Nintendo Switch 2 1台1万円時代からの変遷 盲目的に任天堂が言うから正しいという愚かな考え 購入と転売と小売りの本体利益増などのお話

2025年6月5日にNintendo Switch 2が発売されました。

私も当然ながら発売日に買うことが出来たこともあり、機嫌よくいろいろと語っていこうと思います。

実際にプレイした雑感と最近話題の転売に関して、そして直近任天堂がSNSで否定した本体の小売り等での利益増というお話をしていきます。

Nintendo Switch 2 購入して即座にプレイを終える

Nintendo Switch 2を実際に買ってみたはいいものの、やはりプレイするタイトルが無いということで、Nintendo Switch 2としては当面はお蔵入りになりそうです。

「Nintendo Switch 2のひみつ展」を買いましたが10分でそっと閉じました。

今回はマリオカートワールドをプレイしない人からすれば、ほぼほぼやるような新規タイトルが無い状態。

これで盛り上がれと言われても、というのが正直な感想です。

もちろん、他のプレイヤーと一緒に遊ぶとか、そもそもマリオカートが好きだというのであれば別ですが、個人的にマリオカートをまともに触ったのはWiiUが初で、そしてそれなりに遊んで終わったので、今回改めて買ってまでプレイしたいかと言われるとそんなこともなく。

ゲーム部分では新鮮味や目新しさもなく、他の人と一緒に遊ぶであったりカメラ機能を使うのであればまた別ですが、それ以上でもそれ以下でもないという印象です。

そして、その機能を使うにしても他の人もNintendo Switch 2を持っていなければ一緒にできないわけで、まだ本体が出回る前の段階の今だと盛り上がり自体が限定されるのもしかたないように感じます。

新規タイトル、という点では以上ですが、Nintendo Switchのタイトルが快適に動く、という話もあるようなので、そちらに期待といったところでしょうか。

Nintendo Switch時代のソフト資産は大量にあるので、旧型ゲーム機向けのタイトルから選ぶのは良いと思います。

ですが、Nintendo Switch 2では適切に動かない、というタイトルも大量にあり、このあたりは任天堂のオフィシャルサイトで公開されているリストで事前確認の上で遊ぶなり買うなりする必要がありそうです。

Nintendo Switch 2 とNintendo Switchの互換性について

なんとか暇を見つけて「ゼノブレイドクロス」をプレイしたいものです。この快適になることを信じてNintendo Switch 2が出るまでプレイをせずに待っていましたので。

Nintendo Switch 2 転売、盛り上がってる?

続いて転売の話。

転売がどの程度の規模でされているのかわかりませんが、転売も盛り上がっていないように感じます。

そもそも購入できる量が限定されるため、転売屋もそこまで数を揃えられるわけではなく。

これは任天堂オフィシャルの通販でもそうですが、多くの家電量販店で条件付きの購入をしてくれたことによるものだと思います。

任天堂のオフィシャルがいつまで同じ手法をやってくれるかわかりませんが、しっかりとNintendo Switchを遊んできたプレイヤーに確実に届ききるまで、申込者がいなくなるまで続けてもらえたらと思います。

家電量販店も変に客が殺到してトラブルを招くよりかは今後の注目商品はこうした条件付きで販売していくのも良いのかもしれません。

本来は客寄せとなるゲーム関連ですが、PS5以降はトラブルだけを招き寄せているだけのようにも感じますし。

オンライン通販でも殺到してサーバーが落ちる、ということもなくなることもプラスでしょうから。今までどれだけそうした状況で他の客に迷惑をかけてきたのか、転売屋と同じくさらに一考する必要がありそうです。

任天堂のオフィシャルでも期間内に申し込めば問題ないにもかかわらず初日にはサーバーが落ちていたようですし。それを楽しんでいる人もいたようですが、単なる迷惑行為でしかないので、以後、改善されればと思います。

一番いいのはサーバー側で問題が無いことではあるものの、アクセスが集中すればどうにもならないことも多いので、客側のまともな対応も今後に期待です。

小売りの本体の利益率が上がってる?盲目的に任天堂を信じる者の愚かさ

販売絡みではNintendo Switch 2の販売前に小売店の本体での利益率が上がっているのでは、というニュースがあったようです。

それに対して任天堂はわざわざオフィシャルのSNSで否定をして、任天堂を妄信している人は記事全体が嘘なのでは、という話をして、任天堂は正しい、さすが任天堂、とかわけのわからないことを語っていたりします。

任天堂は取引内容を語れない以上、あのような否定発言をするしかないだけで、記事の内容そのものが誤りかどうかは別問題です。

また、ざっくりと記事を見たところ、考え方自体はおおむね正しいので、あとは卸価格がどうか、といったところに集約されるでしょう。そして、それは公表されることはない、ということなので、任天堂が正しいともいえず、記事のその部分の記述が正しいとも言えないといったところです。

他の店には5%で卸しているのだからうちも5%で、とか言われたらたまったものではないので、否定するしかないのです。もっと良い条件のところもあるかもしれませんので。

相手先の規模によって変化があることもあれば、任天堂がやっているかはわかりませんが奨励金のような形で別途支払うこともあるでしょうから。

昔、大手ネットショップのソフトの仕入れの額を見聞きして、その割合じゃないとあの割引率は無理だよね、と納得した記憶があります。

ここで、過去の利益率に関して少し取り上げてみましょう。

昔はゲーム機で1台1万円の利益

昔は1台ゲーム機を売ると1万円の利益があったこともあった、と言われています。

時代としてはプレイステーションとセガサターンの初期の時代。

ソニーが家電出身の企業であったことから、そっちの基準で価格設定をしていたのでは、と言われていました。

ですが、セガサターンとのシェア争い、価格競争などもあり、どんどんと本体価格が下がっていき、そして利益率も下がっていき、本体ではほとんど利益が出ない状態になり、それが直近まで続いていたことになります。

本体ではたいして利益が出ないものの、ゲームソフトはもちろん、周辺機器で稼いで利益を上げていくという流れはこのあたりの時代から生まれたように感じます。メモリーカードとかカラフルなコントローラーなどはこの時代に出てました。

店頭でのゲームの扱いの意味

ゲーム機の利益率を上げて小売店が収益を得やすくする、という話。

ダウンロード販売が主流になりつつある今、小売店がゲームソフトでは稼げなくなっている。本体でも利益が出ず、ソフトでも稼げない。となると、取り扱う意味は限りなく減っていっているのが直近の状況。

昔はそれでも客寄せの意味合いがあったものが、その意味も失いつつあり、今後の5年、10年を考えると急速に売り場が縮む可能性もある。

ゲームユーザー相手のPS5であればそれでもネットで情報を集めてゲームを買うかもしれないものの、一般の人であれば立ち寄ったお店にあるゲームコーナーでゲームを再認識し、または子供がねだって購入、というのもあるかもしれない。特に最近ゲームに触れてこなかった親であるならば、ダウンロード販売があまり理解できていない可能性もあるため、パッケージを買うという選択肢もまだまだある。

中古やネットのフリーマーケットなどで売ることもできます。

何より、店頭のディスプレを見てもらうだけでも広告効果があることから、メーカーとしては小売店での扱いの維持はしたいところ。

そのために、本体でも利益を出せる状況にする、というのは十分ありうることかと。

ただでさえ、本体は場所を取るので邪魔だったりしますし。

おわりに

実際、小売店の本体の利益率が上がったかはわかりませんが、将来を考えるのであればここで適正化を図るのはおかしなことではないとだけ述べておきます。

また、この上げた分を今後の値下げ余地につなげることもできますし。

昨今、特にSNSで変に任天堂を持ち上げる発言をしている人を見かけますが、盲目的に信じる者がすぎて物事を見る目が無い状況になる人が減ることを願っておきます。

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