ソニーの新会社フォーワードワークスはプレイステーションモバイルと何が違うのか

投稿がありましたので紹介します。

『ソニー(SIE)が新会社フォワードワークスを設立したようですね。psハードで培ってきたIPや製作ノウハウを活用し、スマホ向けのゲームを提供するようです。任天堂に続き、ソニーもスマホゲームへ進出か...と思ったのですが、以前にも似たようなことをソニーやってませんでしたっけ?(PS Mobileなど)』(投稿:だっち)

4月1日より新会社を立ち上げるとのことです。

投稿では、プレイステーションモバイルをやっていたはずなのに、なぜ新たに会社を立ち上げるのか、という質問もありますが、どういうことなのでしょうか?

プレイステーションモバイル自体はすでに亡くなったけどね。

ちょうど1年前の2015年3月23日『スマホで展開を決めた任天堂、すでにスマホで失敗したソニーのプレイステーション、今後どうなるのか』で取り上げました。

その際に、今後、ソニーが新たなサービスを打ち出すのか、展開が気になるという話で終えましたね。

まさに、今回の動きが、その新たな展開と言えるかと思います。

先にプレイステーションモバイルと、今回のフォーワードワークスのサービスの違いを取り上げよう。

プレイステーションモバイルは、あくまでもプラットフォームビジネスだったんだよね。

スマホという機器ではなく、スマホの中で動く一つの枠ということ。

既存のサービスで言えば、モバゲーとかミクシィとか、そういったものをイメージしてもらえればわかりやすいかと思う。

プレイステーションモバイルという枠を作り、会員を集め、ゲームを集め、サービスを展開していこうとした。

しかし、ソフトも集まらず、人も集まらずでサービス終了となった。

今回のフォーワードワークスは何なのでしょうか?

これは、単なるゲームソフトを作るということ。

この場合、枠となるのは普通のスマホの枠、googleやappleとなる。

スマホのアプリゲームを作り、サービスを展開し、ソフトで収益を上げていく。

他のソフトメーカーがやっていることをソニーとしても始めるというわけだ。

他にも、プレイステーション4のゲームとの連動なども考えていると思われるし、プレイステーションネットワークとの絡みも当然視野に入れているだろう。

プレスリリースにはゲームキャラクターなどのIPを活用すると述べていますね。

そんなもの、あったかなぁ・・・。

・・・・・・。

ソニーって、有力なIPを軒並み潰していったからね。

かといって、昨今話題のゲームだと、それをスマホで遊びたいか、というそもそも論が生じる。

スマホに適したトロとかパラッパ、クラッシュなどを蔑ろにしてきたツケが、今のスマホ全盛時代になって影響を及ぼしたと言える。

と、言うことで、何かしらゲームソフトを出してくるのだろうけど、それがどういったものになるのかは、今後の発表待ちで。

今の時点で、何もしていないわけはないと思いたいが、実際にゲームが出てくるのはもうしばらく先だろう。

ただ、ゲームといっても、ソニーとしては日本市場ではなく、海外全体で何を出すかを考えているだろうから、日本の主力となっている安易なギャンブルゲームソフトを出すことはないと思いたい。

それだけでも、応援したいと思う。

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『ソニーの新会社フォーワードワークスはプレイステーションモバイルと何が違うのか』へのコメント

>ソニーって、有力なIPを軒並み潰していったからね。
上記については、プラットホームホルダーとしての「IP」に関する考え方の違いではないでしょうか。
ソニー(SCE)は多分、IPホルダー・コンテンツベンダーになるつもりは(それほど)ないですよね。

ファーストパーティーとして、プラットホームの先導たる、
また指針となるような新規性のあるタイトルをリリースする意向はあっても、
それを自社IPとして育てていくような考えは、あまりなさそうに思います。

そういった考え方は、PS初期の頃から割と一貫性を保っているのかな、と。
ゲームをメディアとして、音楽産業のレーベル的なイメージを援用した
コンテンツプラットホームを構築してきたイメージもありますし。

グランツーリスモみたいな長期シリーズIPもあるんですが。
ただ、自社CIとしてマリオ・ソニックみたなキャラクターを
明確に印象付けるようなことは、多分今後もやらないのではないでしょうか。

それはベンダーさんの仕事で、ウチでやることではないよね、と。

最近だと、デモンズソウル→ダークソウル→ブラッドボーンに至る流れは
割と象徴的かな、と思いました。


フォワードワークスに関しては、VitaのDistiny of Spiritsなんかの施策に
その片鱗を見ることができるような気もしますが、どうなんでしょうね。
結構楽しんだクチなんですが、作りは完全にスマホ向けだったので。

投稿者 : 匿名

クルマだってもう相当前から世界戦略車以外は開発出来ない状況が続いているので当然でしょうね。昨今終焉したミニバンブームが最後の日本人好みの市場でしたね。
それを、「一昔前のホスト風優男が体より大きい剣振り回して、敵のアタマからポコッと数字が飛び出すゲーム」
こんなガラパゴス市場に合わせられなくなるのは当然の事で。

投稿者 : 匿名

日本及びアジア市場向けらしいですよ
あとクラッシュはソニーのIPなんですかね?
アクティビジョンブリザードのものみたいですけど

投稿者 : あ

そのソニー(SCE)も4/1でSIEに社名変更すんだよね...

投稿者 : 匿名

公式見ると日本とアジア市場向けみたいですね
わざわざアジア限定って事はガチャメインなのかなと思うけど
CSゲーのような物を展開するならメインは欧米のはずだし

投稿者 : 匿名

ソニー・インタラクティブエンタテインメントに組織が再編成されることで降格する盛田に対して新しいポストを作ってあげただけなんじゃないの?

投稿者 : 匿名

あと2日でSCEの社名ともお別れか... しかしコンピュータからインタラクティブへ変更とか訳分かりかねる

投稿者 : 匿名

個人的にポポロクロイス物語シリーズを潰したのだけは許せなかったり...(「ポポロクロイス牧場物語」ではゲーム「ポポロクロイス物語」固有のキャラ名、技名は全て使用していない...:王妃サニア→王妃、ファイアーボール→ファイアブレイクなど)

投稿者 : だっち