モンスターハンターストーリーズの売れ行きが低調？カプコンの目指していた考えとは

投稿がありましたので紹介します。

『モンスターハンターストーリーズが発売されましたね。とはいえ14万というなんともコメントに困る売り上げ...本当にカプコンはここまで小さく産んで育てるつもりだったんでしょうか。

プレイした個人的な所感は世界観そのままにモンハンというよりドラクエに近い感じでした。やってる人は少ないだろうなーと思いつつ面白いっちゃ面白かったので1人ポチポチと。』(投稿：だっち)

初週の販売本数はメディアクリエイト調べで14万本でした。

過去のモンスターハンターシリーズとしてみれば、低調と言える販売本数です。

やはり、無謀な試みだったのでしょうか？

そうというには早すぎる。

だって、結果が出てないじゃないですか・・・。

まず、誰に売るつもりなのか、というところから考える必要がある。

今までの中学生以上ではなく、小学生を含めた子供向けの作品に感じます。

子供向けであるならば、発売日に一気に売れるなんてことはないんだよ。

子供向けが売れる時期は、やはり年末商戦なので、今現在の売れ行きで売れた売れないを語ること自体が早計。

その子供に売れるんですか？

それはなんとも・・・。

ダメじゃないですか・・・。

子供向け、ということは、子供に知ってもらう必要がある。

そのために、テレビアニメや漫画などをやっているのだが、それがどこまで楽しんでもらえているのかが一つ。

それはと別に、もう一つ、問題があり。

どういった問題が？

子どもは自分でゲームソフトを買えるわけではないので、当然、親が買ってあげることになる。

その親が、モンスターハンターに対してどういったイメージを抱いているか、という問題があり。

既存のモンスターハンターシリーズを知っているのであれば、敵を倒すなどの乱暴なイメージがあるのは当然わかっていると思う。

そうしたイメージのあるものを、子供に買い与えるか、ということ。

すでに、モンスターハンター自体が誕生して長い年月経っており、特に爆発的に売れたPSPの時代に遊んできた人が、子供を育てる世代になっている。

そうした世代の人が、買い与えようと思うのか、それとも乱暴なゲームなので回避するのか。

この辺りが一つのポイントになるのではなかろうか。

そのあたりをメーカー側も考えていたのでしょうか？

いたと思うけどね。

都合よく考えると、知っているゲームの子供向けなので、買い与えるだろうと判断する。

都合が悪い考えだと、既存のモンスターハンターの内容を知っているがために、買い与えない、となる。

そうした問題を払拭できるくらいに、アニメが子供に人気となれば、話は別だが、そうした展開にならないのであれば、カギはこの親の考え方によって成否が決まってしまうのではなかろうか。

そして、その答えは年末年始に出ると？

そういうこと。

今現在、買っている人は、よほどモンスターハンターというタイトルにこだわりのある人だろう。

そういう人の数はさすがに限られるので、後は、本来のターゲットである子供に興味を持ってもらえるか、そして、その親が買ってあげるかどうか。

発売日初週だけで売れた売れないを判断する人が多いのだが、オタク向けタイトルでもないのだし、もうちょっと長い目で見る必要がある。

それで年末商戦でも売れなければ？

単にカプコンの考えが甘かった、というだけだろう。

・・・・・・。