価格を下げたニンテンドー3DSの2年後の姿が今ここに

さて、2年前にニンテンドー3DSが値下げされ、その後ことあるごとに伝えてきたことがある。

何か言っていましたっけ？

だいたい2年後くらいに影響が出る、と。

何回かに分けて述べていましたね。

『この影響は1年後から2年後辺りに出てくる。』(『ニンテンドー3DS、一気に1万円の値下げ、本質を誤った任天堂、PS Vitaへの影響は？』より)

『あの時期のニンテンドー3DSの値下げは2年後、3年後を考えての値下げとも言われています。』(『なぜPS Vitaが世に出てしまったのか、平井一夫の功罪 #psv』より)

『ゲームの開発に約2年かかるとする。もちろん、大したことのないタイトルであれば、もっと短いが、大まかに考えて2年だ。当然、開発を開始するのは発売から2年前になるわけだ。

さて、2013年年末の2年前はどうであったのか、ということを考えてもらいたい。』(『ニンテンドー3DSの本当の正念場は来年の年末商戦』より)

というような流れがあり今現在を見ると、まさにそのような状況になっているのが良くわかっていただけるかと。

日本に関しては飛ぶ鳥落とす勢いですね。

実際は飛んでいる鳥がいなくてまっすぐ飛んでいるだけなんだけどね。

嫌な物言いしないでください・・・。

如何に2年前の値下げが今になって効いてきているかがわかるだろう。

実際にソフトの充実は目覚ましいものがあります。

年末に向けて発売するラインナップで30万本以上が狙えるタイトルは22本という結果に。

なりませんから・・・。

あそこまで業界の現状と展望が出来ない人間が存在し続けられるというのもゲーム業界のすごさを物語るよな。

現状と展望というよりかは、ポジショントークと言った方がいいのかもしれないが。

たぶん金を取って現状と展望と銘打って講演を行い、ポジショントークを繰り広げるのはどうなんだ、というツッコミをしたいのだが。

30万本が22本ありませんか？

年末までに発売されるタイトルで22本以上あるかどうかは微妙だが、過去に発売されたタイトルの累計が30万本位到達するなどして、30万本以上売れるタイトルの厚みが増すというのは十分ありうる。

ですが、ニンテンドーDSのような勢いはまったく感じないのですが？

ニンテンドーDSはバブルだったから。バブルと同じ状況を望むこと自体が望みすぎというもの。

当時はゲームとして以外にも普段ゲームをしないような層向けの勉強系であったり知識を試すものであったりと、幅広い世代に受け入れられた。

逆に今のニンテンドー3DSは従来のゲームユーザー向けの機器に戻っており、規模として落ちてしまうのは致し方ない。

言うまでもなく、ゲームユーザー向けに関してもスマートフォン等のアプリ向けでも多数出ているため、ニンテンドー3DS向けの数が減るのも当然だ。

それでも、タイトル群を見る限り、多くの人が手に取るようなタイトルも多々見受けられる。

2年前の値下げが今にきて効いている証拠と言えよう。

つまり、自画自賛ということですか。

まあ、そういうことで。

・・・・・・。

いやあ、2年後だって言っているにも関わらず、1年後とか1年半後くらいに今のニンテンドー3DSの状況はどうなんだ、というコメントをしてくる人がおり。

いろいろ大変な人なんだな、と思いつつ、2年経過した今、あえて振り返ってみた。

ニンテンドー3DS本体を持っている人は興味深いゲームがあれば手を出して、まだ持っていない人はニンテンドー3DS本体と共に何かソフトを選んでみてはどうだろうか。

今後のソフトスケジュールは『ニンテンドー3DSゲームソフト発売日一覧』でご確認ください。

海外は海外で事情が異なるが、「ポケットモンスターX・Y」発売によって盛り上がってもいるし、まだまだ様子見だ。

海外に関しては11月からの年末商戦の様子を見て、最終的に判断すべきだろう。

と、いうことで、今後も様子を見ていけたらと。