落ち目のレベルファイブを「ファンタジーライフ」が救うか！？

年が明けてしばらくしたが、年末年始のソフトの売れ行き情報が出たので、ちょっと取り上げてみる。

何か気になるソフトでも？

レベルファイブから発売された「ファンタジーライフ」だ。

ニンテンドー3DS用ソフトとして2012年12月27日に発売されました。1月6日までに16万本近くと、新規のタイトルにしては好調な滑り出しです。

品切れ状態のため、手に入れにくいことも考えると、まだまだ売れる可能性を秘めています。ダウロード販売も実施しています。

最初テレビCMを見たときにこれは売れると思ったね。

おお、思いましたか。

だって、「どうぶつの森」のパクリにしか見えないんだもの。

そんなことないでしょ！

でも、テレビCMはそんなイメージを抱かせないか？あのテレビCMを見たとき、これは騙せる、と直感したが。

人聞きの悪い...。

ただ、狙うユーザー層は近いよな。戦闘要素の有無の違いはあるにしろ。

では、今回売れているのは、「とびだせ どうぶつの森」によるおかげということですか？

それ以外考えられないだろ。

このゲーム単体の良し悪しは別として、売るタイミングとしてはベストだった。これが「とびだせ どうぶつの森」の出る前に発売しても売れなかっただろうし、かなり後に発売しても、これまた売れなかった。

東京ゲームショウ2012で試遊したけど、これをどうやって売っていくのかという疑問はあった。その解決方法が、発売時期だったのかもね。どこまでレベルファイブが意図して行ったのかはわからないが。

「とびだせ どうぶつの森」も品切れで手に入れにくい状況が続いていたし、そうした中でこのソフトを手にした人も一定数はいるだろう。

2012年の年末商戦のニンテンドー3DSの盛り上がりはすごいものがありました。そうした中でタイトルを投入できたのは強みです。

「機動戦士ガンダムAGE」が失敗し、「イナズマイレブン」はセガに訴えられるなど、落ち目であったレベルファイブとしては、この「ファンタジーライフ」で再度復活できるのかもしれない。今後発売されるほかのタイトルと合わせて注目していけたらと。

2月28日にはレイトン教授最新作「レイトン教授と超文明Aの遺産」も発売されます。こちらもぜひチェックしてみてください。

レイトン教授と超文明Aの遺産 予約販売受付中