DQ10 バージョンアップ1.4の詳細を読み解く、過去最大のバージョンアップとは何なのか

ドラゴンクエスト10のバージョンアップ1.4の詳細が発表されたようだね。

すでに第1報、第2報が出ていましたが、やはり詳細が出ると盛り上がりますね。

第1報、第2報については『DQ10、大型バージョンアップ第4弾の情報公開、現状の評価は？』『DQ10のバージョンアップ1.4はソロプレイヤーにとって悲報か？チーム機能強化について』で取り上げました。

いやあ、長かった。

バージョンアップ1.4の情報のボリュームがありすぎて長く書いてありますね。

そうじゃないよ。

では、何が長いのですか？

先週金曜日の12時から情報がいつ出るかと待ち続けていて、週末には出るだろうと思ってさらに待ち続け。

月曜日に出るだろうと、月曜日も待ち続け、バージョンアップの実施日の延期もあるのか、と思いながら、諦めてもう寝るとなった22時30分に情報を公開しやがった・・・。

そういった意味での長いですか・・・。

と、いうことで、バージョンアップ1.4の詳細を見つつ、いろいろと考えていこう。

まず、バージョンアップ1.4は過去最大のバージョンアップと言われています。その反面、詳細を見ると、あまりそういった雰囲気が無いのですが、これはどう考えればいいのでしょうか？

追加職業とかないので、地味に感じるけどね。

過去最大のバージョンアップの意味は、ストーリーが追加されるという意味での過去最大という意味合いで使っていると思われる。

なので、大まかなストーリークエストをクリアして長いことやっていない人も、楽しんでもらえるような、そういったバージョンアップと言いたいのではなかろうか。

少なくとも、システム面を大幅に変更するとか、何かストーリー以外の追加要素が豊富という意味での過去最大ではないと思われる。

ドラゴンクエスト10はストーリー面でも魅力が高いですから、そのメインストーリーが追加されるということは期待が高まります。

こればかりは実際にプレイしてみないと何とも言えないので、あとはプレイ後に本当に過去最大というにふさわしい内容なのかも含め、各自で考えてもらえたらと。

今回からは細切れ方式でストーリーを追加すると思うので、1.4だけでは完結まで持っていけないかもしれない。1.5で追加メインストーリークリアとなると思うので、ストーリーだけを楽しみたい人は1.5まで待つのもありかと。

もっとも、レベル上げなどをしておく必要があるので、休憩中の人も、1.4開始の段階で1ヶ月はがっつりプレイして元気玉を消費してレベル上げなどをして、1.5を待つというのも一つの手だ。

では、細かいシステム面の変更を見ていきましょう。レベル上限解放はオルフェアで受けられるようですね。レベル64から受けることが出来ます。

どういったクエストになるのか、また、敵の取り合いなどがあるのかに注目したい。

すでにレベル65まで達しているキャラクターで挑む際には、特訓モードにしておこう。敵討伐、アイテム取得系であれば、たぶん強い敵と戦うことになるだろうから。

武器切り替えはどうですか？

主に攻撃手段と、MP回復手段とで分けるのがベストかと。もしくはメタル系用とか。

特訓モードの敵が固定になりますね。

討伐モンスター一覧でどの敵が対象かわかるのも便利です。また、1回の戦闘ではなく、1体倒して1ポイントと、ポイントの取得条件も変更されています。

100体討伐とセットでプレイできるので喜ばしいのでは。

今までの状況で特訓モードをクリアしてきた人から少しクレームのようなことを言う人がいるようなのだが、こうした良い修正はどんどんやってもらいたい。

4パーティー2セットの8人で1体の敵に挑むパーティー同盟ではサポート仲間も使えることが明らかになりました。2アカプレイでしたら一人でも挑戦可能です。

オートマッチング機能もあるとのことですので、こちらも注目です。

これで僧侶8人ゾンビアタックで2アカの人も攻略可能だ。

モンスターの配置や出現数なども変更になります。メタル系モンスターの1階の戦闘に対する出現数も増える傾向のようです。

メタル系出現数増は、あとで述べるばくれつけんの下方修正との絡みもあるのだろうか。

出現確率に関しては述べていないので何とも言えない。

戦士の能力アップの概要が発表されました。ちからのパラメーターと、ひっさつ発生率が向上しています。

ひっさつ発生率というのが職業ごとにあるということなのだろうか。こういったところから、隠しパラメーターの存在を推し量ることが出来そうだが、実態が不明だ。

物理のバトルマスター、ひっさつの戦士という位置づけにしたいのかもね。必殺技はかいしん攻撃と地味だが、証の2回行動が発動すると連続で必殺技が発動するのもいい感じ。

ここで訃報です。

ツメスキルのタイガークローがダメージ低下、格闘スキルのばくれつけんが会心確率低下となりました。

南無南無。

久しぶりの下方修正ですね。

どの程度の変化か見ないとなんとも。ばくれつけんは、メタル系討伐に役立っていただけに残念ではある。メタル系討伐用に、かいしんのダメージ率の方の修正のみであったらうれしかったが。

他の武器にもかいしんが出るような武器スキルもあるので、そちらも使ってもらいたいという思惑もあるのだろう。詳しくは『メタルスライムなどのメタル系の敵の倒し方 ドラクエ10攻略 #DQ10』で確認を。

今、新規に複数のキャラクターを育てているのだが、いろいろな武器を用いてプレイしていくのも面白いものがある。キャラクターによってさまざまな動作があるし。

そうしたものを見ることなく、格闘のみで終わったり、ツメのみで終わるのはもったいない気がする。こう考えると、いろいろな武器を使ってもらうようにこうした修正をするのは決しておかしくないだろう。

ウェディ女子のパラディンのスティック持った時の動作を見たとき、感動したからね。これ考えた人は天才だと思ったよ。

ツメが強いからと、大金はたいて装備を整えた人からすると残念だろうが。

それでも、タイガークローのみが弱体化されただけで、ツメ自体が弱体化されたわけではない。他のツメのスキルもあるし、通常攻撃が2回攻撃ということから、かいしん狙いでやっていくのも面白と思う。

各自、変化にしっかりと対応してもらえたらと。

逆に上方修正されたスキルも多々あります。範囲が広がったり、消費MPが減ったり、特殊効果の発生確率向上もあります。スキルの特徴そのものが変わったものもありますね。

気になるのだけ取り上げていく。

片手剣のギガスラッシュはMPが12になって、しかも範囲が自分中心の円状になっている。これで魔法戦士が攻撃面でも強力になる。MPパサー要因となっている現状から一歩前進だ。

棍のなぎはらいも効果範囲が180度から270度と変わっているので、当てやすくなった。このあたりは、実際の表示と通信ラグとの関係もあって外れやすいという側面もあったことに対する変更かもしれない。

扇のおうぎのまいはスキルの内容自体が変更になっている。範囲攻撃から4回複数回攻撃に。これによってメタル系の敵に有効になったのでは。扇には他にアゲハ乱舞という範囲攻撃があったので、内容重複への対応だろう。

ブーメランはデュアルカッターとバーニングバードのダメージが向上している。デュアルカッターは使い勝手の良い範囲攻撃なので、経験値稼ぎとかに役立てそうだ。バーニングバードはランダム7連続攻撃なので、これの攻撃力が上がるとなると、結構便利。もともとブーメラン自体の攻撃力が抑えられているので、その部分を考慮してのダメージ向上かもしれない。

とまあ、気になるスキルはこれくらいで。

斧とかも強化されているので、戦士もいい感じにプレイできるのではなかろうか。

もう一つ訃報です。

連続攻撃による状態異常の特殊効果が初段のみの適用となりました。具体的にはルカニやヘナトスなどの特殊効果を発揮する武具を装備して多段スキル技を使用したときなどに当てはまります。

ちょっとディレクターコメントがどうかと思うが。

不具合なら直して、その後、開発でテストしてから再解放などがベストだったのではなかろうか。そうでないと、こうしたことが出来るということで装備などを整えた人からすると、クレームが出てしまう。

でも、効果自体がなくなるわけではないので、攻撃しつつ、時折効果発揮したらいいね、という感覚で今後も使っていただけたらと。

バトル中にLボタンで決定が出来るようになったとのことです。

数日前にWiiリモコン3本買っちゃった・・・。

魔法の迷宮でトルネコの出現に変化がありました。今まではメタスラのコインを使った後は出ませんでしたが、バージョンアップ1.4からは出るようになります。ちなみに、今まではコインを使った際にでなくても、次にコインを使わずに入ったときには出たようです。

コインの使用でギスギスしていたのが解消されるわけだ。今後はみんなで積極的にコインを使っていこう。

同じく魔法の迷宮で、メタスラのコインなど、同じコインを複数キャラクターで使用できるようになりました。4人全員がメタスラのコインを使用すれば、隠し階で4体のメタスラがフィールドに登場すると思われます。

これによって、コインの旅人バザー価格が軒並み上昇している。今まで地道に使ってきたのだが。

どうでもいいが、メダル王のコインの入手手段を増やしてもらいたいものだ。以前はふくびき景品にあったが、無くなってから価格が上昇して辛い。

魔法の迷宮では弱い敵を倒しても装備の使い込み度が上がるようになりました。

高レベルの人が処分したい武具を結晶化したいときに役立ちそうだ。

RMTをしていると思われる人を運営に伝える通報コマンドもできましたね。

RMTだけなのか、それともBOTもなのかが不明。そもそもRMTかどうかはユーザー側からしたらわからんだろうし。どちらかというとBOT通報を主軸にすれば、RMTもセットで調べられてよいのではと思う。BOTとRMTとの違いなども含めて、どういった人が通報対象なのかをもうちょっと詳しく説明がほしいところだ。そうでないと冤罪が生まれるからね。

ちなみに私は手動で4キャラクターを操作しているので、見かけても通報しないように。

酒場でのサーチ関連が改善されました。

自分の一番高いレベル以下から選ぶことができるようになりました。わざわざ転職して高レベルに変更する必要はなくなります。

これは遅すぎるくらいの対応だ。

酒場はあとは武器でのサーチとかできればベストかと。あまりサーチを細かくするのも問題だが、武器の種類のサーチは可能にしてもらいたいものだ。

逆に旅人バザーでは錬金効果の詳細のサーチが出来るようになりましたね。

これはありがたい修正だ。くさりのあみごてでアイテム探すのは大変だったから・・・。

気になるところは以上ですね。すでに過去に取り上げているものは外してあります。

他にも多くの修正点がありますので、プレイされている方はぜひオフィシャルサイトでご確認ください。

週末を外してバージョンアップまであと数日のタイミングで発表したのは、タイガークローやばくれつけんの修正に対するクレームを極力抑えるためなのか、などと考えたりするが。

どうでしょうね・・・。

あと数日でバージョンアップ1.4となるので、楽しみにしたいところだ。