モンスターハンター4の出荷本数200万本超の中身

「モンスターハンター4」の出荷本数が200万本を越えたようだね。

カプコンからプレスリリースが発表されました。

シリーズ累計でも2500万本突破しています。

どうですか、この好調ぶりは？

発売前に何度か言っているけど、300万本程度なら早いうちに達成できるだろう。

その後、勢いが続くのかどうか、400万本以上、さらには「モンスターハンターポータブル3rd」以上を達成できるのかどうかが重要となる。

しょせんは通過点。

大した意味合いはないよ。

この200万本出荷という数字をどう判断すればいいのか、という問題もありますが？

まず、出荷なので、実売とは別である。

また、発売4日で出荷とあるので、発売初週の出荷数だけでなく、今週分、つまりは発売翌週の数字も含まれている可能性がある。

仮に今回発表された9月17日火曜日に商品を出荷していれば、その数字も200万本に含まれる。そうなると、初週はもっと少なく、実売も200万本超えない可能性もある。

あくまで9月17日時点での、発売4日の時点での出荷数ということですね。

ただ、今回の発表は200万本を突破とある。つまりは200万本を越えているわけだ。

どれくらい越えているかどうかわからないが、200万本以上が市場に出回るので、よほどの売れ行きの落ち込みが無い限り、発売2週間目で販売本数も200万本を越えるだろう。

もちろん、初週で200万本以上出荷していて、単にプレスリリースを出すタイミングが連休明けの今日だったというだけの可能性もあるので、この200万本突破が初週のみで達成したものかもしれない。このあたりは販売本数から類推するしかない。

発売4日後に早くも200万本を突破と発表がある以上、やはり2週目の出荷が含まれているような気がします。

ここまでは普通の見方だ。

今までの流れとしてこの見方でいい。

しかし、今回はもう一つ、見ておくべき要素がある。

もう一つの要素とはなんでしょう？

ダウンロード版の存在だ。

常識的に考えれば、ダウンロード版での売れた数を出荷という言葉の数字に含めることはないだろう。

となると、200万本超の出荷とは別に、ダウンロード版の売れた数が存在するとなる。

そして、ダウンロード版には2つのタイプがあるというのもチェックすべき点だ。

2つのタイプですか？

小売店店頭で店頭で購入できるカードタイプのダウンロード版と、ニンテンドー3DS本体で直接購入できるダウンロード版ですね。

最終的にはどちらもダウンロードすることになりますが、お金の支払先が異なります。

このうち、ニンテンドー3DS本体から直接購入した数字は、毎週メディアクリエイトから週間販売本数に入らない。

そして問題となるのが、小売店店頭で購入できるカードタイプのダウンロード版。これが週間販売本数の集計に含まれるか否かによって、毎週発売される販売本数に大きく影響を及ぼす。

もし、含まれるのであれば、それこそ初週で販売本数が200万本突破ということもありうるわけだ。

パッケージソフトの出荷数が初週200万本でないかもしれませんが、ダウンロードカード購入方式も含めて週間販売本数では200万本を越えるということですね。

このあたりがどうなのかはメディアクリエイトがこの点を踏まえた発表をしてくれないと何とも言えないのだが、今回発表された200万本超に別途ダウンロード版の存在があるということを忘れずに注目してもらいたい。

「とびだせ どうぶつの森」の時もそうでしたが、品切れタイトルはダウンロード版購入者が増える傾向もあります。

「モンスターハンター4」がどうなっているのか注目です。

最終的には10月下旬あたりのカプコンの決算発表でダウンロード版の数字が公開される可能性がある。誰かしら質疑応答で質問するだろうし。

メディアクリエイトがしっかりと表記をしないのであれば、10月下旬の情報待ちといったところ。

この他にも販売本数にはカプコンのオフィシャル通販分は含まれないしね。販売本数の発表もいろいろな要素を考慮し、見ておこう。

ということで、次回は300万本突破時に再び取り上げたいと思う。

プレイヤーの皆さんはそうしたこと関係なく、狩り狩りしていただけたらと。

ぜひ楽しんでください。

Vitaにモンハンか、とか言っていた人もカリカリしているんだろうな。

・・・・・・。