地震が発生、余震への対応と準備

2011年3月11日：地震が発生、余震への対応と準備
	規模の大きい地震が起きましたね。一部地域ではかなりの被害を受けているようです。
	地震そのものに対して人間が出来る事はほとんどないが、起きた時に出来るだけ影響を軽微にすることはできる。まだまだ余震の可能性もあるため、今後の事も考え、いくつか今からでも出来ることをお伝えできたらと。さすがに被害が大きいところの人に対しては当てはまらないが、東京などの地域であれば、まだまだ準備や対応が出来る。
	どういった対策がありますか？
	まず、今からでも高いところにあって重そうな物は下ろしておくとよい。特に、寝る場所や日頃生活する場所は必須だ。食器類も高台に置いているのであれば、下ろしておいた方がいいだろう。また、他にも大事なものは下に置いておいた方がいい。パソコンなど、壊れたら困る物なども該当する。
	ふむ。
	次に、いつでも脱出できるようにある程度の荷物を詰めた鞄を用意しておこう。防災袋を用意してあるのであれば、それをいつでも持っていける場所に置いておく。別に防災袋のような袋でなくてもいいので、手持ちの鞄に飲食物、着替えなど、生活に必要なものを準備しておく。今は冬で寒いため、洋服も温かいものを中心に、そして動きやすいものをお薦めしたい。地震がひどかった地域の人だけでなく、離れた位置の人も必須だ。
	防災袋の必要性を改めて感じます。
	後は、消火器をいつでも使えるような場所に出しておいたり、ガスは使わないのであれば元栓から切ったり、電気コンセントも不要なものは取り外した方がいい。電気コードの切断からの火災の心配もあるからね。言うまでも無く、安易に煙草を吸うなどは論外だ。
	地震の次は火事に注意ですね。
	あとは、携帯電話の充電もしておいた方がいいだろう。いつどういった形で被害にあうかわからないからね。出来るだけアクセス可能にしておくといい。また、被害が酷い地域の人で無い限りは、あまり電話などを使わないようにしよう。本当に電話を使用する必要のある人が、使えなくなる可能性がある。たわいのない会話をするような場合は、ネットなどで済ませるようにするなど、工夫をしよう。
	現地の人は電話で、それ以外はネットで連絡を取り合うのがよさそうですね。
	トイレなどは行ける時に行っておこう。使う前には、ちゃんと水が流れるのか確認した後に使うとよい。場合によっては流れなくなっている可能性もあるから。食事も軽くていいので食べられる時に食べておこう。
	トイレは大きな問題ですからね。
	これくらいかな。簡単なことだけど、この基本的行動も重要だ。
	ちなみに、あなたは何か被害にありましたか？
	東京の方に住んでいるのだが、階数が高いため、かなり揺れた。ただ、普段から地震に対する備えをしており、高いところに物を置かなかったりしているので、あまり大きな被害はなかった。グラスが1つ壊れた程度で、後は書類などの軽いものが下に落ちて散乱したとか、そういったレベル。
	高い階数の場合は揺れがより大きくなりそうですね。
	デスクトップパソコンを付けていたので、即座に電源を落とし。これがなかなか電源が落ちなくてイライラしたけど。あとはデスクトップパソコンにしがみついて落ちないようにしていたよ。
	......。
	午前から昼過ぎには外出していたので運よく家に居れたから良かったが。東京では交通機関がストップしており、仕事などで外に出ている人はこれからが大変だろうけど、気を付けてお帰りいただけたらと。
	交通機関の復旧も待たれます。
	引き続き余震があるかもしれないので、気を抜かずに対応していただけたらと。被害が酷い地域の人は体に気を付けて避難等を。冬で寒いので、特に体調面に留意していただきたい。