ウィザードリィ最新作「Wizardry 忘却の遺産」が再びamazon.co.jp限定販売へ、その真意は
2010年4月2日:ウィザードリィ最新作「Wizardry 忘却の遺産」が再びamazon.co.jp限定販売へ、その真意は | |||
ウィザードリィの最新作が発表されたようだね。 | |||
ニンテンドーDS用ソフトとして「Wizardry 忘却の遺産」が発売されることになりました。発売日は7月29日、価格は5229円。 | |||
販売方法が特殊なんだよね? | |||
前作「Wizardry 生命の楔」と同じく、amazon.co.jp限定での販売となります。 | |||
|
|||
なんでこんなことをするんだろうね...。 | |||
いくつか理由がある。 | |||
その理由とは? | |||
一つは、販売窓口を一本化することで、さまざまなメリットをメーカーと小売店に及ぼすという点。仮のこのタイトルを普通に売っていこうとしても、お店によっては仕入れないこともある。そうしたお店のために一般販売するよりかは、いっそのこと小売店を一本に絞り、そのお店に多く仕入れてもらおうという考えだ。 | |||
小売店側のメリットはどこにあるのでしょうか? | |||
小売店側としては、独占販売タイトルがあるというだけでも店としての価値を高めることができる。ここでしか買えないということは、普段amazon.co.jpを使っていない人も利用することになる。そうした形でお店を利用してもらい、今後もamazon.co.jpを使ってもらえるようにするというわけだ。一度でも使ってもらえば、利便性などを考えると継続して利用する可能性が高いからね。 | |||
確かに、第一歩さえ踏み出させればamazon.co.jpユーザーになってしまう人も多いかもしれませんね。 | |||
他には、価格競争をしなくて済むという点がある。 | |||
他で販売しませんので、当然競争相手がいませんから、価格の一本化も可能ですね。 | |||
実際、値引き販売していないからね。 | |||
じゃあ、ユーザーが損するじゃないですか...。 | |||
一概にユーザーが損とも言えない。 | |||
といいますと? | |||
今回のソフトを例にすると、5229円となっているが、もし一般で販売するようにした場合、定価を6090円にする可能性がある。そうなると、割引率が高いお店でなければ5229円以下で買えないことになる。 | |||
そもそも、なぜ5229円のものが6090円になるという話になるのですか? | |||
他の店舗も含めて販売するとなると、やはり大型店にはかなり割安の価格で出荷することになる。一般の店舗の場合は定価の75%が基本なのだが、大型店だと60%くらいだという話もある。一般小売店はさほど仕入れず、仕入れる先が大型店のみとなると、5229円では利益が出ない可能性があるため、価格を上げざるを得なくなるわけだ。 | |||
それが6090円になるかもしれない根拠というわけですか。 | |||
価格が高くなれば、当然売れ行きは鈍る。そこで、販売ルートを一本化し、価格も双方利益が出るような価格に設定するわけだ。メーカーも、そして販売店、今回はamazon.co.jpにも十分な利益が出る構造にね。 | |||
具体的にはどういう形になるのでしょうか? | |||
たとえば、メーカーが75%でamazon.co.jpに卸し、amazon.co.jpが残り25%の利益を得るといった具合に。実際の数字は分からないが、概ねこれくらいが妥当と思われる。もし、一般店舗も含めて販売するとなると、amazon.co.jpに対しては60%くらいで卸さなければいけないところを75%で卸ろせるのだから、メーカーとしても十分というわけだ。 | |||
ふむ。 | |||
それだけでなく、amazon.co.jp内でも「Wizardry 忘却の遺産」を積極的にアピールしてくれることも予想され。専用タイトルなだけあり、amazon.co.jpのランキングでも上位に来やすく、多くの人の目にもつきやすい。こうしたさまざまな要因が重なり合って、amazon.co.jp専売タイトルという形を取っているのだろう。 | |||
いろいろな要因があるのですね。 | |||
そもそも「ウィザードリィ」自体が一部の人にしか訴求しないタイトルでもあり、一般の店舗で大々的に売っていくことが不可能なんだよね。ならば、ネットで盛り上がってもらい、知る人は買ってもらおうという考えだろう。いずれにしろ、こうした考えがあり、amazon.co.jp限定販売という形を取っているのかと。一般の小売店からは反発があるかもしれないけどね。 | |||
ダウンロード販売だけでなく、専売も盛んになりますと、他の小売店は良い気がしませんね。 | |||
今回紹介したamazon.co.jp限定販売の「Wizardry 忘却の遺産」は既にamazon.co.jpにて予約販売受付中です。シリーズファンの方はぜひチェックしてみてください。 | |||
|
世界樹を買うのに絵的に抵抗がある人向けかもしれませんね
投稿者 : 名無しAmazonだけならファミ通やメディクリに売上調べられないから
投稿者 : 匿名大して売れなくとも買う側のブランドイメージが落ちないのだ
まあ、前作がウィザードリィとしてはどうしようもないほどのクソゲーだったので、
売り上げは間違いなく落ちるだろうね。
ウィザードリィの名を冠することが馬鹿げてるほどのオンラインといい、
投稿者 : 匿名さっさとルネサンスには潰れてもらって、ウィザードリィの版権を手放して欲しいわ。
前回みたくkonozamaにならなければいいが・・・
投稿者 : 匿名いつも楽しく拝見させてもらっています。
ウィザードリィのようなマニア向けで
新しい層への販売を目的としない
開発費、販売目標数が少ないソフトには
向いている売り方かと思います。
流通側は広告費の大小が受注を決める
一番の要素にされる所が多い為、
流通向けに流す莫大な広告費や
小売店毎のグッズの製作費がカットでき
営業費までいらないamazon専売は
このタイプのソフトには向いているのではないのでしょうか。
ただ、同じメーカーで他のソフトを一般販売する場合は
投稿者 : 匿名心情的に受注してもらえなくなる場合もあると思うので
長い目で見るとマイナス部分もあるのではないかと・・。
生命の楔は微妙でしたが、今回も微妙かね。
投稿者 : めろんぱんそもそもウィザードリィ?
賭けかもしれんが、これならDLCのほうがいいんじゃないかな?とも思ってしまう。
投稿者 : 匿名