DQ10、重度な不正行為に対しての続報、まったくユーザーの信用を得られない、その内容とは？

DQ10の重度な不正行為に対しての続報が入ったようだね。

不正行為に関しては11月18日『DQ10、重度な不正行為を放置、ようやく対策に動き出す？』で取り上げました。

今回、新たに次のような続報がDQ10オフィシャルサイトに掲載されました。

『今回の件について、引き続きご心配をおかけしております。

お騒がせしてしまい大変申し訳ございません。

今回の件についての続報をお伝えします。

前回のご報告以降、継続して調査を行い、新たに9アカウントが不正行為に関与していた事を確認しましたので、該当するアカウントへ永久利用停止の対処を行いました。前回お伝えした分と合計し、29アカウントが現時点での永久利用停止の件数となります。

今回の件をはじめとした不正行為の調査・対処については、引き続き力を入れて対応していきます。

先日、これまでの調査結果を元に、所轄の警察署へ相談に行きました。

今後の対応に影響が出かねないため、詳しい内容についてはお話することはできません。また、詳細な話を書いてしまうと見よう見まねで試そうとする方が出ないとも限らないため、十分な説明ができずに申し訳ございませんが、この点についてはご理解いただければ幸いです。

様々な情報が拡散していることにより不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、データの改ざん等を防止するための対策、不正行為の調査・取り締まりは引き続き厳しく行ってまいります。』(DQ10オフィシャルサイトより)

これで、一件落着ですね。

そうか？

なんも解決していないのだが。

何でですか。

あなたも、もう一度続報があればいいのでは、と前回言っていたじゃないですか。

その続報があるのですから、これでいいでしょうに・・・。

前回もそうなんだけど、自分ところの都合でしか物事、語っていないでしょ。

これじゃあ、今現在、この件で不満を抱えている人に対して、何ら和らげる効果がないんだよね。

では、どうすればいいのでしょうか？

相手が何に対して不満を述べているかを、しっかりと取り上げ、それに対する考えを伝えないといけない。

具体的には？

今回の件で問題となる点はいくつもあるけど、不正行為自体が存在することはもちろん、それによって影響を受けた人がいるという点も大きい。

特に、職人をしている人からすれば、自分は何度も失敗をして、時には大きくゴールドを失ってきたのに、不正行為をした人はリスクなくゴールドを稼げていたわけだ。

そうしたことに触れずに、自身の都合だけで語るので、一部のユーザーからみたら、あんたら本当に理解しているの、という反感が生まれてしまう。

なんというか、問題の本質を見極められていないんだよね。

たぶん、バージョン2以降、これらが積み重なって、どんどんとユーザーに敵を作っていって、正直もったいない。

必ず、一定数は不満を言い続ける人が出てくるけど、解消できた不満も多々あったはずなんだけどね。

それができないのは、ひとえに思慮が足らないから。

オンラインゲームなんて、最終的にはメーカーとユーザーの人間関係で成り立つようなものでもあるので、よりコミュニケーションが重要となるのだが、なぜか、そうした人材がいないんだよね。

クレームをしてきた人が、さらに怒りを募らせるか、それとも笑顔になって出ていくか、一般の店舗でもよくあることが、オンラインゲームでも適用されるというわけですね。

ちなみに、こうした問題が起こるであろうことは、かなり以前から言っていた人がいたんだよね。

また、それは私です、と言うんですね。

まあ、そうなのだが。

2013年11月29日『ドラゴンクエスト10 ファーストシーズン最終レビュー 後編』のことでしょうか。今回のコメントを出したプロデューサーについて取り上げました。

『個々の発言によって気分を害する人が出てくる可能性がある。

そしてそれにより、最終的にはドラゴンクエスト10に対して嫌悪感を持つという人も出てくるかもしれない。その人数が少なくても、いる、という時点で好ましくない。

最近ではネット配信番組でも登場し、そのところではもしかしたら台本によって行動しているのかもしれないが、ポッと出る言葉の中に人を不快にするものがある可能性もある。

今後、舌禍を起こさないかどうか心配ではある。』(『ドラゴンクエスト10 ファーストシーズン最終レビュー 後編』より)

その時は舌禍という表現をしたけど、今回は言わなかったことによる禍とでも言おうか。

いろいろと足りないものがありますな。