1周年記念特別依頼書モンスター大討伐、大反省会
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そんなわけで、ドラゴンクエスト10で1周年記念として行われた特別依頼書モンスター大討伐の大反省会を行いたいと思います。
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大反省会って・・・。
すでにすべての条件がクリアして最高報酬を得られることが決まっているのですが・・・。
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条件達成となったことが大成功ということにはならない。
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どういうことですか?
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最終的にはこの1周年記念イベントが盛り上がったかどうか、多くの人が楽しめたかどうかなど、総合的に考えていく必要がある。
条件達成だけできれば良いとなると、今後も同じようなイベントが継続することになる。そうならないためにも、条件達成の成功であっても大反省会を開く必要がある。
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で、その反省すべき点はなんなのですか・・・。
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イベントの報酬、イベントの実施の仕方、対象の敵といったところだ。
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それはほぼ全部じゃないですか・・・。
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まあ、そうかもしれない。
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イベントの報酬から見ていきましょう。達成した数に応じて段階的に報酬が得られる仕組みです。ふくびき券からドルセリン、ドレスアップ無料券、美容院無料券、レンタル衣装無料券、そして最後まで達成したらしぐさ書がもらえますね。
イベントの実施の途中からしぐさ書の画像が公開され、さらにそのあとには動画の公開も行われました。
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しぐさ書は過去の同種のイベントの一緒でお約束なものとして良しとして、それまでの過程の報酬が微妙だよな。
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いろいろもらえるのに微妙ですか?
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ふくびき券以外、すべてゴールドで解決できるものだから。特に、最近はゴールド稼ぎがしやすくなっている関係で、価値が相対的に減少している。
もちろん、このように大量配布することによって、よく使う人はより安く使えるようになるし、やっていない人もやってみようという気持ちにはなるだろうが。
あまりにも似たようなものを多く配布しているので、それらに興味が無い人からすれば、どうなんだ、となってしまう。
やはり、ゴールドには代えがたい元気玉を少しでも織り込んだ方がよかったのでは、というのが正直な感想。
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2013年年始のイベントでは元気玉や超元気玉が報酬としてありましたね。今回はなぜなかったのでしょうか?
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あまり早くレベル上がってもらっても困るからでしょ。すでに次のバージョンアップまではレベルの上限も上がらないわけだし。
ただ、まだレベルが低い人もいるし、特にWiiU組なんかは元気玉の方がよかったという人も多いのでは。通常の元気玉でなくても、小元気玉とかくれればよかったのに、と思う。
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続いてイベントの実施の仕方はどういうことでしょうか?
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ゲーム内告知が皆無なんだよね。時折ドラキーで告知を出すけど、結局はウェブを見てくださいというだけだし。
いちいちウェブを見させるのもどうかというのが正直な感想。ちゃんとゲーム内で知らせる仕組みを作るべきだろう。
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何かありますかね?
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例えば今回は依頼書というテーマにしているので、てがみで通常の依頼書と同じようなものを配布するという手があった。依頼書の対象の敵は、今回の討伐対象の敵にしてさ。
対象の敵はランダム、報酬もついている形で。これを導入として告知に使うということは可能ではなかろうか。
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てがみを用いたイベント告知は海のイベントで用いられました。
てがみだけでなく、依頼書のアイテムを合わせて配布するということですね。
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この特別な依頼書をクリアして南レンドアの指定の場所に行くと、イベントの詳細を告知してくれるとかしても面白かったかと。
この他、モンスター討伐と絡めても良いだろう。
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各町の入り口で毎日受けることのできるクエストですか?
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そのモンスター討伐で、赤色の文字で対象の敵を表示するとかして。
その理由をモンスター討伐のキャラクターが説明し、多少上乗せした報酬がもらえるようにすれば、イベントの実施に早期から気が付く人が多かったのでは。
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どちらにしても、ゲーム内で知ってもらう仕掛けというわけですね。
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あと、モンスターの討伐数もウェブだけでなく、ゲーム中でも表示しても良いだろう。
南レンドアのキャラでもいいし、討伐隊のキャラでもいいが、そうした項目を用意するとか。
チームクエストでリアルタイムで倒した数を表示する仕組みがあるわけだから、実現可能だろう。
大討伐のようなものでリアルタイムでやるのは困難だろうが、例えばウェブと同じく5分おきに数字が更新される形で討伐対象と倒した数を表示するのは、比較的容易に組み入れられるのではなかろうか。
いずれにしても、今後もこのようなイベントを行うのだろう。だとしたら、早い段階で仕組みを確定しておけば、その後の使いまわしも容易にできて良い。
なので、いつまでのウェブでの告知に胡坐をかかずに、しっかりとゲーム内と連動したシステムの構築をしてもらいたいものだ。
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次は2014年年始にありそうですから、その時に期待ですね。
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まあ、無理なんだろうけど。
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あっさり諦めるんですか・・・。
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追加ディスクの発売もその直前にあるだろうから、いろいろと手を回す余裕が無いような気がする。
なんとかやってもらいたいとは思うが。
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続いて対象の敵についてはどうでしょうか?
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2013年年始のイベントと異なり、敵の選択が意図的に選んだものと思われる。
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2013年年始は巳年のため、「み」のつくモンスターが対象となりました。結果、いろいろなバランスの取れた敵がいて盛り上がりましたね。
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今回は意図的に選んだものなのだが、どうもその敵のバランスがよろしくない、と。
具体的には低レベルのモンスターが多くて倒しても面白味が無いという結果になっている。
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前回はレアアクセサリーや転生モンスター、地中に潜って見えない敵など、面白味のある敵も多く入っていました。
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普通に倒して経験値もほとんどもらえず、ただ作業的に倒し続けるというのはやはりやる気がそがれる。
序盤、参加者が少なかったのも、まさにこの敵の選択の影響だ。
もしかしたら手元にあるデータで、300体討伐をしている数が少ない敵を選んだのかもしれないので、断定はできないけが。今回のイベントで300体討伐のきっかけにしてもらうというのであれば、それはそれで良いと思う。
だが、低レベルモンスターが多すぎて、結局最後まで残ったのはそういう敵ばかりになってしまった。
もうちょっと中間の地味に経験値稼ぎしつつ参加できるような敵を選ぶべきではなかろうか。
後は『DQ10は共有体験が得にくい、大討伐イベントの問題など』でも述べたような理由づけもあればベスト。
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ピンクモーモンが入っていれば、転生モンスター狙いで楽しめたかもしれません。
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こんなところかな。
これらをやっていくと、逆に200万体程度の数はあっさり突破してしまう恐れもあるんだけどね。
あと、人によっては動機づけとして参加した人にのみアイテムを渡したり、ユーザーランキングのようなものを用意してはどうかとう意見もあるが、それをやりだすとギスギスしたり、強制感が強まるので、ドラゴンクエスト10的にはあまりお薦めできない、ということも言っておく。
次回以降、さらに良い感じのイベントになればと期待しつつ、しぐさ書を待ちたいと思う。
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これレアアクセを出す転生が出る敵を対象にしていたら
ペースがもっと早まっていたんじゃないかって思うんだが・・・
それはそうと結局共通点がよくわからなかったね・・・
投稿者 : 匿名マコトに概ね同意
投稿者 : 匿名初期村周辺の弱いモンスターが対象となっているのは、最近始めた新規の人にも参加できるようにという配慮があったのでしょうね。
最初期のレベリングはサポート仲間がいないこともありますし、このイベント時には初期村周辺のは経験値が2倍くらいやっても良かったんじゃないかと。
投稿者 : 匿名これ今後のためにも成功してよかったのかね
投稿者 : 匿名次も大討伐が変わらず出てきたらどうするんだ…