なぜPS3のブルーレイとtorneを省いたのか

さて、今年もあとわずかということもあり、そろそろ今年のまとめに入ろうと思う。

何から取り上げましょうか。

WiiUの発売日辺りから、ちょっとソニーかまってちゃん部隊がコメント欄で大暴れしているので、そのことに絡んで話をしておきたいことがある。

そのソニーかまってちゃん部隊が出現する大きな原因の一つとなったのが12月8日に取り上げた『WiiU発売でゲーム機戦争が終結、次なる次元へ突入』によるものとなっている。そのコメント欄や、その後も似たようなことをコメントで書いているのだが、どうも思い違いをしているようなので、その指摘をしておこうと思う。

思い違いとは？

先の話で、PS3について取り上げられていないという指摘があったが、ちゃんとPS3についても取り上げているんだよね。

一度も名前を出していなかったような気がしますが...。

ちゃんと、Xbox360など、という言い方をしていた。つまり、など、の部分にはPS3が入っている。別にPS3について取り上げていないわけではなく、ひとくくりとして取り上げていたわけだ。そのため、PS3について語っていないというのは過ちだ。

など、ではなく、しっかりとPS3と言えばいいのではないでしょうか。

よく考えてもらいたい。

世界最下位のゲーム機の名前を書く必要があるのか、ということを。

プレイステーションやセガサターン、NINTENDO64の話を取り上げる時に、わざわざPC-FXの名前も載せるくらい、おかしいことだと思わないか。

ですが、最近は頑張っているようですし。

日本の話のみで済ますのであれば、Xbox360ではなくPS3の名前を出したが、世界のゲーム市場について語るのであれば、PS3ではなくXbox360の名前を出すのが適切だ。

WiiUがホームエンタテインメントの始まりだ、というのはおかしい、という指摘もありますが。すでにXbox360やPS3で実現しているという声もありました。

今までのゲーム機では付けたしで機能を加えていたが、WiiUからはそうしたことも前提となって本体が発売される、という話をしたにすぎないんだけどね。

それに、WiiUがホームエンタテインメントの中核になるというのではなく、WiiU以降のゲーム機はそうなる、という話をしていたのだが。

なので、先の話の中では、WiiUから、という表現で伝えている。決してWiiUが、でもないし、WiiUだけ、ということも言っていない。

日本では、PS3がすでにそのようなものになっていると思いますが。ブルーレイも見られますし、torne(トルネ)などもヒットしています。

でも、一部の人のみに過ぎないだろ。もし、日本のみで言うなら、それでもいいかもしれないが、やはり世界的に見ていくと、どうかね、と。

torne(トルネ)は確かに便利かもしれないが、サービスをしているのは日本だけだし。これが世界的に利用されているものであれば、ホームエンタテインメントの中核になるというのもあながち間違いではない。

しかし、北米などではそもそもテレビの視聴の方法が異なることからも、この手のものの影響力が乏しい。他の国も同様だ。

ブルーレイに関しても、一見良いように見えて、将来的に考えるとブルーレイディスクでソフトを供給する流れから配信によるソフトの供給が主となるだろうし。ここでいうソフトはゲームソフトだけでなく、映像ソフトも含めて。

この2点は事前にも考えたのだが、このような理由であまりメリットとならないのではと考えている。

そのため、前回では語られていなかったのですね。

最近では月額定額で見放題のネット動画配信なども盛んになっているのも、テレビやブルーレイなどよりかは配信にシフトするのでは、という考えもある。特にここ1年2年の間に一気にこの手のサービスが普及してきたからね。今後のテレビの視聴に大きく影響を及ぼすかもしれない。

以上のようなことを考えた結果、12月8日『WiiU発売でゲーム機戦争が終結、次なる次元へ突入』の話になるわけだ。

すでに発売されているゲーム機でも類似の機能があるが、あくまでこれらを踏まえたうえで発売される最初のゲーム機がWiiUであり、また、次世代のXboxなどだろう。

ですから、そこで普通にソニーの名前を出せばいいのでは...。

マイクロソフトの方は事前に情報があったが、ソニーに関してはどういったものがでるかいまいち不明だし。出るかどうかわからないものを語るのもおかしな話だ。

ですが、この12月下旬辺りから情報が出始めたようですね。

と、いうことでご理解いただけるかな。

そんなわけで、ソニーかまってちゃん部隊は解散ということで、一つお願いします。

......。