PS4が次世代ゲーム機シェアトップになるための方法はある

WiiUが発売され、Xbox Oneが発表された中、E3 2013でPS4が正式に発表となるわけだが、この調子でいくと、PS4が次世代機トップになる可能性も見えてきたのではなかろうか。

おお、やっぱり次世代機はソニーですか。

今回は、どうすれば次世代機トップになるのかを取り上げたいと思う。

何か策はあるということですか？

簡単なことだよ。

その簡単なこととは？

余計なことをせずに、ただただシンプルに、ゲームに特化したものを出せばよい。

もうちょっと具体的にいうとどういうことでしょうか？

WiiUにしても、Xbox Oneにしても、いうなれば自らで重りをつけて販売している、もしくは販売しようとしているわけだ。

WiiUで言う重りとはWiiUゲームパッドであり、Xbox Oneではまだ販売方式が決まってはいないものの、たぶん本体同梱となるキネクト(Kinect)が該当する。

これらは共に本体のコスト増の要因となっている。

こうした重りを取り除いたもの。つまりは余計な周辺機器等を入れず、ゲームに特化した、既存のコントローラーと本体のシンプルなゲーム機を発売すれば、コスト面での優位性が保たれ、次世代機では抜きんでる可能性がある。

それくらい、任天堂にしてもマイクロソフトにしても、WiiUゲームパッドとキネクト(Kinect)が重石となりそうだ。

ではPS4に期待していいわけですね。

重石を自らで背負おうとしなければね。

どういうことでしょうか・・・。

PS4も余計なものをつけてきそうで・・・。

ありそうですね・・・。

結局、各社がやりたいこととは以前から何度も言っているように、ホームエンターテインメント機としてリビングに置いてもらうこと。そのための手法として、余計なものをつけていっているわけだ。

WiiUゲームパッドにしても、リビングでテレビとかち合わないようにするためであったり、キネクト(Kinect)にしてもリビングで映画やテレビなどの他のコンテンツとの共存であったり。

PS4も同様の考えを持っているだろうから、何かしらつけてくる可能性が高いんだよね。

しかし、そうしたものをつけずにいけば、価格面での優位性が保たれ、いち早くシェアを拡大し、PS4が主軸としてゲーム業界が動くこともありうる。

では、期待ということで。

それを裏切るのがソニースピリットだろ。

いい意味で裏切ってもらいたいものですが・・・。

当然悪い意味で裏切りそうだよな。

そんなことはないと思いたいですが・・・。

最近のソニーを見ていると、どうもね。

直近に出てきたPS Vitaも余計なものをつけてコスト増を招き、今の売れていない状況を生んでいる。

ゲーム機を目指しているのかスマートフォンのようなポータブルデバイスを目指しているのかはっきりとせず、結局どっちつかずになっている。

開発スタッフがPS Vitaと大きく異なり、意思決定機関も違うのであればシンプル化の可能性も残されているが、そうでないのであれば、PS Vitaと同じく余計なものをつけてコスト増を招いて、結果として重石を背負っていくことになりそうだ。

PS3がまさに重石で苦しめられた過去があるだけに、そうならないことを願いたいものです。

余計なものをつけずとも、マイクロソフトもソニーも目指すべきことはできると思うんだけどね。

ハードに頼らず、ソフト面で対応できそうなののも多いし。

後は、別途販売の周辺機器で各自に対応してもらった方が、本体価格を抑えられ、また、いろいろな可能性も増すことが出来る。

torne(トルネ)が良い例ですね。

何でもできる、ではなく、まずゲームが確実に楽しめる状態にし、そのゲームユーザーを中心に、各種サービスに広げていく方が無難であり、また、安全と思うのだがどうだろうか。

マイクロソフトがやろうとしていることは理想として理解できるのだが、結局はあらゆる外部機器に対して喧嘩をしていかなければならず。

それよりかは、まずはゲーム特化で売る。この特化が出来ることこそ、ゲーム機としての最大のメリットと言える。

いずれにしろ、最終的には価格次第なので、マイクロソフトが挑戦的な価格で発売するかもしれないし、特化しても価格が割高になる可能性もあるしで、現時点では答えはないけどね。

Xbox OneとPS4の価格は9月前後に出るでしょうから、それまでは待つ必要がありそうです。

もし、ソニーがPS4で余計なものをつけて売ってくるとなると・・・。

なると？

奴隷の鎖自慢状態になりそうで面白そうだ。

そんなことは・・・。