東京ゲームショウ2014の来場者数が減少、数字以上の大幅減
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東京ゲームショウ2014が終わったね。
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9月18日から21日まで開催されていました。
来場者数は全体で251832人で前年2013と比べ、18365人減少しています。
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確か、前年はPS4やXbox Oneの発売を控え、大盛り上がりだった時ですから、減少は仕方ありませんよね。
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そうじゃないって去年話をしただろうに・・・。
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2012以前は1から8ホールと場内で続いていたものの、新たに大きく場所が離れた9ホールを追加し、その往来もカウントしているため、数字が異常に伸びたのでは、という話でした。
詳細は『東京ゲームショウ2013が過去最高の来場者数?PS4のおかげの嘘』で取り上げました。の話をご覧ください。
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ですが、確証はないんですよね。
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無いよ。
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無いよ、ってあっさりと・・・。
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ただ、一つ言えることは、2012と2013で大きく伸びる要因がホールを分け、再入場もカウントする以外の違いは無いということ。
業者日やキッズコーナーへの入場者数が横並びか大きく下落しているにも関わらず、一般入場者が大きく伸びる要因はまったくない点を考えれば、答えは出るだろう。
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そもそも再入場をカウントしているということ自体が正しいのかわかりませんが・・・。
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一般日は行っていないのでわからないけど、業者日であればカウンター持っている人がいた。
確認したのはプレスの入り口なのだが、ここは後から再入場口も兼ねており、そこでカウンターを持っている人がいてカウントしている。
仮にプレスの人のみをカウントするにしても、プレスの人が新たにそこから再入場すれば2カウントされるわけだから、数字に正確性が無いのはわかるだろう。
たぶん、プレス以外も再入場している人をそのままカウントしていると思われるので、再入場もカウントしているものと思われる。
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結局、何が言いたいんですか・・・。
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2012年までの数字と2013年以降の数字とを同一に比較するべきではない、ということだよ。
その数字を比較して何々があったから人が増えたのだ、という妄想をしなければそれでいいよ。
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では、今年の数字を見ていきましょう。
まず、業者日ですが、初日は27786人と前年より1385人減りましたが、2日目は5464人増えました。
合計では4079人の増加です。
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2日目は専門学校生も入ることが出来ると言われているので、そうした人が多かったのだろう。
たぶん、チケットを多く配ったか、もしくはメーカーの人間にも行くように促したかもしれない。
どうりで2日目はゲームをプレイするのにも結構並んだな、という印象を受けたよ。
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どうしてそんなことをするんですか・・・。
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人数を上乗せしないと盛り上がっているように感じてもらえないからだろ。
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そんな理由ですか・・・。
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続いて一般公開日です。初日は92308人と前年より10091人減、2日目は103091人と12353人減でした。
合計では195399人で前年より22444人減です。
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これはどう見ればいいんですか?
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理由は先に述べたとおりなので、改めて何か言うことはない。
単純にPS4やXbox Oneがお披露目された時より減ったね、という程度か。
それよりも問題は別の数字にある。
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どの数字でしょう?
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ファミリーコーナーの入場者数だ。
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初日は5951人と前年より1080人減少、2日目は9245人と前年より4041人減少しています。
合計では15196人、前年より5121人の減少です。
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前年比で25%の減少という数字も驚異的だが、2012年と比べると50%以上の減少となっている。
ファミリーコーナーがここまで数字を落としているのに、一般客が大幅に増加するなんてこと、ありえないだろう。
ファミリーコーナーへの入場者数の確認は、たぶんファミリーコーナーの入り口のみと思われる。
となると、先に述べたように、一般入場者数のそもそものカウント方式に問題があると見ていいだろう。
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まとめるとどうなりますか?
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2012年以前と2013年以降の来場者数は別物として見ていく必要があること。
以前と比べて歴代2位として取り上げているメディアもあるし、オフィシャルでもそういう物言いをしているけど、本当に訪れた人の数は違う可能性が高いということ。
このあたりはしっかりと押さえて数字を見たほうが良いだろう。
まあ、本来であれば、こんな数字はどうでもいい話なんだけどね。
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指標にはなりますが、それ以上でも以下でもありませんね。
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メディアなどで取り上げてもらうときは毎年数字を更新した方がいいというのはあるのだが、そうやって実態と伴わない数字を発表していくことは、無駄なコストや神経を使うことになるだけだし。
騙してでも良く見せようという考え自体がどうなんだ、と。
とはいえ、CESAの現会長は数年前からバンダイナムコゲームスの鵜之澤伸だし、バンダイナムコゲームスという会社を見るにしてもそうした騙しは得意な人間だろうから、直らないんだろうな、と。
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来年以降はどうなるでしょうか?
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また水増しのために小細工をするのではなかろうか。
今回も、飲食コーナーをホール9に移動させて人の移動を図ろうとした形跡もあり。ホール1から8の人は必ず外に出ないと食事がとれない、というようにね。
今後はホール9にイベント会場を持ってきて、往来を多くして人数水増しを図ったりしそうな気もするが如何に。
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イベント会場を離れたホール9にすることで、大移動が何度も起こるわけですね。
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PS4やXbox Oneの発売で、ゲーム業界が盛り上がったという空気だけは去年作ったので、あとは普通にやってもらえればと思うのだが。
来年あたりもPS4が盛り上がっている、という風潮を作りたいために、数字の上乗せをするのだろうか・・・。
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風潮だけでなく、実際に盛り上がることを期待したいです。
春のニコニコ超会議は、幕張メッセでは容量不足と思えるほどギュウギュウの人手で二日間併せ12万人でした。
投稿者 : @worksgoto対して今年のゲームショーは僕の感覚では2年前の超会議(2日間で9万人程度)よりは多いかな位。25万はどう見ても盛りすぎと思いますね。実態は4日で15万人位じゃないかなあ。
本質とかけ離れた事にコストを掛けるんだから衰退するわけだな。
投稿者 : 匿名確かに初日5,000人もいたか?
っていうくらい並んでませんでしたね。
何か例年以上に刺激の足りないゲームショーでした。
投稿者 : 匿名人気タイトルは整理券方式で朝早くから並ばないと遊べない。
投稿者 : 匿名ステージイベントやプロモーションビデオはネットで見れる。
昔に比べてゲームショウに行く理由がなくなっているんですよね。
実際、行って何してたかというとゲームをやらずに物販巡りしてましたからね。
事実でも、覆る事が無くても
「東京ゲームショウの来場者数は年々減少しています」
って尻尾を出すわけには行かないの、解らないでもない。
ただ数字をごまかして得られるものは何もないと言うのは
投稿者 : 匿名ここ数年の動向で学んでほしいのですけどね
数字をごまかす理由ってなんなんでしょう?
投稿者 : 匿名客はほしいゲームがあれば買うし、なければ買わないってだけなので、
客に対してゲーム業界もりあがってますよ~なんてアピールすることは何の意味もないですよね。
だとすれば、株価対策ってことなんでしょうか?
これだけスマホのゲーム全盛で、わざわざショーに
投稿者 : 匿名行くのかな?
え・・だとしたら盛況で激混み煽りすぎだろ・・・
投稿者 : 匿名行きたかったし行けたのに数時間待ちとか言うから
敬遠しちまったよ
空いてくるならそれはそれでいいかなー。
投稿者 : 匿名ゲームショウは行ったことないんだけどその大きな理由は人が多すぎるからなんだよね。
1時間圏内くらいのやつらならいいけど、2時間とかかかる人らは行くだけでも大変なのに、着いても並んでばっかりで大してゲームが試遊出来ないとなるとなかなか行く気にならんのよね。
>その数字を比較して何々があったから人が増えたのだ、という妄想をしなければそれでいいよ。
ならば
>ただ、一つ言えることは、2012と2013で大きく伸びる要因がホールを分け、再入場もカウントする以外の違いは無いということ。
という妄想をやめましょう。
投稿者 : 匿名今更でアレだが、水増しはコスプレ入場者でも見て取れる。ここ2年くらい一般コスプレ入場が激減。更衣室がスッカスカ。
投稿者 : 匿名実はこれゲームショーが終わったPM6時以降のイベントとしてコスプレステージをやっているんだが、このステージ出演者がパス制のリハーサル付きで総勢200名。この人達が昼間会場を出歩き、夜にイベントをやるという水増しの桜の役目をやらされている現実がある(笑)
この200名は早朝リハのため一般より優先されたパス入場で着替えるため、一般の更衣室利用者は「最近空いている」と感じるだろう。
何も知らないカメコ達が「コスプレの花!コスプレイヤーも沢山いました!」と桜のレポをあげている。