オタクを小馬鹿にしたソニー、ネットコミュニティを活用する任天堂

11月7日にはニンテンドーダイレクトで「Wii U本体機能 Direct 2012.11.7 プレゼンテーション映像」が公開されましたね。youtubeでも閲覧が可能です。

これを見て、益々任天堂の広報戦略のすごさと、逆にソニーの愚かさを実感させられたよ。

この動画にいったい何が？

この動画で「WiiUプレミアムセット 開封の儀」ということを岩田社長が行っている。

動画の4分くらいから開始していますね。

業界のトップ企業の社長が行うこととは思えませんね...。

そこが任天堂の広報戦略のすごさだろう。そして、今回の開封の儀は、WiiU発売後のネットコミュニティでの話題作りにも広がりを持たせることが出来る。

どういうことでしょうか？

たとえば、WiiUを買った人が、動画配信などで自らの開封の儀をネタにして投稿する可能性がある。動画だけでなく、ブログやtwitterなどでもそうした発言をする人も多く出てくるだろう。それにより、WiiUという言葉がネット上にあふれるわけだ。それに加え、テレビCMなどを総合的な広報戦略により、年末の話題とさせようという意図が読み取れる。

そこまで考えての動画だったんですね。

一方ソニーはどうかね。

なぜ、ここでソニーが...。

2010年に行われた東京ゲームショウでソニーはDVDを配布していたのだが、DVDに収録していた動画で似たようなことをやっている。

おお、任天堂に先駆けてソニーは行っていたんですね。

動画は「PS3のつかいかた 第5回 オタクくん 接続の儀をとり行う」というタイトルなのだが...。

だが？

これがまたオタクを小馬鹿にしたような内容でしかない。これを公開していったい何をしたいのか。まったくもって、理解不能だ。

現在もプレイステーションのサイトで閲覧が可能です。

こういうのを見るにつけ、なんだかな、と。思慮が足らんというか、低俗な人間性の現れというか。情けない限りだ。

いずれにしても、WiiUの発売日にそうした話題がネット上で多く出ることを期待しています。

ここ数日の間に追加の出荷分が小売店に伝わったのか、予約再開しているところも出ている。急遽予約を取り止めた大型家電量販店でも正式に予約がスタートしたので、10月の予約スタート時に予約が出来なかった人は今からチェックしてもらえたらと。テレビCMも流れだすので、予約はお早めに。

amazon.co.jpでも一部が予約再開されていました。他のオンライン通販でも予約が再開しているところもありますので、ぜひご確認ください。

発売日の購入は迷っていたけど、せっかくだから買ってみますかな。

それはそれは。