スーパーロボット大戦UXをクリア、雑感、売上本数など

ようやく「スーパーロボット大戦UX」をクリアしたよ。

今回はずいぶん時間がかかりましたね。それほど難しかったとかあるのですか？

いや、そんなことは全くないんだが。個人的事情で遅々としてプレイが進まず。

引きこもりのくせに個人的事情なんてあるんですか・・・。

なんか、ストレスがたまっていて、プレイする気になれなかった。

どのようなストレスでしょうか？

花粉症、夜型生活からの脱却、気管支炎、そしてスパロボと。4つのストレスがあったわけだ。

スパロボをストレスに加えないでください・・・。

これがスパロボのみであれば別に大したストレスではないのだが、他の要素と絡まって、体調と精神状態がすぐれず。ストレスの一つであるスパロボも終わったし、気管支炎もあと2週間もすれば治るし、花粉症も終息に向かうしで、徐々に体調は持ち直すのだろう。

どうでしたか、今回の「スーパーロボット大戦UX」は。レビューをするのでしょうか？

レビューは面倒だからいいや。

スパロボをレビューすると、結局はゲームとしてダメゲー、スパロボとしてはいいんじゃない、で終わるので。問題の根本を直さない限り、この評価は変わらないから。変わったときにレビューする予定だ。なので今回も雑感でも。

何かありますかね？

スパロボシリーズの中では良い方に入ると思うよ。

参戦原作を絞っていることにより、話をまとめやすくなっているし。人によっては参戦作品に魅力が無いという人もいるようだが、「蒼穹のファフナー」「鉄のラインバレル」を中心として魅力的な作品があるし、昔のユーザー向けには「聖戦士ダンバイン」「忍者戦士飛影」などもあるし。

参戦作品に文句を言っている人は、結局はガンダムの特定世代のものが無いと嫌だ、というような、そういったレベルの話なんだろう。よくよく考えると「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」なんかもすでに10年近く経過しているわけだし、40代、50代のおっさん世代の作品を並べるよりかは良いのではと。

参戦作品と言えば、今回は初音ミク絡みのキャラクターが出ていましたね。こちらは今の若い世代の方向けですが、どうでしたか？

いらない・・・。

ひどい・・・。

声がね、普通の声優の声なんだよね。初音ミクの電子音ではなく、初音ミクの声の元となった声優の声。これがものすごく違和感があり。打ち込む手間を面倒くさがったのか、声優側への利益供与か、打ち込みの声を使うと高くつくのかどうかは知らないが、初音ミクに触れている人からすれば違和感があったんじゃないかと。

あと、どうせ初音ミクを出すんであれば、他のアニメで使われた曲を初音ミクで歌わせるくらいのことはしてもらいたいものだ。アニメの曲をそのまま使うよりかは使用料は少なく済むわけだし。

こう考えると、無価値な出し方という点で残念。

別の原作として「獣装機攻ダンクーガノヴァ」もいらんよな。明らかに製作者側への利益供与のために出しているのが見え見えで。もちろん、今までお世話になっているので、関係を維持し続けたいというのはわかるが、スパロボシリーズ全部に関連作品出すほどの魅力はないだろ。

他がうまくまとまっていただけに、余分に感じた。

他には何かありますか？

移動が面倒で邪魔なので全部戦艦に収納していたら、イベントで全部の機体が外に出されるというのがたびたびあり。あのストレス感は半端ない。

というか、いい加減、マップスタートの段階で戦艦の中から出撃させるようにしてくれよ。なんで毎回開始時に戦艦に入れる作業から始めなければいけないんだよ。今までも誰かしらこうした意見述べていただろうに・・・。

すべてのシナリオで移動のために戦艦に入れると、かなりの労力になりますね・・・。

この他にもいろいろあるが。今回、これは、と思えるような要素の追加が見られるのだが、それらの要素がことごとく明後日の方向に作用しており。このあたりを見るにつけても、ゲームを作るのが出来ないんだろうな、としみじみと感じたよ。

具体的にはどういったところでしょうか？

ゲームスタートしてすぐにわかることなのでネタバレではないと思うという前置きをしつつ。

今回第1部とか、そういった形になっている。当然、その後があるわけだが・・・。こうした区切りをつける仕組みをするのであれば、当然次の部のスタートはある程度の変化があると思うわけだ。

しかし、当たり前のようにすべてのキャラクターが援軍として出てくるという。

「第2次スーパーロボット大戦OG」の序盤と中盤のようなバッサリ関係を切るのは論外だが、まったくタメもなく現れるのもどうなんだ、と。部制にした意味がない。結局いつもと変わらずだ。

このあたりには可能性を感じただけに、残念。

部ごとにけじめがつかないわけですね。

今回ダウンロードコンテンツもアホだな、と。金払ってこれをさせるのか、というのが正直な感想。

ダウンロードコンテンツには「ツメスパロボ」と「キャンペーンマップ」の2種類があります。

「ツメスパロボ」も大概だが、「キャンペーンマップ」は酷いものがある。これをやらせるのか、と。

イメージとしては「スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク」でプレイできたものと捉えていただけたらと。あれが苦痛を伴うものであったというのはプレイした多くの人が知っていることだ。さすがにポイントを使ってキャラクター育成からスタート、というわけではないが。

何がいけないのでしょうか？

条件を指定され、それを達成するというのが目的なのだが、用意されたキャラクターでそれを達成することになる。で、用意されたキャラクターは、自分がプレイしていたキャラクターと異なっているため、まずステータスの把握からしなければならない。ストーリーを進めているのと同じ感覚でプレイすることが許されないわけだ。

そして、進めていくのだが、セーブが出来ず、やり直す際には最初から。

敵のHPを減らしてまとめて敵を倒すなど、いろいろと条件があるのだが、結果予測が無いため、敵が倒れてゲームオーバーということもある。

そもそもやらんとすることは「ツメスパロボ」をより面倒くさくしたような内容でしかなく、だったら「ツメスパロボ」のみでいいだろ、と。より面倒にしたものを金払ってやらせるな、と。

結果予測というのがありますが、これは何を指すのでしょうか？

簡単に言えば、こうすればこういう結果が出るということがわかる、ということ。

他のゲームで言えば、攻撃力から防御力を引けば与えるダメージ値がわかるようなこと。もちろん、自分で計算させることもあるし、結果が表示されるものもある。

スパロボでも結果が出ないなら計算すればいいじゃないですか。

できるか！

計算式を書こうと思ったが、複雑すぎて断念したわ！

かなり計算式は複雑ですね。いろいろな要素が絡み合いますので、いちいち計算するのは現実的ではありません。

にもかかわらず、HPの調整を強いるようなゲーム内容が含まれる。本編でもそうなんだけどね。

ツメスパロボならやり直しがしやすいため、まだ我慢できるが、それができないキャンペーンマップで類似したことをやらせるのは論外だろ、と。

じゃあ、どうすればよかったのですか？

似たようなコンテンツにせずに、ツメスパロボは与えられた条件で結果を出す、キャンペーンマップはストーリーモードで使っているキャラクターを用いて経験値稼ぎ、資金稼ぎ、撃墜数稼ぎなどに使えるものにする、という区分けで良いだろ。

少なくとも、ストレスを感じさせるものを遊びたいと思ったユーザーがどれだけいるのか考えてみたら、こんなものを出さんだろ。

そうですか・・・。

参戦作品は良好だと思うが。

「蒼穹のファフナー」「リーンの翼」辺りは改めて原作アニメをチェックしようかと思ったほどだ。

「リーンの翼」は日本でも安く手に入るし、「蒼穹のファフナー」は北米のamazon.comでテレビ版、映画版が共に安く手に入る。すでに注文済みのため、届いたら一気に見てしまおうかと思っている。アニメだけを見ていたら気が付かなかったようなことをゲームで知ることもあるので、改めて見て楽しめたらと。

いろいろと考えがあるようですが、初週の売れ行きは12万本程度とのことでした。こちらはどう判断すればいいのでしょうか？

『スーパーロボット大戦UXや関連漫画、動画、売れ行きなど』で述べたように、販売価格の上昇がマイナス要因、違法手段でのプレイが現状できないことがプラス要因。この2つが絡み合ってどうなるかが注目であった。

今のところ、ニンテンドーDSで出ていた過去2作とあまり変わらない初週の売れ行きのため、今後どうなるか、推移を見ていきたいところ。

最終的には以前述べたように20万本から25万本の間に収まればいいね、と。もちろん、それ以上になれば、喜ばしいことだ。

スパロボとしては良作に入るので、スパロボシリーズに興味があった人は、チャレンジしてみたらどうだろうか。

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