モノリスソフトのあのソフトをクリア！クソゲー？神ゲー？

ついにモノリスソフトのあのソフトをクリアしたぞ。

あのソフトとは？

1月21日『プロジェクトクロスゾーンを続けるべきか否か』で取り上げたニンテンドー3DS用ソフト「プロジェクトクロスゾーン」ですね。当時は迷っていましたが、結局そのあと、プレイしてクリアまでやったんですね。

クソゲーだとわかってて

クリアまでするバカいるかよ！

バンナムオ真琴

そんなことをいうのはやめてください、バンナムオさん。

誰がバンナムオだ！

では、いったい何をプレイしたんですか？

Wii用ソフト「ゼノブレイド(XENOBLADE)」をついにクリアした。

いつの間に！？

いやあ、長い戦いだった。発売日に買ったものの、結局やらずに処分。そして、2012年の8月あたりにプレイしようと思って再度買いなおしたら、今度は「ドラゴンクエスト10」のプレイで時間が取れず。

そのあたりの話は2012年8月前半『ついにあのWiiの超大作最新作を購入』『Wii超大作の進行状況を説明しなければならない』でしていましたね...。

で、「ドラゴンクエスト10」のバージョンアップ第2弾のプレイも一段落し、次に何をするかと考えていた時に「プロジェクトクロスゾーン」を続けることも考えたのだが、もらったコメントでやっぱりやらなくてもいいか、となり。

そうしたときに、「ゼノブレイド(XENOBLADE)」のプレイになったわけだ。

ちなみに1月23日にニンテンドーダイレクトでモノリスソフトの最新作の映像が公開されたけど、その前日の1月22日からプレイを開始している。

1月22日からプレイして29日までと、 1週間でクリアした。クリア時間は60時間オーバー。クエスト関連を軒並みプレイせずにやれば、60時間くらいでクリアできるだろう。世界観や完璧主義者だと、事前の情報で言われているように100時間はかかると思われる。

どうでしたか、プレイした感想は？

まさに神ゲーだったよ。

おお、それはそれは。世間一般に言われている評価と同じですね。

まあ、いろんな意味で神ゲーってことで。

プレイした人だけがわかることですね...。

不満などはありませんでしたか？

不満はあるよ。しかし、それらの不満は全体として見れば軽微なもの。不満を100点から引き算していくと評価は抑えられるが、よいところを0点から積み上げていくと100点を超える。そんな出来だ。

海外で評価が高く、日本だと文句が多いのはこの評価の仕方によるものだろう。

日本だと、100点から引き算をする世の中だけど、海外だとよいところを足していくような世の中だから。なので、日本だと粗探しをして評価を貶め、逆に海外だとよい部分を見たことにより、評価が高くなる。

この「ゼノブレイド(XENOBLADE)」もそういったゲームなんだろうな、と。

具体的にどこがよかったとかありますか？

そういったことを述べていくとキリがないのでやめておくが。すでに2年前のソフトで評価もあらかた出揃っているだろうし。

ただ、過去にも何度か述べたように音楽は半端ないね、これ。

ゲームをプレイせずに音楽で感動していましたね。2012年3月18日『ゼノブレイド(XENOBLADE)のサウンドトラックがゲームをやっていない人にもお薦め』でもサントラCDを薦めていました。

サントラCDで「名を冠する者たち」という曲を何百回と聞いていたのだが、ゲーム中に流れてきたときには思わずそれだけで鳥肌が立った。

他の曲も名曲と呼ぶにふさわしい曲が多く、それがゲーム中にもマッチして流れてくるものだから。

いやあ、プレイしてよかった。

発売当時から気にはなっていたが今までプレイできずにいた。しかし、そのフィーリングが間違いでなかったこと、なにより、2年後でもプレイしようと思えた自分の感性をほめたい。これをやらずに日本のRPGを語るのは誤りだろう。

では、多くの人にプレイしてもらいたいですね。

まずはプレイしてもらいたいと思う。ただ、プレイヤーは選ぶだろう。

ドラクエのようなコマンド型の戦闘でないとプレイが出来ないという人は、目まぐるしく動く戦闘に戸惑うだろうし。また、広大なマップも歩くのが面倒に感じてしまう人は、その分評価が落ちるだろう。FF13の後半の広大なエリアが最初からあると考えてもらえるとイメージしやすい。

プレイしていても戦闘に関しては10時間くらい経過して、ようやく全容がつかめたくらいなので、お気楽にプレイし続けていると、詰まる可能性もある。

たいていは敵に攻撃すると自動的にダメージを受けることに対する対策さえわかれば、それほど難しいとも思わないが。

ストーリーなどは難解になりすぎることなく。このあたりはFF13との大きな違いだ。FF13はよくわからん言葉を並べてユーザーを混乱させていたが、「ゼノブレイド(XENOBLADE)」は比較的平易な言葉を用いているように感じる。難解さはあるものの、世間一般でも使われるような言葉を用いているので、理解が追いつくというか。

FF13は独創的な言葉を作り上げ、その意味を知ることから始めないとといけないので、何を言っているのかわからん状況が生まれ、それがストーリーへの感情移入を妨げていた。

たぶん、このあたりは任天堂のチェックが入ったのでは、と思ったりするがどうだろうか。

人は選ぶものの、まずはプレイしてもらいたい。そういう一作だ。FF12を楽しめた人ならお薦めできる。

久しぶりにプレイして面白いと思ったゲームだよ。つか、ヒロインがいい子すぎて感動すらする。

ファルシのルシがコクーンというのが無いわけですね。

なんかね、プレイ中、ずっとバンダイナムコに対する怒りがわいて仕方なかったよ。

どうしてそこでバンダイナムコが出てくるんですか...。

任天堂がかかわった「ゼノブレイド(XENOBLADE)」は神ゲーであったが、バンダイナムコがかかわった「プロジェクトクロスゾーン」は超絶なクソゲーなわけで。

製作スタッフの違いなどは当然あるけど、同じ開発会社がかかわっておいて、ここまで両極端な品質のゲームが出来上がるその原因はどこにあるのか。それは言うまでもなく、任天堂とバンダイナムコの違いにあるわけだ。

「プロジェクトクロスゾーン」はそれこそゲームユーザーからすれば、夢の競演となる魅力的な内容のはずなのだが、ここまでゲームとしてつまらないものを出してきたことに対する怒りは筆舌しがたいものがある。殺意の波動が目覚めそうになったよ。

こう考えると、モノリスソフトが任天堂傘下になったのはうれしい限りだ。もし、バンダイナムコの傘下のままであったら「ゼノブレイド(XENOBLADE)」のような品質のゲームは現れなかっただろうと考えると、恐ろしいものがある。

と、いうようなことをプレイ中に考えてしまい、イライラしながらゲームを進めてたりした。

......。

久しぶりにゲームに熱中した、そんな充実した1週間を過ごせた。

つか、クリア後に2周目のプレイが可能になるのだが、思わずやってしまいそうになって怖かったよ。

ありがとう、任天堂、ということで。