バンダイナムコが人事刷新、旧ナムコ側の人間が社長に、バンダイナムコは今後どうなるか
2009年1月30日:バンダイナムコが人事刷新、旧ナムコ側の人間が社長に、バンダイナムコは今後どうなるか | |
投稿がありましたので紹介します。 『バンナムが人事異動しましたね。今回の異動について、どうお考えですか?』(投稿) 『バンダイナムコホールディングスは2009年1月28日実施の取締役会で、代表取締役会長及び代表取締役社長の新人事を決議したと発表したそうです。』(投稿) |
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なんでこんなどうでも良さそうなものに関しての投稿が2つも来ているんだ。他のゲームに関する投稿はあまり来なくなったのに…。 | |
さあ…。 | |
今回の人事異動は、現在のバンダイナムコホールディングスの社長である高須武男さんが会長に、そして、バンダイナムコゲームスの方の社長である石川祝男さんが、バンダイナムコホールディングスの社長になりました。さらに、バンダイナムコゲームスの社長には、現在の副社長である鵜之澤伸さんが繰り上がる形で社長になりましたね。 | |
これらの動きによって、バンダイナムコがどう変わるか注目ですね。どう変わっていくのでしょうか? | |
あんまり変わらんでしょ。 | |
そんな…。 | |
上が変わったからといって、そうそうたやすく下が変わるわけじゃない。 | |
社員の方々ということですか? | |
ぬるま湯につかっているような人間が多い会社だし、どうにもならんだろ。 | |
ぬるま湯ですか…。 | |
まあ、少しまともに語るとだな。 | |
最初からやりなさいっての…。 | |
今度会長になる高須武男は、過去にも何度か取り上げたけど、数字だけの人間なんだよね。 | |
数字だけの人!? | |
こう数字だけの人、とかいうとややもすれば否定的に捉えられてしまうかもしれないけど、数字をしっかり見ていく必要もあるし、それが重視される時期はある。会社が傾いている時などは特にこの数字というものが大事になる。実際、旧バンダイが会社を傾けた時に活躍し、立て直したのが高須武男でもあるわけだし、やはりそこは評価されるべきだろう。ただ…。 | |
ただ? | |
長くやりすぎたよな。本当は、立て直した後は再びコンテンツメーカーとして、コンテンツの制作に積極的に前に出ていけるような、そうした人をトップとすべきところを、いつまでたっても居すぎたために、結果として昨今の状況を招いている。そして極めつけは、粉飾のようなことをやりだす。 | |
粉飾!? | |
実際には粉飾ではなく、合法的決算操作なわけだが、以前にも取り上げた土地を自社が関連してそうなところに売り、経常利益を嵩上げしたりした。ここで得られた資金を有効に活用してさらなる企業発展のために使うのであれば、それはそれで褒められるべきことだったのだが、やっているのは自社株買いで、何らものを生み出さない行為でしかない。このあたりを見ると、ちょっと器じゃないかな、と。 再建屋にはなりうるが、ビジョナリーカンパニーを築き上げる人物ではないと、このように捉えられる。 | |
では、新たにバンダイナムコの社長になられる石川祝男さんは、どういう人なのでしょうか? | |
この人は、粉飾をしない人だよな。 | |
それはいったいどこでわかるのでしょうか? | |
容姿を見ればわかるだろ? | |
容姿で!? | |
パッと頭を見てもらえればわかるように、ヅラとかつけてないんだよな。この飾らないという部分を見ただけで、すべてがわかるよな。 | |
あんた、くだらないこと言ってるとぶっ飛ばしますよ…。 | |
でもね、冗談のように言ったけど、実際、そんなもんだと思うよ。先の経常利益嵩上げのようなことは、いわば飾りだよな。そうしたことに力を注ぐか、それとも本来やるべきことに力を注ぐか。石川祝男はナムコ側の人間だったんだけど、開発などに近い立場にいたり、お蔵入りしそうな案件をピックアップして、結果として成功させたりといったような人物だし、コンテンツを作る、物を作るという会社にとっては、決して悪くない人材だと思われる。 | |
最初からそういうことのみを言ってくださいよ。 | |
バンダイナムコという会社はゲームだけでなく、おもちゃであったり、アニメであったりと、さまざまなクリエイティビティが必要なものを手がけているだけに、こうした人物がトップになるというのは良いことなのでは。 | |
繰り上がりでバンダイナムコゲームスの社長になられた鵜之澤伸さんはどうでしょうか? | |
この人も粉飾をしない人だよな。 | |
髪型はいいですから…。 | |
誰もそんなことを言ってないだろ。 | |
す、すみません。 | |
実はこの人、一般ユーザー、特にアニメユーザーにとっては知られた名前であり。 | |
そうなのですか? | |
プロデューサーとして有名なんだよね。昔のアニメとか見ていると、多くの作品にプロデューサーとして名前が載っている。作品制作そのものにどれくらいかかわっているかは知らないが、まあ、関与の数は多いわけだ。なので、名前だけは見たことがあるという人も多いのでは。 | |
能力の方はどうなのでしょうか? | |
いや、そんなことは知らんよ。 | |
……。 | |
去年の東京ゲームショウの基調講演の際のディスカッションの際の『カプコンがスクウェアエニックスとバンダイナムコに一言「いや、あんたたち」「迷惑なんですよ」』の様子を見ると、お笑い系っぽく思えるけど。 | |
お笑いって…。 | |
当人のことは良くわからないけど、バンダイ側の人間だからね。このあたりをどう考えるかだよね。 | |
ナムコ側が優れていて、バンダイ側は劣っているということですか? | |
キミ、重ね重ね失礼なことを言うね。 | |
すみません。 | |
今のゲーム業界に即した人物かどうかは微妙ということだ。それは、バンダイとナムコという会社の行ってきたことから窺い知れる。バンダイは小さいものを大量に立ち上げて収益を上げていく会社で、個々のビジネスは小さいんだよね。逆にナムコは大きなものを作り、売っていくような会社だった。それはゲームを見てもらってもわかるように、バンダイはアニメを題材にした数万レベルの販売しか見込めないものを大量に作り、売れるものといったらガンダムやドラゴンボールくらいだった。そのガンダムも、ゲームの内容として認められるものは少ないよな。昨今の他社との共同作品だと話は別だけど。逆にナムコは、アミューズメント業界などでも活躍していることもあり、開発にお金をかけることができた会社だ。この違いが結構大きいんだよね。 | |
どう関係してくるのでしょうか? | |
金のかけようだよね。今後、海外展開を主流としていく過程では、どうしてもナムコ側が行っていたように金をかけて開発し、広報活動を行っていく必要がある。それをバンダイ側の人間がどれほどできるか、という話。それはまさに「ソウルキャリバー4」の話に出てきたように、海外でどれくらい金をかけて告知していくかもわからなかったような会社だから。昨今、バンダイナムコは海外の規模を拡大していくと喧伝しているのだが、それを成し得なかったのは、金をかける、とりわけ広報活動に金をかける、ということを怠っていたからという可能性が高い。それは、別に鵜之澤伸が、という話ではなく、やはりバンダイ側の高須武男が社長だったから、というところも大きいのでは。 | |
ふむふむ。 | |
旧バンダイは、旧たまごっちの失敗以来、堅実路線で行くことで復活した会社だから。大きく出て失敗する痛みを知っている分、それができないのは仕方ないんだけどね。だが、そこを打って出れるかどうかが重要であり、それができないのであれば、海外でも成功することは無いだろう。そう考えると、バンダイナムコゲームスのトップがバンダイ側の鵜之澤伸であることが適切かどうかは疑問符が付く。 | |
だめなのですか? | |
ただ、鵜之澤伸自身が無能とか、そういうわけではないので、「ソウルキャリバー4」で雰囲気がつかめたのであれば、それを今後に活かしてくれるのでは。その試金石となるのは『鉄拳6もソウルキャリバー4並のコラボレーションがある?300万本への道と、最近の対戦格闘ゲームの人気状況』で述べたように「鉄拳6」辺りになるかと。これを300万本以上売れるかどうかによって、能力を推し量ることができるだろう。 | |
ぜひ、成功を収めて欲しいですね。 | |
難しい時期ではあるけど、うまく立ち回ってもらえたらと。 | |
バンダイナムコには今後も期待したいですね。 |
その理屈だとソ〇トバ〇クの禿はどうなんですか?
投稿者 : いちたすには黒い噂がたえませんが
あんた自身がゲームの話してないだろ
投稿者 : 匿名経理屋がトップに立つとロクなことにならないんだよね。
投稿者 : 匿名某雪印の時みたいにさ。
去年土地を売った「サイドスリー特定目的会社」は、東急不動産のSPCだったと記憶してるけど、他に何かあったっけ?
投稿者 : kaai石川祝男氏は、十数年前にはナムコのエレメカ(「ワニワニパニック」などの身体を動かすようなタイプのゲーム)部門の部長職もしていましたから、開発畑にも詳しいかと思います。
投稿者 : 匿名