スクウェアエニックス、役員含む15人が書類送検、「ハイスコアガール」漫画家も、次回のスクエニ先生の作品にご期待ください
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南無エニ子。
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しょっぱなから縁起でもない・・・。
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以前お伝えしたスクウェアエニックスの漫画雑誌に掲載された「ハイスコアガール」のSNKプレイモアとのトラブルについての続報に関する投稿が届きました。
なお、投稿では役員15人と書いてありますが、正確には役員や担当者などの15人と、漫画家1名の合計16名を書類送検です。
『スクエニ出版部門の役員15人と作者が書類送検されたそうです。出版部門はどうなってしまうんですかね?』(投稿)
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少しでもスクウェアエニックスの正当性があると信じた私が馬鹿だった・・・。
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8月6日に問題となった話題として『「ハイスコアガール」でスクウェアエニックスが著作権侵害で家宅捜索を受ける、この事態を予言していた人も』で取り上げましたが、その後、『ハイスコアガールの著作権侵害問題でスクウェアエニックスの潔白が証明される一つのシナリオ』でスクウェアエニックス側に問題が無い可能性も考えましたね。
ですが、スクウェアエニックス側の15人全員が、許諾を取っているか知らなかった、と述べているようです。
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んなわけあるかよ。
少なくとも担当者は許諾を取っていないって知っているだろうに・・・。自分で手配していないんだからさ。
こうした口裏合わせをして問題から逃れようという姿勢からして怪しからん。
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ちなみに、この書類送検というのは何なのでしょうか?
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簡単に説明すると、警察が事件について調べて、それを検察というところで裁判にするかどうか決め、最後に裁判所で裁判をするという流れがある。
書類送検というのは、警察から検索にバトンタッチすることを言う。
言葉でも「書類」を「送る」、「検察に」という文字で成り立っていることからも理解できるだろう。
なので、今後の流れとしては、警察から送られてきた書類等を見て検察が犯罪だと判断すれば裁判を起こすことになる。
ただ、検察が犯罪ではないのではないか、となったり、裁判をするほどでもないとなったら、裁判にならないこともある。
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では、検察次第、ということなのですね。
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まさか、漫画中でゲームのハイスコアを狙っていたら、ゲーム業界で一番、社員の書類送検数のハイスコアを達成となるとは。
なかなか笑いのツボをわかっているよな、スクウェアエニックスさんは。
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ちなみに、この「ハイスコアガール」という漫画は、高得点を狙うことが描かれた漫画なのですか?
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読んだことないからわからん。
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適当なことを言わないでください・・・。
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冗談抜きで少し真面目に語ると、2点ほど問題があるとみている。
一つは、漫画家を守ろうという気が無かったという点。
とっとと担当者が許諾を取っていないという罪を認めたら、決して漫画家まで書類送検されることはなかっただろう。
しかし、スクウェアエニックスの出版の人間の自己保身のためか、それとも会社そのものの見かけを気にしてか、口裏合わせをして悪くないという主張をしたため、結果として漫画家にまで犯罪者のような目で周囲から見られる結果になる。
漫画家を守らない出版社なんて存在意義もないだろ。
作者の本名も報道に出てたりもするし。
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もう1点は何でしょうか?
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スクウェアエニックスの出版部門は旧エニックスから引き継いでいるものなのだが、その旧エニックスはいろいろと著作権に関する裁判をするなど、著作権に関しては積極的に対応してきた会社だ。
それにもかかわらず、そうした問題意識がまったく引き継がれていないかったと考えると、なんだかな、と。
まあ、ゲームと出版ではやっている人間がそもそも違うという考えもあるけど、ドラゴンクエスト10でも他のサイトのケーキ画像を改変してオフィシャルサイトに掲載するイラストに混ぜたり、市販品の服をほぼそのままゲームの洋服として登場させようとして、指摘があったので名称だけ変えたりとか。
ドラゴンクエスト10に関しては、それがすぐに著作権侵害に当たるかどうかとは言えない問題だが、モラルの問題もあるし、何より、著作権に関する意識が薄い人間がスクウェアエニックスのいろいろな部門にいるということが恐ろしく感じるよ。
社員研修などでゲーム会社や出版企業として核である著作権に関して社員に教えていない、ってことになるから。
今のスクウェアエニックスには何の期待もしていないけど、それでも腐っても一部上場企業だろうに。
それにもかかわらず、社員の教育がここまでできていないとは思いもしなかった。
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この後の展開はどうなるのでしょうか?
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一応、スクウェアエニックスが別途、私たちは問題ないよね、という裁判を起こしていて、その裁判が12月2日にスタートするので、そちらでどういった主張で問題ないと言っているのかが明らかになるのだろう。
そうした話も含め、また新たな情報が出れば、取り上げてみたいと思う。
それにしても16人はビックリだ。
担当者1名だけで終わると思っていたら、予想以上の悪質ぶりだったんだろうな。
まあ結果出るまで、当事者でもない人間が想像だけでウダウダくっちゃべっちゃアカンちゅうこったね
投稿者 : 匿名作者含めて16人も起訴した理由って、全員知らぬ存ぜぬの態度できて、誰にどれほど責任があるのか警察でも判断つかなかったから、関係者全員を起訴して、司法で誰に責任があるか判断してもらおうと思ったとかじゃないかな?
投稿者 : じじん今回の件、漫画家本人も許諾が取れていないことを知っていた上で連載を続けていたようにとれる発言がネット上に残っています。
『やわらかスピリッツ - 女人禁制! 男子漫画家ゲーム対談 浅野いにお X 押切蓮介』
投稿者 : 匿名という対談の第4回で、ハイスコアガール作者の押切氏がカプコンに対して「心が広い」「漫画でいくら使っても怒られない」と述べています。果たして本当に無許諾ということを知らなかったのか……。
最悪の結末は、出版部門の廃止ですかね?
投稿者 : 匿名予想外に事が大きくなってて笑ってしまった
投稿者 : 匿名スクエニは話題に事欠かないな
編集部15人って漫画関係の編集者の大半が入るのではないでしょうか
投稿者 : 匿名だとしたらそこまで広範囲に書類送検されるって
何がどうしたら起こるんだかわからない
共同通信によると、府警による起訴を求める厳重処分の意見付きということなので、おそらく起訴され、裁判になると思います。それなりに根拠のある被害届の提出であり、それなりに根拠のある家宅捜索であり、それなりに有罪判決が出る案件だということですね。出版部門はエニックスのころから手堅く利益を上げ続け、スクウェアエニックスを支えてきたわけですが、この最後の優良部門も終わりです。
投稿者 : Warriorいつも楽しく拝見させて頂いております。
投稿者 : 村人その5本件とは勿論問題の次元が異なるのですが、しかし、
本件絡みの記事・情報等を調べた後に、
「クリエイター奨励プログラム」に対する任天堂の対応と
岩田社長の「ゲーム文化の裾野を広げるため、実況動画を始め愛ある創作に安心して取り組んでほしい」
という発言を見ると、やはり癒しを感じずにはいられません。
宜しければ、ゲーム業界の今後に関わる案件として、
こちらに関してもご考察をお願い致します。
16人ですか
投稿者 : 匿名あと2人いればフルアラだったのに
SNKからの通告に真摯に対応していればともかく
投稿者 : 匿名なんとか誤魔化して逃げ切ろうとしてたようにしか見えないのは残念
マンガ家からの信用を失ったら漫画部門は厳しくなるでしょう
こんないい加減な編集とはお付き合いしたくないでしょうから
押切先生的には箔が付くなって人も、この人の漫画読んだけど猫背を伸ばしてで人生ハードだなって
ホラー漫画で有名なんだけどね
投稿者 : 匿名今後スクエニで漫画を出す際に版権触れる箇所がある場合。
作家が、連載会議相当の場にプロットをかける際、それに通るかもわからない段階で版元に許可を得る。
と言った、わけわからん行動起こして保身しなきゃいけないってことですからねぇ。
スクエニだけの特殊性だと思いたい反面、別出版社でもまた別種の編集問題とかあったりするんで。
投稿者 : 匿名この意識が他の出版社にまで波及して作品の幅が狭まらないかが不安です。
ほんと、スクエニやることやってくれよと。
いっそこの事件漫画にしたら
投稿者 : 匿名荒川弘が小学館に逃げ出した後大きいヒット未だに
投稿者 : 匿名出てないからな。
盗作小説大賞にした前科もあったし著作権なんか無視してでもヒット出したいんだろう。。