ここ直DQ10第10回、汗と涙の結晶問題を真剣に考える

ここを直せば良くなるドラクエ10シリーズの第10回目。略してここ直DQ10。

前回は4月5日『ここ直DQ10第9回、住宅村問題と旅人バザー問題を真剣に考える』で取り上げました。

暇なのでDQ10がどうなればよりよくなるのだろう、といろいろ考えていた。

今回からその考えたことをもとに、複数回にわたり、いくつかのテーマを個別に見ていこうと思う。

今回のテーマは何でしょうか?

「汗と涙の結晶」について考えていきたいと思う。

武器や防具を使い込むことによって「汗と涙の結晶」というアイテムに変更できる仕組みですね。

これによって経済がうまく回っていると思います。

うまくいっているものがどう問題なのですか?

そろそろ制度自体が疲労しているのかな、と。

今のままの仕組みだと、遅かれ早かれ無理が生じる。

今現在でも問題があるのでしょうか?

今も汗と涙の決勝絡みで垣間見られる問題として、価格問題とその影響、業者やBOT問題などがある。

これだけでなく、今後は供給量の問題といったものも出てくるだろう。

そこで、今回はこれらについて問題解決としてどういった考えがあるのかを見ていこうと思う。

どういった策があるのでしょうか?

対応策としては2つ。

一つは、特訓対象となっているTARGET指定されている敵と戦ったときは、敵とのレベル差に関係なく、使い込み度が上がるようにしてはどうかと。

もう一つは、「汗と涙の結晶」の上位ランクのものを用意するということ。

この2点をすることで、いろいろな問題が解決してく。

まず最初の対策をすることで何が変わりますか?

今現在は敵より自分のレベルが低いときにしか使い込み度が上がらない。使い込み度が100になると「汗と涙の結晶」というアイテムに変更できるわけだが、今や多くの人のレベルが高い状態にある中、なかなか使い込み度を上げていく機会そのものが乏しくなっている。

バージョン2.1までは新しい職業の追加などもあったため、まだ結晶を得る機会があったが、多くの人のレベルが上がっていくにつれ、どんどんと汗と涙の結晶の供給量が減っていく。

供給量が減っていっても、また新たな武具が登場したらこれらのアイテムの使用量が増え、結果として需要と供給のバランスが悪くなる。

ならば、供給量を増やすための施策として、TARGETの敵であれば使い込み度が上がるようにし、上位のレベルの人でも供給側に回れるようにするとよいのではなかろうか。

これにより、需要と供給のバランスが保たれると思われる。

今や供給側の多くが業者やBOTプレイヤーによるものであったりもしますので、一般のユーザーが参加できるような状況になってもらいたいですね。

また、こうすることで、今はわざわざ低レベルで特訓モードにして敵を倒して使い込み度を上げるようなプレイを減らすこともできる。

こうしたプレイの良し悪しという話ではないのだが、普通にレベルを上げても普通に金策できるようにする方が、適切ではかろうか。

わざわざユーザー側に不便を強いる形を残してまで使い込み度を上げさせるべきかという疑問。

この辺りはまた別の機会に特訓について取り上げるときに触れたいと思う。

次の上位ランクの汗と涙の結晶とはどういったものを指すのでしょうか?

今はすべての武具が「汗と涙の結晶」で統一されているけど、たとえばレベル80以上の装備からは「超・汗と涙の結晶」といったように、一段上のランクの別アイテムを用意し、ここで新たにリセットしてやっていくのはどうかと思う。

その意味は?

これも複数の問題に関係する。

大きな目的としては経済圏を高レベル帯で回すという意味がある。

高レベル帯で経済を回すということは、業者が入ってこない、ということを意味する。

業者もレベルを上げていくわけだが、基本はレベル50止まり。

わざわざレベル解放クエストをクリアして51以上にする業者もいるが、最終的には運営側が業者と認定したらアカウントを止められ、またレベル1からレベル上げをするという手間が発生する。

その点、高レベル帯のプレイヤーはユーザーがプレイしているキャラクターのため、業者から物を買わずにプレイヤー同士でお金が動くようになるわけだ。

結果として業者の実入りが減り、業者にダメージを与えることができる。

また、単に業者対策だけでなく、倉庫対策にもなる。

どうして倉庫対策に・・・。

今だと、汗と涙の結晶を多く使う職人レシピが多数ある。

このため、汗と涙の結晶を手持ちのアイテムとしてだけでなく、倉庫に多数入れておき、職人作業毎に取り出すという人もいるだろう。

こうした出し入れを多くのプレイヤーがすることにより、最終的に倉庫の負荷につながり、結果として倉庫の動作が遅くなったりの問題を生じる。

これを防ぐためには、職人レシピで使用するアイテム数を減らす必要がある。

しかし、今までのレシピを変えて使用アイテム数を減らすという手段もあるにはあるが、それをしないのであれば、別アイテムを用意し、使用数を減らしていき、結果としてアイテムの出し入れを減らして倉庫の負荷を軽減、というところまで持っていけるのではなかろうか。

上位レベルの装備を作るには「汗と涙の結晶」を90個使用するなど、1つの武具を作るのにアイテム枠1箇所を使っている現状ですので、これが解消されるだけでもアイテムの出し入れが減るかもしれませんね。

これは、「汗と涙の結晶」をどこかで「超・汗と涙の結晶」に代えることもできるようにするのですか?

たとえば50個を1個へ、といったようなのも良いとおもいますが?

それだと、結局業者が今までと同じように幅を利かすだけで終わるので、好ましくない。

あくまで切り離すことも目的に含まれるので、高レベル装備での結晶化の時には超の結晶を、そうでないのであれば普通の結晶を、と分けたほうがよい。

そうなりますと、今度は低レベル帯の一般プレイヤーが困りませんか?

売る額が低くなると、低レベル帯の金回りが悪くなるように思います。

「汗と涙の結晶」は店売り価格が500ゴールドと高く設定されており、この下限がある以上、低レベル帯が酷いという状況にはならないと思う。

今すでにある武具や職人道具などにも普通の「汗と涙の結晶」を使うわけだし。

ただ、現状だとどうしても業者が幅を利かすので、全員のレベルが上がっていくことを考えると、手を打つ部分かと。

以上のように2つの手段と、それによる影響を挙げてみた。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:Xbox Oneにキネクト無しバージョン発売へ、E3 2014まで待てないジレンマ
1つ新しい話題:ここ直DQ10第11回、特訓問題を真剣に考える

『ここ直DQ10第10回、汗と涙の結晶問題を真剣に考える』へのトラックバック

トラックバックURL: https://www.makonako.com/mt/mt-tb.cgi/4449

『ここ直DQ10第10回、汗と涙の結晶問題を真剣に考える』へのコメント

低レベル職人を殺す政策にしか思えん

投稿者 : 匿名

85装備を実装し、85装備からの仕様なら良いかも

投稿者 : 匿名

低レベル職人を殺す政策か・・・。
物は言いようだなぁ。
でもぶっちゃけ現状の結晶、素材はBOTや業者が供給してるでしょ。
この状態は絶対好ましくない。
いわばアストルティアの闇。
必要悪なのか?BOTや業者は。

投稿者 : 匿名