ゲーム業界経営者高額所得ランキング2015年
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毎年恒例のゲーム業界の経営者の中で、1億円以上の報酬を受け取っている方を紹介していきます。
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去年は『ゲーム業界経営者高額所得ランキング2014年』でご確認ください。
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さっそくデータを見ていきましょう。
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次のような結果になりました。単位は百万円です。100が1億円です。
ソニーは別途ストックオプションが付与されています。金額は不明です。セガサミーは900万円分のストックオプションが付与されています。
会社名 役職名 氏名 今年 去年 セガサミー 会長 里見治(創業者) 477 635 コナミ 社長 上月景正(創業者) 204 296 ソニー 社長 平井一夫 202 184 バンダイナムコホールディングス 社長 石川祝男 193 148 バンダイナムコホールディングス バンダイナムコゲームス社長 大下聡 175 158 バンダイナムコホールディングス バンダイ社長 上野和典 142 115 コーエーテクモ 社長 襟川陽一(創業者) 133 113 コーエーテクモ 会長 襟川恵子(創業者) 121 -- ガンホー・オンライン・エンターテイメント 社長 森下一喜 121 -- DeNA 社長 守安功 120 127 カプコン 会長 辻本憲三(創業者) 102 103 -
あまり昨年と大きく変わっていませんね。
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それだけ、ゲーム業界が安定してきたということだろう。
利益面では、という意味で。
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今回新たに入ってきた方は、コーエーテクモの襟川恵子さんと、ガンホーガンホー・オンライン・エンターテイメントの森下一喜さんです。
コーエーテクモはすでに夫であり、創業者でもある襟川陽一も去年から名を連ねています。
ガンホーガンホー・オンライン・エンターテイメントは言わずと知れた「パズル&ドラゴン」の会社です。
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最近の傾向として、役員が最低でも1億円以上もらってないと恥ずかしい、というのがあり。
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恥ずかしいということはないと思いますが・・・。
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役員がそれくらいもらっていないと、では社員はもっと低いのだろうと思われ、結果として優秀な人材が集まらないという風潮がある。
創業者は、株の配当もあるので、本来であれば、役員報酬は少な目でもいいのだが、あえて1億円台にしているのかと。
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カプコンがいかにもな数字ですね。
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DeNAが2名脱落したのも、時代が終わった感があって良いかと。
任天堂も1億円超えた人はいないので、DeNA共々良いかと。
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・・・・・・。
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他は特にこれといったこともない状況ですな。
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今回の調査対象メーカーは次の通りです。ドワンゴはKADOKAW内に入っています。
- 任天堂
- ソニー
- セガサミー
- コナミ
- バンダイナムコホールディングス
- カプコン
- スクウェア・エニックス
- DeNA(ディー・エヌ・エー)
- グリー
- KADOKAWA
- コーエーテクモホールディングス
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント
- ミクシィ
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毎年言っていることだが、金額の多寡によってその企業の能力やその人の能力が決まるというわけでもないので、これもあらかじめ伝えておく。
特に創業者はゼロから立ち上げたこともあり、報酬は全体的に高くなるし、それ以外でも法律違反や詐欺行為、ブランドの切り売りによって利益を上げ、役員報酬を多くもらおうということもある。
なので、あくまで現在のゲーム業界の役員報酬の参考としてだけ見ていただけたらと思う。
と、いうことで、今回のゲーム業界経営者高額所得ランキングを終える。
コロプラは?
投稿者 : 匿名まあ日産自のゴーンは以ての外だが
投稿者 : 匿名ソニーが公募増資らしいですね
投稿者 : 匿名株主総会の直後というのが何ともセコいです
日本人は報酬貰わなさすぎ
投稿者 : 匿名なんで業績が不安定な企業ほどランクインしてる感じなんですかね・・・
投稿者 : 匿名