任天堂岩田聡社長が薦める書籍「観想力」

2010年4月12日:任天堂岩田聡社長が薦める書籍「観想力」
今日はある書籍を紹介しようと思う。
それはどういった書籍なのでしょうか?
あの任天堂の岩田聡社長もお薦めしていたという書籍となる。
任天堂の業績大幅アップの牽引役である岩田聡社長が推奨する本なのですね。
任天堂の場合、こうした情報はあまり出てこないのだが、やっとのことで情報が出てきた。世界に誇る日本企業の一つである任天堂。その社長がどういった本を読み、自らの考えに活かしているのかを、この本を通して知ることができるだろう。任天堂に興味がある人だけでなく、先が有望な社会人として活動している人であれば、ぜひ一読しておいてもらいたい。
それはどういった本なのですか?
それはだな。
それは...。
これだ!!

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■にんしんゲーム天国

発売日:2009年9月18日
価格:1260円

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......。
......。
どう考えても違いますよね...。
間違えちゃった。
間違えちゃったじゃないでしょ!!
本当に推奨していたら面白いですけどね...。
本当はこの本「観想力 空気はなぜ透明か」だ。

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■観想力 空気はなぜ透明か

発売日:2006年10月20日
価格:1785円

※画像クリックでamazon.co.jpにて予約販売・購入可能

本当ですか...。
こっちは本当だよ。
日経産業新聞2010年3月31日「任天堂 再浮上の条件 下」の部分にて掲載されていますね。次のように紹介されました。

『社員向けサイトでは岩田社長の推薦図書を提示している。例えば、時間がない時に論理的に考えず、直観的な判断をする傾向がある「ヒューリスティックバイアス」という心理を紹介した「観想力」(東洋経済新報社)を掲示。「『任天堂の成長は限界』と考えるのは直感的な思い込みではないか」と社員に再考を促す。』(日経産業新聞2010年3月31日「任天堂 再浮上の条件 下」より)

最初から普通に紹介してくださいよ。
で、さっそく読んでみたのだが、ほぼ近年、岩田聡社長が述べていたことの多くの考えが、この本に含まれていると言っていいだろう。本の発売時期は2006年であり、また、オリジナルは2005年に発表されているもののため、決してこの本によって今の任天堂があるわけではない。ただ、今の任天堂を知るには最適の本と言えるだろう。
それほどの内容が含まれているわけですね。
また、著者はゲームとかアニメとかにも結構興味がある人のようで、話の中にそれらを元にした話題も掲載されている。例えば、「少年ジャンプはなぜ強かったか」「ファイナルファンタジーIVはファミコンか、スーパーファミコンか」などといった具合にね。こうした問いかけに対してどのように考えていけばいいのか、なぜそうなったのかといったことを例示している。
ふむ。
もちろん、オタク向けの本ではないので、他にもさまざまな企業などを元に、物事の考え方を示している。ただ、こうした内容もあるということで、比較的ゲームやアニメなどを楽しんでいる人にも読みやすい本と言えるだろう。
こうした書籍の紹介を任天堂の社内ブログで紹介されているというのはうらやましいですね。
ぜひ、任天堂社員は投稿で他の推奨書籍を教えていただけたらと。
......。
余談だが、本書籍内に「トッププレイヤーが高シェアの市場例」として、家庭用ゲーム機(携帯ゲーム機除く)でソニーコンピュータエンタテインメントが84%というグラフが掲載されている。2005年の資料なのだが、これを見て、岩田聡社長は何を思ったんだろうな。
携帯ゲーム機を除く、というのもポイントですね。
と、以上でお薦め本の紹介を終える。若いうちから読んでもいいけど、社会人になって以降の人に、特にお薦めしておく。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:スーパーマリオギャラクシー2発売日決定、「はじめての」同梱
1つ新しい話題:アトラス臨時株主総会2010年

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『任天堂岩田聡社長が薦める書籍「観想力」』へのコメント

結構、日経読んでるんすね。日経電子版は購読してるんすか?

投稿者 : いちたすには

ワロタw

GK乙!

投稿者 : 匿名

・子供に犯罪の仕方を教えたら、そういう行為をする子供が出てくる→子供に知る権利などない
・大谷吉継は知名度低いし、ハンセン病だったと確定していない→ゲーム中の大谷吉継が他人を呪うような言動や全身包帯姿でも、ハンセン病に対する誤解や偏見は招く可能性などない

こういったダメ思考を改めましょうという内容の本ですか?

投稿者 : 匿名

>>投稿者 匿名 : 2010年4月12日 16:55

自分の考え方に合わない思考をダメ思考と切って捨てるような考え方を改めましょう、という内容の本じゃないかな。

投稿者 : 匿名

大した本じゃない。非科学的。タイトルの内容などはどちらかと言えば疑似科学。作者の「つまらない答えや仮説は聞き飽きた!」 ってのはわかるけど、厳密に正解と言えないものを正解にされても困る(解答の一例ならまだわかるが)。結局は視野が狭窄。内容もビジネス書というよりもただの読み物。
 こんな本が信奉されてるから日本の経済はダメなんだよ!!

投稿者 : 匿名