裁が棄却、という流れだったと思います。
任天堂が上告で勝利した点は、「TSがFEの続編かのように宣伝した点」で有り、類似点は問題無いという判決でした。(故に宣伝にさえ気をつければTS続編等問題無し)

双方、名前にケチは付きましたが会社や名前に縛られる事無く、面白い作品ならきちんと評価されると良いなと思います。

投稿者 : 匿名

コナミとファミ通仲悪かったのは知ってるけど、
理由は知りませんでした。なぜか知ってる方いますか?

投稿者 : 匿名

個人的には一番良い終わり方だったかな、と。流石にブランド丸借りはどうかと思いましたしね。
(まあ原作者が他社で続編を書く事は出版業界的には珍しくも無いと思いますが、規模的に違うでしょうし。)
そこもebから任天堂にはFEブランドに対してのの賠償は行われましたし、FEの原作者の作るSRPGも別の形で残る事を許されました。
一ユーザー的には「選択」の幅が広がる分有り難いです。

どちらか一つが残らなければと言うなら、ゲームなんですし面白く無い方が淘汰されて行けば良いんですよ。
現に(面白いかは別として)TSの続編は最早類似品では無い変化が行われましたし。
任天堂も堂々と返り討ちにしてやれば良いだけの話しです。

投稿者 : 匿名

FEのためにGC本体ごと買おうか迷ってる。

投稿者 : 匿名

裁判結果
最高裁への上告棄却により高裁の判決結果で決着
任天堂側要求:約2億6000万円
裁判結果:約7600万円(TSの売り上げの3%)

判例の全文は日本ユニ著作権センターのHPの裁判の記録(H16年11月24日)で
閲覧可能なので詳しく知りたい人はそちらへどうぞ。

投稿者 : 匿名

裁判は著作権違反は認められなかったものの、任天堂側の主張を一部認めてエンターブレイン側に約7600万円の支払いが命じられましたよ。

投稿者 : 匿名

87~8年ごろ、ベーマガでファルコムの広告が一時途絶えていた時期があったと思うんですけど、あれは古代祐三がらみで何かあったんでしょうか

投稿者 : kage

高裁で任天堂が勝訴したってのは、まあそうなんだが、普通に見て任天堂の主張はほとんど認められていない。
だからこそ任天堂は上告してたわけ。
認められた賠償にしても、金額的にはあまり影響のないレベルだろうし。

まあ俺にいわせれば、ゲームの“続編”という考え方自体を裁判所は理解してないと思う。
ストーリー的つながりがないのだから、小説や映画などの続編とはまったく違う。
ゲームの続編というのは、一般的に作ってる人に重点が置かれている。
映画でいえば、監督が同じってぐらいの意味しかない。
ゲームの場合は作ってる人の知名度が低いために、“続編”といういわれ方をすることが多いだけ。
作っている人が同じで、その人が続編だといえば続編でしょ。
そういうことがわかれば、不正競争なんてなるはずはないのだが。

今回はたまたま似たようなゲームであったから判決出しやすかったわけだが、
まったく違うゲームになっていた場合どうだったかな。

高裁の判断は、ゲームの続編を映画や小説の続編に当てはめてしまうと今のような判決になるということだろうな。

せめて、FEを作ったのは誰なのかってことが争われれば意味があったのだが、
FEの権利が誰にあるのかの確認しかしてなくて、あれじゃあ意味がない。

投稿者 : 匿名

エンターブレイン、やったもん勝ちですな。
続編発言で一気に注目集めたんだから、、、
あれがなかったらまったく注目されず売れなかったでしょう。

投稿者 : tako

>>せめて、FEを作ったのは誰なのかってことが争われれば意味があったのだが


作ったのはインテリジェントシステムズの「人達」ですよ。
加賀さんが一人で作ったとでも?
制作費も加賀さん個人のお金で作ったとでも?
だからこそ、作品の権利がどこにあるのかという事をはっきりさせるのは大切だと思いますね。
作品の類似性に問題はないという今回の決着は、個人的には
良かったと思います。(FE、TSのどちらのシリーズも好きなので)

投稿者 : 匿名

FE処女作は、ほぼK氏一人で作ったようなものだった気が。
お金は任天堂が出したんでしょうが。
本の業界と差別されてる方がいますが編集、アシスタント、出版社という違いだけで
個人的にはたいして今回の例と違いを感じません。
(映画化やゲーム化等展開を重ねる以上、規模的には等しいと思っています)

勿論FEブランドはK氏一人で築いた訳では無いと思いますが
一方でK氏が居なければFEが誕生しなかったのも確かです。

ebはブランド料を払いました。FEブランドは任天堂に残りました。
これで良いんじゃないでしょうかねー。

投稿者 : 匿名

30万本予想ってもしかしてファイアーエムブレムの方ですかね?普通に楽しみで買う予定もありますがさすがにそれは無理なのではと。
土俵が有利なベルウィックサーガでもその数字ぎりぎりだと思います。

投稿者 : ray

もうFEシリーズ糞でしょ?GBA以来ね。
TSシリーズに期待でしょ

投稿者 : 大輔

30万本上限を予想しているのはベルウィックの方でしょうね
蒼炎の方はあのゲームキューブですからね

本や映画等は、著者の権利が大きく買われているというのに、ゲームになるとこの地位はまったくと言っていいほど無いです
加賀氏がISを退社し自分の会社で作ろうとした理由がわかるます
今回の判決がクリエイターの権利を少しでも守るものになればいいなと思います

>>takoさん
ゲームの開発と言うものは団体作業ですが、船頭多くて船山登るというのでは話になりません
加賀氏あってこそのゲームの面白さになってたと思います
言ってしまえば、プログラマやグラフィッカーの創作性は話のの面白さに殆ど直結しません
見た目やプログラム技術だけでゲームが面白くなるなら、ISのスタッフの物だと言えるかもしれませんがね

投稿者 : よと

「ゲームを作った人」という意味が通じてなかったかな。
よく考えて欲しいね。
そこが争われなかったから、あの裁判では駄目だと言ったわけ。

どこに権利があるかは関係ないよ。それは、映画とか小説で「続編のXXX」と言ってしまった場合。
ゲームの“続編”というのは、誰が作ったのかって言うほどの意味しかないんだからさ。

制作費がどうとか、他のスタッフがどうとかってのは関係ない。
それは権利としてちゃんとしてるわけで、そこの侵害はないって判決で出ている。

賠償が認められたのは不正競争防止の部分で、そこが裁判所はわかってないっての。

ebにしたら、その程度の金を払えばいいのならそれで良いと。確かに高いが、売上からしたら払えない額でもないと。
最高裁まで争っても、今回の高裁の判断は「常識的」ではあるため覆すのは難しいってことだろ。
一方、任天堂の馬鹿らしい請求はきちんと退けられているわけで、eb的にはそんなに不満もないってことだろうな。
任天堂にしたら、まったくと言っていいぐらい要求が通ってないんだから、上告は当然。
しかし、棄却も当然だろう。

投稿者 : 匿名

>>加賀氏あってこそのゲームの面白さになってたと思います
言ってしまえば、プログラマやグラフィッカーの創作性は話のの面白さに殆ど直結しません
見た目やプログラム技術だけでゲームが面白くなるなら、ISのスタッフの物だと言えるかもしれませんがね


別に自分は権利がどちらの物だとは言ってませんし、どちらの物であるべきかというのはよく分かりません。
ただ、曖昧なままは良くないだろうと。
それと、プログラマやグラフィッカーの仕事はゲームの面白さに
大いに関係すると思いますよ。
ものすごく魅力的なストーリーや世界観でも、操作性やキーレスポンスなどのユーザーインターフェイス、画面の見易さ、ロードの長さ等がダメだとゲームとしては面白くなくなっちゃうんですよね。
小説とかならそれだけで面白いんですが。
結局どちらか一方ではダメなんだなぁというのを最近のFEを
プレイしてると特にそう思います。

投稿者 : 匿名

そもそも会社の一員としてFEを作ったのですから、
特別な契約をしていないかぎり、FEというタイトル自体は会社のものになるんじゃないでしょうか。
FEのシステムはアイデアであって、著作権では保護されないとされたようですが。

ちなみにFE蒼炎とBSの各々の売上目標は、
FE蒼炎が15万本で、BSが50万本だそうです。

投稿者 : 匿名

yoto氏へ
私に宛ててるがどの発言に?

あなたの言う通り、ゲーム開発は団体作業ですのでゲーム製作は一人の手柄ではありません。
青色発光ダイオードで自分が付けた弁護士からも和解勧告勧められて切れてた人がいましたが同人でないかぎり、会社の費用と人間を使っている限りFEの成功は加賀氏個人のモノではなく会社全体のモノである。
失敗して損害した場合、加賀氏が持つと言うのなら話は別ですが、、、、、、失敗してもリスクは負わない、成功はすべて自分の手柄では人間社会が崩壊します。

投稿者 : tako

確かに、加賀氏はFEの制作に特に大きく寄与した人物だと思います。
でもね、その現場にいた人間でもない限り断言は出来ませんよ。

私の知っているあるゲームの例をあげると……
最初に企画したスタッフは退社や部署の移動などで制作に入る前に降板、
その後、なんと監督不在で2年間制作が進行、スタッフが入れ替わりつつ発売の9ヶ月前に正式にディレクターとプロデューサーが決定してなんとか世に出ました。

雑誌で自作を語るこのゲームのプロデューサーは、もちろん制作には関わっていません(参加したのが制作後半なので、自分は広報のみに専念すると宣言していました)
企画成立時からのスタッフも一人もいません、……では、このゲームの作者はだれ?

一部の例外を除けば、ゲーム制作において作者と呼べる個人が存在するなんてのは幻想だと断言できます。
そしてFEにおいても、リーダーである加賀氏以外にもゲームの完成に大きく貢献した『作者達』が何人も存在しただろうことは容易に想像できます。

ちなみに、文中で語った「作者のいないゲーム」ですが、売上は30万本程度ながら良作と評判になり、後に移植もされました。
傑出した才能の『作者』がいてこそ面白いゲームが生まれるってのも幻想だと思いますね、私は。

投稿者 : 匿名

ゲーム製作は会社の資金、そして大勢で作ってるものだからその権利は当然その会社にあると思う。そういう意味では青色発光ダイオードの件に関しては否定的な考えです(まぁ、当初の3万円という報奨金の額はあまりにひどいですが)。

ただ・・・特に創作物に関しては、似たものを作ってしまうのは製作者の感性とかもあるからしょうがなくないですか?
個性を取り上げられたら何も作れなくなっちゃいますよ・・・。
ついでに言うと会社で培った「経験、技術」なんかも当然個人の権利だと思います。

今回の件はファミ通インタビューで続編云々言ったことだけ。そういう意味で裁判の結果はきわめて妥当かと。

投稿者 : rr

>>takoさん
レス先間違えました
ここは発言者の情報が下に来るのですね


確かに団体で作ったものなので加賀氏個人の物ではないです
でもそれは「ファイアーエムブレム」という作品だけに対してですよね
会社を辞めた理由は加賀氏本人にしかわからないでしょうが、役職を与えられちゃんとした報酬が与えられていたならば、普通は辞めたりしなかったのじゃないかと思っているのです
辞めてまで作りたかった自分の作品を、元いた会社にこういう形で訴えられた背景には何かあるのだと思ってます

しかしながら裁判で「FEとTSは関係が無く著作権の侵害をしていない」とされ、ファミ通での取り上げ方に問題があり「不当競走」のみで支払いが出ています
難しい裁判だったと思いますが、この判決が出てよかったと思っています
個人の創造・技術が会社の物に全てなるという判決が出ようものなら、ゲームクリエイターは独立も移籍もままならなくなったでしょうから

投稿者 : よと

人が辞める理由なんてのは、あなたが仰るように本人にしか分かりません。
でも、訴えたられたきっかけは、ファミ通の記事やその中での加賀氏のインタビュー、それにゲームのタイトルでしょう。
その時点でまず任天堂から警告があってますし。
あれは任天堂がそれを行うに足る記事でした。

ただ、ここで著作権法違反まで認められると、
ゲーム制作の自由度が極端に下がりかねないので、
そこを認めなかったのは妥当な判断だったと思いますけど。

あと、よとさんの先のプログラマーやグラフィッカーに対する発言は、彼らへの侮辱だと思いますよ。

投稿者 : 匿名

ゲームの権利は基本的に会社のものでしょう、一人一人が権利を主張し始めたらきりがないし。
まぁ「めでたしめでたし」の大団円で終わったから良かったよ。
個人的にはTSの続編が出るのはとても嬉しいな。
GBAのFEは全部途中で飽きて止めたしね。
聖戦の系譜やトラキアや紋章は大好きだったのにGBAで萎えた。
だがTSは面白かった、良い意味で原点に返った感じ。
だからFEはもうやらんがTSは恐らくやり続けると思う。
ebさん期待してまっせ。

投稿者 : 天海悠

スクウェアのヒゲがFFの続編ともとれるソフトタイトルをつけたRPGをX-BOXで販売したような事件だったようですね。
ぶっちゃけ独立したくせに辞めた会社の仕事をぷんぷん匂わせる女々しさにはゲンネリします。

判決はまっとうですね。これ以上望むのは図々しい。
マナー違反の制裁には妥当でしょう。

投稿者 : 匿名

そもそも初代FEは加賀氏がアイディアを出したものの、そのアイディアを整理したのは任天堂(もといIS)のスタッフ。
BS見れば分かるが、全然整理がいきとどいていない。
とにかくつけたいものをつけましたという感じ。
これ見ればどれだけ任天堂が関わってきたか分かるだろう。

投稿者 : 匿名

そうですね~任天堂を始め古参メーカ(コナミ等)は安定した作りを期待できますが、PS等次世代機になってからの新参メーカーは糞ですね。ムービーと絵だけでゲーム性もストーリーなどのオリジナリティも殆どない。というかパクるなよ、全く変化のない続編作るなよってとこですか。
K氏もそうですが移籍や独立したクリエイターが、以前所属していた会社のゲームと同じような物を作る例は多いですね。(FFタクティクスとか)
今回の裁判にはこの辺の新しい判例を期待していたのですが。
ジャンルが被るのはまだしも中身までってのはちょっと・・
ちなみにFEは好きですが、TSは嫌いです。面白くないし。まあ昨今のFEも似たような物ですがね・・BSも微妙

投稿者 : D

BSが50万が目標なんて
そんなに行くわけない。

投稿者 : ?

ベルサガがFEの後継者とはとても言い難いね。
ベルサガには加賀って人は関わっていなかったらしいし。
シナリオとか不評のばっか。
TSシリーズは落ちぶれていくだけ。

投稿者 : ・・

確定情報が見当たりませんでしたが、
最終販売本数はFE・BSとも15万くらいで
BSがやや多いといった所でしょうか。
両方ともGBA聖魔の光石より売れてないのは間違いなさそうです。
今年はBS・1年戦争と上を見すぎたソフトが失笑を買っていますが、
ローグがこれらに続くのか見ものですね。

初心者を突き離さないFEと
一見さんお断りのTSって所でしょうか。
シナリオはこき下ろされたりネタにされてますが
歯ごたえのある難易度では好評を得ているようですし。

投稿者 : 匿名