プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごうレッツダンス!を10万本以上売れなかったらバンダイナムコの広報は無能

「プリキュア」関連で新しいゲームが出るようだね。

Wii用ソフトとして「プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごうレッツダンス!」が発売されます。2013年2月から放映される新番組「ドキドキ!プリキュア」の内容も含んだダンスゲームです。

これは売れるな。というか売れなかったら駄目だろ。

どれくらい売れますか？

最低でも10万本は。

おお、そんなにですか。

それくらい売らないといけないタイトルだ。売れないとすれば、バンダイナムコの広報が無能ということになる。

自分の予想が外れるからって人を無能扱いにしないでください。

いや、この手のソフトに関しては、かなり以前から言っているんだよね。

2008年12月4日『バンダイナムコの病理』で似たようなソフト「ハッピーダンスコレクション」について取り上げました。2008年10月発売のソフトです。

今回発売される「プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごうレッツダンス!」は、このゲームが元となっていると思われます。

その時、最低でも20万本は売らなければ駄目だ、という話をしたのだが、ほとんど売れなかった。

如何にバンダイナムコが無能であったか窺い知れる一幕だ。

だから、あなたの予想を基準にしないでください。

しかし、その後、世界でどういう動きがあったか。Wii用ソフトとしてUBIソフトより発売された「Just Dance」シリーズが2009年11月から発売され、世界的大ヒットになり、今現在はシリーズ4作目まで出ている。

「Just Dance 4」は、この年末商戦でも北米や欧州で爆発的に売れており、各国のオンライン通販サイトamazonでも常に上位に来ている。その模様は『世界人気ランキング』を見てもらえれば分かるだろう。

日本でも「Just Dance Wii」というタイトルで2作品出ています。発売元を任天堂に変え、1作目は50万本以上のヒットとなりました。

世界的大ヒットの元となるようなゲームを作っておきながら、結局は真剣に売ろうとしないために、そのお株を他所に奪われる。情けない限りだ。まあ、その時の問題点はすでに2008年に述べた通りだが。

そうした話もありましたが、今回の「プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごうレッツダンス!」はどうでしょうか。以前の20万本の予想から数字を落として10万本としていますが。

本来なら20万本と言いたいところだが、プリキュアという固定されたキャラクターを用いている点や、Wiiそのものの注目度が下がっている点。何より、年末商戦に出せなかったという一番愚かな状況によって、売れ行きは落ちるだろう。

しかし、最低でも10万本は売れるだけのポテンシャルはあるのではないか、と。こう思うわけだ。

もっとも少し遅すぎたけどね。一時期プリキュアのエンディングで踊りを踊るのが流行っていたが、その時期にタイムリーに出ていれば、かなり化けたと思うが。ちょうどそのころはWiiも注目されていたし。全体的に遅いよな。何か足りていないというか。

速さが足りない！

......。

プリキュアの新番組の勢いがある時に発売という見方も出来るが。新番組に絡ませるよりクリスマスとお年玉商戦に絡ませた方が絶対売れるだろうに。

決算期に合わせてソフトを出すのではなく、もうちょっと計画的にやってくれと思うよ。

すでにamazon.co.jpなどで予約の受付が開始されています。女のお子様をお持ちの方や、自分でおどってみたい大きなお子様は、ぜひ購入してプレイしてみてください。