楽屋裏(魔神ぐり子)をお薦めしてみる

2007年1月28日:楽屋裏(魔神ぐり子)をお薦めしてみる
今週は特にこれといったゲームソフトが発売されないので、おすすめ漫画の紹介をしてみる。
今回は何を?
魔神ぐり子の「楽屋裏」だ。ちなみに、「魔神ぐり子」は「まがみぐりこ」と読む。「まじんぐりこ」では無いので注意が必要だ。
人に言われて初めて気がつきます。
これは表紙からしてすごいですね。
ああ、表紙の3/4が帯になっていて、絵も何も無い、他の作家のコメントのみが表示されている。
ですが、書かれているコメントの作家が有名ですね。峰倉かずや先生や東まゆみ先生がコメントを寄せています。
峰倉かずやは「最遊記」が有名だ。何度もアニメにもなっているので、知っている人が多いだろう。
東まゆみ先生は「スターオーシャン セカンドストーリー」の漫画を担当していた方です。こちらも東まゆみ先生の絵柄でアニメになっています。
amazon.co.jpでは表紙が用意されていませんでしたのでそれぞれのコメントを読みます。

『もはやコレは「裏」でもなんでもない。作家と編集の、表立ったありのままの姿だと思います。』(峰倉かずや)

『相変わらず終始スタートダッシュで逆走なテンション!そのセンスには嫉妬すら覚える(笑)』(東まゆみ)

裏表紙の帯にも多くの方のコメントが掲載されています。また、4コマ漫画で絵柄をやっと確認することができます。
帯を取ると、表紙にもイラストがあるけど、微妙なイラストなので、正直、この帯のままの方がいいけどな。
……。
それにしても、最初、この本を見た時、峰倉かずやが書いているのかと思ったよ。
名前が本来の作家より大きく書かれていますからね。
で、本の内容だが、普通のコマ割りと4コマとがごちゃ混ぜになっているギャグ漫画となっている。峰倉かずやのコメントの通り、作家と編集とのやり取りを主で構成されていて、エッセイ漫画とでも言えばいいのか。もちろん、作っている部分も多々あるんだろうけど。
ギャグが冴えていますよね。
「急に来たので」ネタがすごく面白かったよ。
時事ネタもありますので、単行本になると分かりにくいネタもいくつかあります。
何より笑えたのがポーションネタ。スクウェアエニックスより発売された「ポーション」という飲み物があるのだが、これには青色1号という発がん性の疑いのある物質が入っているんだ。明言はしていないけど、これに絡んだネタを書いたり。
……。
元々、この魔神ぐり子はエニックス系の漫画雑誌に連載をしていたこともあったのだが、エニックスお家騒動とほぼ同時期にあった旧一賽社への峰倉かずやらが移動したのと絡んでか、最終的には移動したっぽい。魔神ぐり子を調べようとしてもWikiなどにまとめられていないので、詳細はわからんけど。最終的に「コミックゼロサム」で連載していることを考えると、エニックス系にいい思いはないのかなぁ、とか思ったり。そう考えると、余計この手のネタが面白く感じられるわけよ。
作中にある出版社の人に拾ってもらったというのはエニックスの可能性が高いですしね。
エニックス時代には「わくわくぷよぷよダンジョン」を描かれていましたね。全3巻発売されています。
あと、表題の「楽屋裏」の他に、2種類の漫画も収録されている。どちらもギャグ漫画なので、気楽に読み薦められるだろう。
この2作品のギャグも冴えています。
この漫画はマイナーな部類にはいると思いますので、地方のお店では見つけにくいと思います。amazon.co.jpの「楽屋裏(魔神ぐり子)」などのオンラインショップでお買い求めください。定価680円ですので、送料無料になるよう、他のものを購入する時についで買いしてもらえると良いと思います。
ここからは追記です。amazon.co.jpで表紙の画像が用意されたね。

■楽屋裏 第1巻

発売日:2007年1月25日
価格:680円

著:魔神ぐり子

※画像クリックでamazon.co.jpにて予約・購入可能

帯が付いた状態の画像となっていますので、最初の方に話したことがご理解いただけるかと思います。中身も面白いので、是非お手にとってお読みください。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:「まこなこ」同人誌2冊セット、まもなく販売終了
1つ新しい話題:PSPでも面白いソフトは売れる

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『楽屋裏(魔神ぐり子)をお薦めしてみる』へのコメント

魔神ぐり子…物凄く懐かしい。
久しぶりにDQ4コマが読みたくなった。

投稿者 : 匿名

この人の名前見たの何年ぶりだろ。
ダークな話が多いから結構好きだったが

投稿者 : 匿名

なつかしー。この人まだ漫画描いてたんだ・・・
この人のギャグ漫画好きだったよ

投稿者 : 匿名

魔神ぐり子か、懐かしいな。ドラクエ4コマ描いてた人だ。
エニックス系雑誌はその後ほとんど読んでないからオリジナルは知らないが、数いる4コマ作家の中で名前覚えてる何人かの一人だから、面白かったんだと思う。まだ漫画家続けてたんだな。

投稿者 : 匿名

この方ドラゴンクエスト4コマ劇場出身ですね(´・ω・`)

投稿者 : 匿名

この人の二頭身キャラの描き方が好きじゃない

投稿者 : 匿名

「スターオーシャン セカンドストーリー」って古いな
「EREMENTAR GERAD」ぐらいにしてよ

投稿者 : 匿名

ここでその名前を聞く事になるとは思わなかった
ってか、また名前を聞く事ができるとは思わなかった
単行本にはなって無いけど、ガンガンとかでも今回の様な漫画を連載してたな
結構好きでした

投稿者 : 匿名

魔神さん……。
最近見かけないと思ったらこんな事してたのか。
ポケモンのネタとか、モンスターファームのネタとか。
(画力はさておき)当時小学生だった俺の好きな作家さんだったなぁ

投稿者 : 匿名

魔神ぐり子・・・生きてたんだ。なつかしい。
ガンガン本誌で連載してた「わくわくマンガ家への道」とその続編「コインランドリー」とかの方が有名ではないかと思われる。
なんか最後の方がグダグダでそのまま消えていった…。

投稿者 : 匿名

魔神ぐり子がもっとも輝いたのって
スーパーマリオ64の4コマ漫画だろうが。

投稿者 : 匿名

確かにパッと見、峰倉かずやの本みたいだ。

投稿者 : 匿名

>「スターオーシャン セカンドストーリー」って古いな
>「EREMENTAR GERAD」ぐらいにしてよ

あえてナイトウォーカーと
ヴァンパイアセイヴァーといってみる

投稿者 : 匿名

ここのコメント見てオッサンが多いことを確信した。

投稿者 : 匿名

自分にとってはGファンのわくぷよダンジョン。続きが読みたいよ…
一時入院とか噂があったけど、元気そうで何よりだ

投稿者 : 匿名

ドラクエ4コマ時代からファンです。
芳文社に復活して!!

投稿者 : ホラーボール