スクウェアエニックス 株主総会 2017年 Part1
-
スクウェアエニックスの株主総会があったので行ってきた。
-
6月23日10時からスタートですね。場所はいつものハイアトリージェンシー東京です。
-
さっそく詳細を取り上げていきましょう。
-
開始の段階では200名ほど、その後、結構人が来ていたので、400人近くにはなったのではなかろうか。
スクウェアエニックスの株主総会は、株主総会の部分と、終了後のIRカンファレンスの2つに分かれている。
まずは株主総会を見ていこう。
序盤は口頭とスライドによる業績説明、その後、議案の説明の後に質疑応答となる。
スライドで説明している中で興味深かったのが、アーケードゲームのゲームをゲーム動画配信をしていくような話があった。
回答者は株主総会に関してはすべて社長の松田洋祐が行っている。
IRカンファレンスの方は、別途、ドラゴンクエスト担当の三宅有と、ファイナルファンタジー等担当の橋本真司も回答者として加わる。
-
株主「ゲームのデジタル販売について。限定版のようなおまけもつけられないのか。」
-
松田「コレクターアイテムは好評。出したらほとんどがオーダーで一杯になる。デジタルでもインセンティブを考えている。」
-
株主「DQの11がPS4や3DSで出るが、Nintendo Switchではでないのか。若い世代に広めるような施策はないのか。」
-
松田「詳細はIRカンファレンスで三宅が言う。」
-
株主「パチンコパチスロに版権を出したが、それはカジノを見越していたのか。ライセンス収益を狙っただけなのか。」
-
松田「カジノに参入予定はない。個別に検討した結果、いくつかのタイトルで出した。」
-
株主「アーケードの動画配信はどういった筐体でやるのか。」
-
松田「全部でやっていく。クラシックから大型、音ゲーも含めて。」
-
株主「アミューズメントについて。VRやARなどを取り入れてはどうか。」
-
松田「去年の東京ゲームショウでVRなどをやった。VRの前に、他社と違うオリジナル要素を加えたいと考えている。未発表なため、今後発表していく。」
-
株主「配当について。中間配当と期末配当のバランスが悪いが見直す予定はあるのか。」
-
松田「安定性を重視しつつ配当をしていく。中間を上げるのは議論としてあるが、現状は10円を変える予定はない。今後、状況が変われば検討する。」
-
株主「デンマークの子会社の損失の影響について。福嶋会長が株を売ったが、その株の扱いはどうなるのか。」
-
松田「IOインタラクティブはヒットマンを中心として作ってきた開発会社だったが、開発資源などを集中する必要があると考えた。
先日TOBが終了、300万強の株を取得した。取得した株は、ストックオプションの対応などを考えていく。」
-
株主「オンラインゲーム、スマホの課金制ゲームで収益は増えているが、タイトルが多く、1~2年でバッサリ切り捨てるタイトルもある。信用とかはどうなのか、何年くらいやっていくという目安はあるのか、それとも、収益が出なければ切り捨てる考えなのか。」
-
松田「バランスを考えながらやっている。お客様の状況を踏まえ、長く続けることを考えている。いくつか難しいタイトルもあったが、期間を事前に決めることはない。」
-
以上ですね。
-
10時57分に質疑応答が終了し、11時に株主総会が終了。
ちなみに、お土産は次の通り。
- Smile Slime クリアマグネット 5個セット
- Smile Slime マグカップ
- ファイナルファンタジー30周年クリアファイル
-
ここまでの感想は何かありますか?
-
特にないかな。
会社側としてはとっとと終わらせたい雰囲気満々だったが。
もともと、社長の松田洋祐は話が得意なわけでもなく、ゴニョゴニョ言っていて聞き取りづらく、こちらもあまり多くをメモすることができていない。
でも、大したことは話していないので、これくらいでいいかと。
全体としては、デジタル販売の強化やさらなるマルチプラットフォーム展開、過去のタイトルの移植等に力を入れていくという感じか。
と、いうわけで、IRカンファレンスの方はPart2にて。
こちらの方が、ゲームユーザーから見たら内容は楽しめると思う。
>もともと、社長の松田洋祐は話が得意なわけでもなく、ゴニョゴニョ言っていて聞き取りづら
>く、こちらもあまり多くをメモすることができていない。
>でも、大したことは話していないので、これくらいでいいかと。
投稿者 : 匿名これはひどいw
>>デンマークの子会社
投稿者 : 匿名来年の決算もこういう損失で純利益が吹き飛ぶパターンなのかな・・・
経済紙も営業利益が好調ならそれでいいという風潮だし、そんなもんなのかねえ
>>経済紙
純利益が大事なのは間違いないでしょうが、一期くらいはたいした事ないという事でしょうね。
それにしても株は不思議な世界で、私の感違いでなければ、ソニーの時価総額を任天堂の時価総額が抜きました。
投稿者 : 匿名売上10分の1のうえ利益予想もたいした事ない任天堂が、過去最高に近いというソニーを抜くんですから株のプロ達は何買うか分かったもんじゃないですね。