PS4の1日で100万台突破の真偽、不具合祭りなど

さて、みんな大好きPS4について語る時間がやってきました。

あなたに語られるのは大嫌いなのですが・・・。

そう言いなさんなって。

PS4が1日で販売台数が100万台突破というニュースが出ましたね。初日から喜ばしい限りです。

しかし、そのニュースに対して多くの人が本当か、という疑問を抱いてもいるようだ。

そんなことは・・・。

今まで散々嘘くさい数字を並べてきたソニーだからこその信頼感の無さが窺える。

では、この100万台は嘘ということですか？

いや、嘘かどうかはわからない。

なので、今回は100万台という数字がどのようなものなのかを考えてみよう。

まず初めに、本当に1日で100万台を売れるのか、という疑問から取り上げる。

売れますか？

売れる可能性はある。

おお、つまりは100万台は本当ということですね。

日本でWiiUが発売されたとき、2日で30万台を販売した。この時には品薄状態だったため、数があればもっと売れていたかもしれない。

北米の市場規模は日本の3倍であり、また、Xbox360やPS3の上位版を望むゲームユーザーも多いだろうということを考えると、それ以上の割合で売れる可能性は十分ある。

たいていは発売日当日に買うだろうから、そうした数が100万台以上になってもおかしくない。

ですが、この100万台という数字がどこから出てきたのか、という疑問もあるようです。

調査機関の名前が無いことからソニーが独自に調査したものと思われていますが、その信憑性に疑問を投げかける人もいます。今までの経緯もあり、ソニーから小売店へ販売した数であったり、輸送中も含むのでは、という意見もあります。

このあたりはどうでしょうか？

調査機関としての発表が無いからといって、数字そのものを疑うのはどうかと思う。

例えば、ソニーが小売店に渡した数が100万台以上だとする。

そして、小売店への聞き取り調査を行い、完売に近い状態であったならば、100万台以上売れたと述べても何らおかしくない。

調査機関といえどもすべての店舗を調査しているわけでもないのだし、ソニーの聞き取りがすべてのお店を対象にしていなくても傾向はつかめるだろう。

その売れ行きの傾向から100万台突破と発表したのかもしれない。

つまり、間違いではないということですね。

普通に考えればね。

普通に考えないとどうなるんですか・・・。

だってソニーだし、で終わるよな。

・・・・・・。

例えば、販売できる分が100万台以上小売店に渡ったとしても、次に述べる不具合などの対応のために本体交換などに応じていたら、実際に販売できる数は減っていくよな。

そうであるならば、小売店に物が無くなったからと言って実売が100万台以上というのが本当に正しいのか、となる。

言いがかりはやめてください・・・。

そうした言いがかりを付けられるようなことを今までしてきたからこそ、ソニーがPS4を100万台以上売りました、といっても信用できないわけだよ。

まあ、売れたら売れたでいいし、売れていなければ売れていないでも良いが。

次のような投稿も届いていますが、これはどうでしょうか？

『海外PS4不具合祭り』(投稿)

WiiUの時もそうなのだが、こうしたトラブルは実際に体験してみないと何とも言えない。

不具合にあった人がネット上で声高に叫ぶだけで、その商品そのものに欠陥があるように思えてしまうが、その人の固有の問題なのか、全体の問題なのかがいまいちわからない。

なので、ネット上ではPS4の不具合情報が大量に出回っているけど、それがどの程度の規模なのかまでは把握できない。

不具合にもいろいろな物がありますので、どう捉えていいのか迷います。

大きく分けて2つに分けることが出来る。

一つはハードの問題。ゲーム機そのものに問題がある場合。

もう一つはソフトの問題。ここでのソフトはゲームソフトというよりかはPS4のシステム部分のソフト。

ソフトの問題であれば、今後バージョンアップをしていくことで対応が出来るので、こればかりは修正されるのを待つしかない。WiiUなどもそのような感じで対応し、現状はまったく問題なくなっている。

一方、ハードの問題に関しては容易に対応できるものではない。

どうしてですか？

場合によっては回収や修理をする必要が出てくるから。

また、設計の段階で問題を抱えているのなら、対応した後の出荷の本体まで待つ必要がある。

特に怖いのが発熱関連で、かなり高温になるという話もあることから火災等のトラブルに発展しないか心配だ。

また、発売から数日でかなりの不具合報告例が上がっているが、今現在問題なく稼働している人も、今後不具合が発生する可能性がある。直近の不具合情報だけで発生率を語るのは馬鹿げており、もうちょっと中期的に見て本当に問題のないゲーム機なのかを確認すべきだろう。

発売までまだ先の日本ではどうなるのでしょうか？

そうそう早くに対応できるとも思えないので、日本も同じようなバージョンで発売されるのではなかろうか。

ソフト面であればいくらでもバージョンアップが出来るので心配しないが、ハードの問題はいかんともしがたい。

なので、今後の不具合情報やその対応などを見ないと何とも言えないが、まだ予約をするのは控えたほうがいいだろう。

このあたりに関しては以前から何度も言っているんだけどね。

10月14日『PS4は転売で儲かるのか、その可能性、本当に予約すべきタイミングとは』で次のように取り上げましたね。

『致命的な不具合情報が出てこず、製品として問題が無いのであれば、その時に予約をするとよい。』(『PS4は転売で儲かるのか、その可能性、本当に予約すべきタイミングとは』より)

よほど急いでプレイしたいゲームが無いのであれば、やはりモデルチェンジ後に買うのが一番賢いんだろうな。

それに関しても10月18日『年末商戦を狙って不安を残すソニーとマイクロソフト』で述べた通りだ。

次のような話ですね。

『もし、ゲーム機を新たに買うのであれば、モデルチェンジ後に買うというのが一番賢い選択なのかもしれない。』(『年末商戦を狙って不安を残すソニーとマイクロソフト』より)

日本でPS4を発売日に買おうと思っている人は、ある程度覚悟の上でお買い求めいただけたらと。

それにしても、こうした問題が発生するとなると、予約全額前金制は地味に痛い。まともな商品であること前提での取引なだけに。

だからこそ、直近まで予約は控え、最終的な情報を判断したのちに、予約全額前金制のところで確実に手に入れるというのが良いのだろう。

今まではこうした不具合は日本人が体験し、その後海外で販売となっていたわけだが、今回は海外が先に被害を受けてくれて何よりだ。

後は日本発売までに最低でもソフト面で不具合対応がなされることを期待したい。