まだ死にたくないマーベラスAQLと、死にゆくアトラス保有のインデックスとの関係、海腹川背など

投稿がありましたので紹介します。

『閃乱カグラ、ソウルサクリファイス、朧村正、プリキュアにテニミュなど、その昔社長がまだ死にたくないなどと弱音を吐いていたのが嘘のような復活を遂げているマーベラスAQLですが、今年の4月初旬にインデックスの米国子会社からソーシャルゲーの権利購入をしています。

時期的にただの税金対策も考えられますがインデックス自体のM&Aの下準備とかも考えられますかね?アトラスは救出してほしいものマーベラスAQLまで溺れないちょっと心配です。』(投稿)

4月17日『アトラスが危機に、インデックスの行方は?早く潰れることを願いつつ』ではアトラスのブラのを有するインデックスの債務超過を取り上げましたが、今回はマーベラスAQLがそのインデックスより権利を取得したという情報ですね。

この情報自体は4月1日に公開され、取得は3月31日に行われています。

インデックスに関しては、資産を売却していってどうにかしてお金を得ようという考えのため、こうした売却があるのは当然と言える。利益が出ていない部門であるならば、他所に引き取ってもらうことで、出費も抑えられるし。

このインデックスの北米でのオンラインゲーム部門がどの程度収益を上げていたのかわからないし、いくらで売却したかも発表されていないので何とも言えないが。

こうした資産売却の動きは以前からあるので、インデックス側の動きとしてはなんら不思議はない。

マーベラスAQL側はどういうことでしょうか?

わからん。正直、魅力ないと思うんだけどね。

もし、インデックスの北米でのパッケージソフトの販売を取得となれば、意味のあることだと思うが。

アトラス系ソフトは北米で結構売れているからね。今、日本のメーカーで一番勢いのあるのがアトラスでは、と思えるくらいに。数では大手に負けるかもしれないが、アトラスブランドのソフトだけでなく、ローカライズでの販売も手掛けていたりするし。

「デモンズソウル」なんかは日本ではソニーコンピュータエンタテインメントが販売し、北米ではアトラスが販売し、北米で成功したタイトルとして有名だ。如何にソニーコンピュータエンタテインメントが無能集団であるかがわかる一幕でもある。

相変わらず手厳しいことを・・・。

マーベラスAQLはどうでしょうか。

ちなみに、まだ死にたくないという表現をした当時はまだマーベラスエンタテインメントという会社名でした。その後、AQインタラクティブと合併をして今に至ります。

まだ死にたくないということに関しては2009年6月17日『マーベラスエンターテイメントの役員がソフトの売れなさをブログで吐露、「王様物語」を買ってくれと懇願』で取り上げています。

なんで買ったかは知らないけど、何かしらあったんじゃないか?どうでもいいや。

そんな投げやりな・・・。

当時のまだ死にたくない状況から一転し、今のマーベラスAQLは順調ですね。

当時、なぜマーベラスエンタテインメントがダメだったかというと、本来のコアゲームユーザーにおもいっきり喧嘩を売ってしまったからね。

そのため、マーベラスエンタテインメントが発売していたコアユーザー向けゲームが売れなくなり、結果として企業として厳しい状況になってしまった。

その喧嘩を売ったというのはどういうことでしょうか?

以前も取り上げたけど、PSPで発売された「海腹川背Portable」が大量のバグでスーパーファミコン時代からファンであった人に大きな失望を与えた。このゲームはゲームらしいゲームとして、本当に旧来のゲームが好きな人から愛されていたゲームなのだが、それをバグ満載で発売。

これにより、続編物でない新規のタイトルでも率先してプレイするようなゲームユーザーに見放され、その後マーベラスエンタテインメントより発売された「朧村正」「王様物語」などが売れず、赤字となった。

もちろん、当時、赤字となった理由は別にもあるし、これらのタイトルが売れなかった理由を他に求めることもできる。

ただ、この「海腹川背Portable」の問題はゲームユーザーにとっては大事件ともいえるものだった。そう思っていただけたらと。

それだけのタイトルだったわけですね。

その後、地道に「閃乱カグラ」などでエロ目当てのアニメ系おたくの信用を得つつ、今はようやくまともな会社運営になりましたとさ。

今回の投稿の話では、このままインデックスをマーベラスAQLが救うのでは、とまで読んでいますが、これはどうでしょうか。

さすがにマーベラスAQLにそこまでの体力はないよ。

ただ、任天堂以外でどこに救われるのが良いかを考えたとき、確かにマーベラスAQLはベストかもしれない。

コナミはゲーム部門の縮小をしているし、セガは無能だし、ソニーコンピュータエンタテインメントは無能かつ金が無いし、スクウェアエニックスはまずは自分の会社なんとかしろだし、バンダイナムコは今までアトラスが築いた信用を失わせるし、コーエーはテクモの状況を見れば言うまでもない。

カプコンは?

カプコンはそもそも買収をあまりしないから。

あとは角川系となるけど、こちらもゲーム面ではさっぱりだ。マルチメディア展開を考えると、角川系が手を伸ばすのもありだけどね。

あとはソーシャル系で、以前から言っているようにグリーとか。

こうして考えていくと、無難なのは任天堂かマーベラスAQLか、もしくは角川か、となる。

救えるのかどうか、救うのかどうかは別として、アトラスがこれらの会社に救われるのであれば、将来は明るいのでは。

マーベラスAQLは一度死にかけたところから復活した経緯もあるし。

つまり、インデックスを復活させることもできるかもしれないわけですね。

死んだ会社を復活させられるのかはわからんけどね。

ひどい・・・。

今回話に出てきた「海腹川背」ですが、6月27日に「さよなら海腹川背」として新作ソフトが発売されます。スーパーファミコン版のオリジナルスタッフが制作にかかわっているとのことですので、ご注目ください。マーベラスAQLからではなく、アガツマエンタテイメントから発売されます。

予約特典はオリジナルサウンドトラックです。

さよなら海腹川背 予約販売受付中

これでまたバグが満載とかだったらどうするんだろうな・・・。

不吉なこと言わないでください・・・。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:アトラスが危機に、インデックスの行方は?早く潰れることを願いつつ
1つ新しい話題:逆転裁判5、発売日決定、ネットオリジナル限定版も発売へ

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『まだ死にたくないマーベラスAQLと、死にゆくアトラス保有のインデックスとの関係、海腹川背など』へのコメント

あの時期マーベラスが落ち込んだ理由は、大手同様に据え置きやHDゲーなんかに投資してしまったからでしょ。
携帯機ではバグは出ててもずっと手堅く売ってたのだから、バグが多いってだけでそこまでの落ち込みにはならない。
逆に今はそういう路線はやめて、携帯機ゲーにちゃんとデバッグの金を使うようになったのかルンファクなども目立ったバグもなかったので、結局詰まるところ問題はHDゲー投資だったと。

投稿者 : 匿名

どこが買い取るかと言ったら、自分はソフトバンクがありそうだと思う。

投稿者 : 匿名

デモンズでソニーの無能さってのもなんかな
SCEJはサードにうまみを上げて頑張ってもらうって形じゃん
レベル5なんかもソニー傘下になりたがってたのにわざわざ独り立ち協力して今があるんだし

任天堂が拾っても売れずに、
その内任天堂キャラ使った似たゲームが出てフェードアウトするだけな気がするけどな
メガテンペルソナはポケモンがもうある(本当は大分違うけど、ライトからしたら同じようなもん)から伸びないだろうし、
カドゥケ辺りはマリオの~だのワリオの~だのって名前になってそう

投稿者 : 匿名

そんなに言うなら任天堂は、まずWIIUを救おう

投稿者 : 匿名

>今回話に出てきた「海腹川背」ですが、6月27日に「さよなら海腹川背」として新作ソフトが発売されます。

新キャラにアキバオタク臭がプンプンするなw
キャラ設定にもこだわり始めたようだしw

90年代旧作のスタッフが開発していることを売りにしているので、
出来はPSPの旧作リメイクのようにはならないだろうと言われているが、
あまり類を見ないアクションだったり、
世界観やストーリーやキャラ設定にはこだわらず、演出や装飾に独特の渋さがあったり、
ゲームセンターCXで取り上げてもらえたりで、
せっかく一般受けし続けそうなシリーズなのに、
アキバオタクに媚びて失墜していくパターン突入か?バンダイナムコの塊魂みたくw

投稿者 : 匿名

海腹川背はそこまで影響力あったのかな?
マーベラスは普通に粗の目立つソフト出し過ぎだったし
朧村正もそこまでヒット出るほどの出来、性質かと言われれば微妙なのと
あと王様物語も個人的には駄作かと、それと発言による自爆

投稿者 : 匿名

まだ死にたくないというのは
Wiiに尽力しちゃったおかげで悉くソフトが売上げ不振起こしたんだっけ?

Wiiは本当にソフトが売れないハードだったよねぇ
朧村正はまさか後発マルチなのにVitaの方が売れちゃうとは思わなかったよ
本当に普及台数なんて意味の無い数字なんだと改めて実感しましたわ

投稿者 : 匿名

マーベラス新規IP不振の原因として
マリオしか買わない思考停止層とフィットネス層しかいない
Wii市場の特殊性をあげてたのは当時の記事の貴方自身でしょ

「理由を他に求めることもできる」とかワザワザ言い訳挟んで
今更いったい何を言い出すやら

だいたい貴方、王様はPSPなら売れてた、とかも言ってたし
PSPの海腹川背が原因だキリッ!って余りにデタラメすぎませんか?

投稿者 : 匿名

"朧"と"王様"が売れなかったのは、単純にwiiだったからだよ。
コアユーザーがwiiを買ってまでやるソフトじゃないと判断しただけ。
2009年6月17日の記事の通り。

それとマベが復活したのは、AQ(マベ社長の親が経営)が救ったから。
そのAQは、オンライン関連で大黒字な会社だったので、同じ事業である部門をインデックスから購入したのかと。
個人的には、火中の栗を拾う行為だと思ってるが。

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 2013年4月19日 06:59

邪推しすぎじゃないの?
まあ、当時と違って考え方がブレたり偏ったりしてるように見えるのは同意だけどさ

投稿者 : 匿名

投稿者 : 2013年4月19日 01:23
>せっかく一般受けし続けそうなシリーズなのに、
プレイしたことないでいってるのかね
地味で難度の高い、一般受けとは程遠いシリーズなんだが

ちなみに、設定は昔っから凝ってたよ。前面にだしてないだけで


しかしアトラス買収、なるほど言われてみれば角川確かにアリかもしれんな

投稿者 : 匿名

とりあえず、あの当時のマベ製ゲームの質が低かったのは間違いない。海腹川瀬がその象徴だけど、他にも魔人DS版とかコアなファンがいるシリーズでの悪評は確かにあった。
それだけじゃないにしても、原因の一つであるのは否定できない。

投稿者 : 匿名

朧村正(Wii)が売れなかったのは100%ハードのせいだよ。
ハードシェアが圧倒的に低いVita版でWii版の国内総売上を初週に更新した事で証明されてる。

こういうサード系ソフトはいっぱいある。

投稿者 : 匿名

朧村正にしろ
アークライズファンタジアにしろ
あの当時からマーベラスのゲームの質は高かったよ

海腹川瀬のバグは擁護できないけど
売れなかったのは、まことの指摘どおり単にハードの選択肢を間違えてただけ

投稿者 : 匿名

確かにマベによる買収はありそうですね
一時期の不調は、身の丈に合った商売の範囲で各コンテンツを適切な市場に、適切な品質で提供できなかったのが原因かな?
あの頃のマベは、一段階上を目指そうとして堅実さを忘れていた感じがします

投稿者 : 匿名

>プレイしたことないでいってるのかね
>地味で難度の高い、一般受けとは程遠いシリーズなんだが

お前こそプレイしたことないだろw
作品個別で見た場合とシリーズとして見た場合は違うだろ。2作目の旬では難易度下がってたぞ。
多分開発者は意識しているのだろう。まあ、難易度は調整でなんとかなる次元で土台ではない。
ゲーム性で勝負しようとしている時点で上手くやれば一般受け狙えたはずなんだよな。
あと、ゲームセンターCX放送以前の話をされてもな。


>ちなみに、設定は昔っから凝ってたよ。前面にだしてないだけで

なぜ前面に出さないのか考えてみろ。つーか考慮して引っ込めたってことだろ。
まあ、ライブドアニュースのプログラマーへのインタビュー記事で、大体答えは得られてたがな、
なぜ設定にこだわらないかは。

アキバオタクとオタクキャラをキモがる連中との相殺効果、
オタク的になってくると、設定やストーリーや世界観などにがんじがらめにされて似たようなゲーム性のものの乱発や
メディアミックスや関連グッズの乱発でゲームそのものには力を注がなくなるのではないかという不安蔓延などで衰退するパターンが典型的だが、
今の時代、レベルのより低いものを他社がキャラやビジュアルを前面に出してきて埋もれて衰退というのも考えないとな。
ワイヤーアクションは原型となるものがファミコン時代にもう既にあったわけで(「ヒットラーの復活」や「アルマナの奇跡」など)、
そのレベルのものを骨組みにキャラやビジュアルの上乗せとかだと、
マーベラスとかバンダイナムコとかでも容易に開発できるだろ。
劣化バージョンをそれこそ「仕様」として出せるわけだ。
そういう劣化バージョンにキャラやビジュアルの上乗せで勝負するようなことを他社がやり出すと、
同一視されかねないし、本家でも萌えキャラ入れてるやんとか転嫁的言い訳が容易なんだよな。
つまりそういう質より量、売れればいいやん的な発想の連中にスキを与えることになる。
任天堂だとあまりしたがらないだろ(パルテナの鏡とか怪しいけど)。
本家は、キャラ設定や世界観やストーリーなどのブレ幅を大きくしないことにより、
ダメな他社にスキを与えない、それらの出すゴミに埋もれさせないことが重要。

ゲームセンターCXの効果で認知度は上がった、DS版もそこそこ好評だったので、
せっかくのそういう効果が持続的に保てるような制作や商売を行ってもらいたいものだな。

投稿者 : 匿名

そもそもDSの魔人学園もゲーム内容自体は良リメイクだったし
バグ云々でゲームの質が決まるなら
FO3やスカイリムなどの神ゲーと評判の作品を複数出してるベセスダのゲームなんかほぼ全部が質が低いって事になるぞ

投稿者 : 匿名

角川のゲーム部門は殆どギャルゲーだろ?フォトカノやアマガミなど

投稿者 : 匿名

海腹川背はスーファミの頃から初心者への配慮はあったぞ。
何十分ルールだったかプレイ時間が掛かりすぎると、
次のステージがエンディング面に変わるという。
全面クリアとか全ルートクリアとか目指すとチャンピオンシップ的になったが。
プレステの2作目からそのルールは廃止した代わりに、
全体的な難易度は落としたんだよね。

また、スーパーマリオ2が高難易度だったからといって、
スーパーマリオがシリーズを通して高難易度だということにはなるまい。
駄目な一般化の例だろう。

投稿者 : 匿名

マーベラスって愛のないリメイクとバグ完全放置ってイメージしかないから、
よっぽど面白いものを作らない限り買う機会はなさそう。

投稿者 : 匿名

マベの和田の「死にたくない」発言は当時のバカ社長がレッドシーズっていう全世界で核爆死したHDゲームに10億も注ぎ込んでた件に対してだし
戦闘国家やゼロパイロットといったゲームの版権を買っては殺しで「続編殺し」とまで言われてる上そもそも出すゲーム出すゲームがクソゲーだらけな
ステマ企業角川に「アトラスブランドを買え」とか無知も甚だしいね
あと「VITA版朧だのが売れたのはハードのせい」みたいなこと言ってる奴がいるが何の事はない
「良作だって評判だから買うゲームが無いVITAユーザーが群がった」っていうコレシカナイ需要で売れただけ、それでも10万が壁って低さ

投稿者 : 匿名