任天堂のアジア市場に関する記事、バンダイナムコ、ソニーこそアジアを狙うべき

2012年3月17日:任天堂のアジア市場に関する記事、バンダイナムコ、ソニーこそアジアを狙うべき
任天堂のオフィシャルサイトに次のようなリリースが掲載されました。

『本日の日経産業新聞の報道について

本日の日経産業新聞の報道(「任天堂3DSアジア市場に的」)につきましては、当社が発表あるいは事実確認したものではなく、日本経済新聞社の推測に基づいて書かれたものです。』(任天堂オフィシャルサイトより)
日経産業新聞ではニンテンドー3DSを韓国で4月28日に、香港や台湾で今夏を目処に販売することが軽視されています。この他、2月に今まで海外事業部として取り扱ってきたものを、アジア事業部として独立したことが掲載されています。
そうした記事に対して任天堂は反論したわけですね。いったい、この日経産業新聞とは、どういったものなのでしょうか?
名前からわかるとおり、日本経済新聞と同じところが発行している新聞だ。基本は月曜日から金曜日の朝刊のみの発行で、1ヶ月3568円。
そういうことを聞いているわけではないのですが...。
比較的ゲーム業界絡みの記事も多いので、もしゲーム業界に勤めている人で、日経以外に何か新聞をもう一つ取るというのであれば、この日経産業新聞をお薦めしておく。
もしかして購読しています?
実はしていたりする。これも電子版に対応してくれればいいんだけどね。
今回の記事に対して、任天堂はわざわざリリースで意見を述べていますが、そうする必要はあったのでしょうか?
この程度の記事であれば、そうする必要はないと思うのだが。ただ、ものすごく紛らわしい部分があり。
それはどういったところでしょうか?
岩田聡社長の写真の下に次のように書いてあるんだよね。

『業績立て直しへアジア市場開拓を急ぐ(1月、大証で決算発表をする任天堂の岩田社長)』
アジアへの展開を急いでいるわけですね。
いや、実はそんなことは無いんだよね。
えっ!?
先の文面だと、いかにも1月の決算発表で業績を立て直すためにアジア市場を急いで開拓していくようなことを言ったと思われるかもしれないが、そんなことはない。そういう誤解を含む形で掲載していることからも、任天堂としてはいちいち反応せざるを得なかったという部分もあるのではないかと。
当時の模様は任天堂オフィシャルサイトでも掲載されています。アジア絡みの話の部分のみ取り上げます。

『また、アジア地域でのニンテンドー3DS販売も、来期には本格化させる計画です。具体的な発売日や価格についての情報については、それぞれ現地から発表しますので、続報をお待ちください。』(2012年1月27日 経営方針説明会/第3四半期決算説明会 社長説明より)

『また、アジアについては、先ほども申し上げた通り、詳しくは現地での発表をお待ちいただきたいと思っているのですが、当然のことながら、ダウンロードによる販売というのは、まだ販路が十分でないとか、海賊版対策が難しいとか、パッケージソフトが価格的に受け入れにくい地域があるとか、そういう上においては、私たちにとって販売戦略上の選択肢が増えたことを意味します。ですので、パッケージソフトを用意したらそれがすぐにデジタルディストリビューションできるという環境が既に整っている、ということは、今までよりもそういう戦略の選び方が販売地域によって自由にできるようになった、ということでもあるので、戦略の自由度が増しているという点で非常に大きな意味があると思っています。』(2012年1月27日 経営方針説明会/第3四半期決算説明会 質疑応答より)
単に写真の説明だけであれば問題ないんだけどね。後は、他の部分もよく読めばさほどおかしなことは書いていないけど、任天堂が述べたように思われてしまうという点で、任天堂としては反応しなければいけなかった。まあ、そんなところだろう。こうした反応は、他の会社でもよくあり、特に決算に絡む数値が新聞で出た時に、たいていは自社が発表した数字でないというプレスリリースを出す。そうした流れの一環ととらえるとよいだろう。
任天堂としてはアジアでの拡大も見据えていくようですが、この点についてはどうでしょうか。
当然すべきことだから、まあ、やるんでしょう。ただ、任天堂だけでなく、もっとやるべきメーカーがあるのでは、と。
それは?
ソニーとバンダイナムコだ。特にバンダイナムコは急務かと。
まず、ソニーについてはなぜでしょうか?
以前から再三述べているけど、やっぱりPS Vitaを世界的に普及させるのは難しいだろう。となると、逃げ場はアジア圏しかないのかな、と。日本ではそこそこタイトルが出るかもしれないので、それをアジア圏向けに発売していくくらいしか、生き延びるすべがないように感じる。
バンダイナムコはどうしてでしょうか?
バンダイナムコはゲームというよりかはおもちゃの方なのだが、こちらも欧米では普及出来ていない。以前、北米で現状は1%である、これを5%に伸ばすという発言を社長がしていたのだが、数年後経った今も1%とかいう状況。円高も影響しているのかもしれないが、赤字でもあるので、ならば、変に欧米を狙わず、アジア総取りを狙っていくのもありではないかと。
比較的アジアの方は、日本のコンテンツとの親和性が高いと言われていますね。
欧米のコンテンツがそうした国に浸透していく前に、日本のコンテンツを積極的に展開していくべきではないかと。5年10年は利益が出なくても露出させ続け、それから回収に入るような展開で行くべきだろう。今の日本でのガンダムも、荒稼ぎ出来るようになったのは20年とか経過してからだし。数年のスパンで物事を考えずに、10年後、20年後のバンダイナムコグループのためにも、今は赤字を出してでも積極的なアジア展開をしていくべきではなかろうか。まあ、無理だろうけど。
なら言わないでください...。
無理というのは、そこまでの長い期間を考えて動ける人がバンダイナムコにはいないという意味で。良くも悪くも3年くらいのスパンでしか物事見れないから。これはサラリーマン経営者では当然のことなので、仕方がないのだが、もし、本当にバンダイナムコの将来を考えるのであれば、覚悟してアジア展開をしてもらいたいな、と。そう思う次第だ。自社株買いをするくらいなら、こういったところにお金をかけていくべきと思うが如何に。
一度展開がうまくいけば、その後は過去の資産でいくらでもやっていけそうですね。
20年以上の歴史のあるコンテンツが多数あるしね。これはゲームであれば任天堂もそうだし、他の会社も該当する部分もあるだろう。欧米に荒らされる前に、ぜひ早い一手を。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:なぜPS Vitaが世に出てしまったのか、平井一夫の功罪 #psv
1つ新しい話題:ゼノブレイド(XENOBLADE)のサウンドトラックがゲームをやっていない人にもお薦め

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『任天堂のアジア市場に関する記事、バンダイナムコ、ソニーこそアジアを狙うべき』へのコメント

偉そうに語ってる割にソニーのアジアへの取り組みすらしらんのか
ほんと何の役にもたたない知ったかぶりだなこいつ

投稿者 : 匿名

SCEアジアなんてとっくの昔からあるし
ファースト中じゃSCEほどアジアに力入れてるメーカーは無い
SCEアジアの安田は腕が立つと評判の人物なんだけどな
知らないのかね

投稿者 : 匿名

国内に引き篭もることすらままならない上に
完全死亡宣告までされてしまった
和ゲーに期待するだけ無駄だろ

投稿者 : 匿名

いつもの感じに戻ったな。

コメント承認されなかったりするな。
汚い言葉で罵ってる人を承認しているところをみると、印象操作?私ひどいこと言ってないぞ。

むしろ褒めたつもりだったのに。

投稿者 : 匿名

VITAのアジア開拓とか狂ってるとしか
日本人でさえ初期投資3万後半に拒絶反応起こしてる訳なんだし

どうしてもアジアで流行らすには割れ天国にするしかないと思うよ

投稿者 : 匿名

任天堂の競争相手であるソニーを引き合いに出すのはまだ分かるけど

何故かいきなりバンナムを引き合いに出すのはあまりにも不自然すぎる

というか
なんでバンナムなのよ?
他にいくらでもあるでしょ?
もしかしてPSで絶好調だからとかそんな理由?

あといい加減
3DSやWiiUについても少しは触れたらどうだろう
色んな意味で怖くて出来ないのかな?

投稿者 : 匿名

最後の方は良いこと言ってるな。
まこなこも、長いスパンで物事を見るようにしてみてはどう
だろうか。
某ハードは中長期的に売っていける性能を与えられてる
わけだしな。勿論、テコ入れは必要だろうけど。

投稿者 : 匿名

バンナムは玩具の分野って言ってるじゃないか…

投稿者 : 匿名

今回の記事は自分の読み違いではないかと、何べんも記事内容を確認してしまったよ。
SCEはとっくにアジアに力を入れているし、VITAも台湾・香港ではとっくに発売されているし、韓国やシンガポールでも販売される予定だ。(もうされているかもしれない)
SCEアジアはソフトだって作っていますよ。
逆に3DSはまだ販売していなかったのかと驚いた方だが・・・
いったい何ですかね?この記事は?

投稿者 : くらげ

>>投稿者 匿名 : 2012年3月17日 14:56

単なる煽りあいとか
コメ欄が荒れそうなコメントも普通に承認する割には

なんで承認しないのか良く分からない判別をしたりと本当に不思議だよね

このコメントも承認するかどうか分からないけど

投稿者 : 匿名

ステマには言及するけど、自分達のやっている手口に言及されると
コメント非掲載っぽいな

投稿者 : 匿名

アジア市場って聞くとまっ先に中国を連想するなぁ。
やっぱりP3Vみたいな名のハードが出回るのかな?

投稿者 : 匿名

海外市場もいいですが、まず国内ユーザーの不満、
というか直して当たり前の不具合を直して欲しいところです。

ハード的な不具合かどうかはわかりませんが、
昨日、私のPSVITAでPSVITA用追加コンテンツを
ダウンロードしていたところ、突然

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダウンロードできませんでした。
これ以上のダウンロードはできません。しばらくしてか
らもう一度ダウンロードしてください。

Into The Abyss(←ダウンロードしていた物の名前)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

と表示され、ダウンロードを再試行しても
全く同じ状況でした。

その上、Into The Abyss以外の物も
同様にダウンロードが出来なくなってしまっており、
余りにもおかしいので、一度電源を切ってから再度電源ON、
電源ボタンを押し続けながらRボタンとPSボタンを押し続ける
で表示された起動メニューからデータベースの再構築を行いましたが、
結局、データベースの再構築が正常に行われないらしく
一時的には解決されるのですが、
度々、上記の症状が出るようになってしまいました。

サポートに連絡したところ本体を送って欲しいという事なので
入院と相成りました。

送ってしまうと1週間~10日程度PSVITAのゲームが遊べないので
PSVITAをもう1台買おうかと検討中です。

カラーバリエーションや値下げが直近にあるとしたら
勿体無いかもしれないので悩みどころです。

投稿者 : TTT

昨日、PSVITAが戻ってきました。
というか別の個体になりました。

私の手元では不具合が確実に出ているにも拘わらず
サポートでは「再現されない」という回答でした。
しかし、不具合が再現されないから問題が無いはずですが
何故か交換という対応になりました。

これって不具合を認めたくないという事なんでしょうかね。

『メモリーカードを抜いて本体を初期化しても
データベースの再構築が正常に行われないため
メモリーカードによる不具合ではない』と
私の方から電話で伝えましたが
サポートはメモリーカードの不具合だと誤解していたようです。

実に安直ですね。
本体から切り離して考えられる、
単純な理由の方がサポートとしては嬉しいのかもしれませんが
もう少し現実を見て対応していただきたいところです。

蛇足ですが、PSVITAは黒一色表示の時に部屋の照明を消すと
有機ELの画面に固体によって異なる模様が出てくるので
シリアルNo.が変わっていなくても
別の個体かどうか判別できるので面白いですね。

投稿者 : TTT

SDガンダムアジアで展開してなかったけ

投稿者 : 匿名