三国志最新作発表へ Total War Three Kingdomsの突然の開発終了と低評価と三国志14との関係など

※動画作成用に書いた文章をそのまま載せています。

totalwar three kingdomsが5月27日に開発を終了することが発表されました。

ちょうど、同じ5月27日にはコーエーテクモの「三國志14」も、事前に発表されていた追加コンテンツをすべて終えたタイミングと同日。

過去には共同でコスプレとイラストのコンテストや、三國志14の発売日に新ダウンロードコンテンツを公開されるなど、大変仲のよろしい二大三国志ゲームですが、終了のタイミングも同じに。

また、それに伴い、評価も同じく圧倒的不評を経験するなど、いろいろと語ることが多くあります。

今回はそのトータルウォー 三国志 total war three kingdomsの強制開発終了について取り上げていきます。

発表内容とその影響、今後の予定、ゲームそのものの感想などなどです。

突然の開発終了

5月27日に突然、公式に開発中止の発表がありました。

具体的な内容は、直近に公開したバージョンが最後とし、今後、追加のダウンロードコンテンツもない、と。

今現在のコンテンツでは200年の官渡の戦いあたりまでのシナリオがあり、それ以降は三国時代以降の晋の時代の291年「八王の乱」があるだけです。

つまりは220年から280年までの魏、呉、蜀が存在する三国時代のシナリオが無い、という状態です。
赤壁の戦いは別途、別モードで初期から存在するなどはありますが、通常のシナリオが200年で終わってしまっています。

シナリオの選択画面では、少なくともあと1つは用意していたであろう空白も存在し、急遽開発を中止したのでは、という考えもでてきます。

コメント等では、予定されていたものも中止になっている、ということを述べていた人もいたため、もしかしたら過去のインタビューで将来的な話が出ていたのかもしれません。

これにより、何が起きたかというと・・・。

steamでの圧倒的低評価

発表と同時に、steamでは最近のレビューの評価が「圧倒的に不評」になりました。16%のみ評価、という結果に。

ちなみに、「三國志14」のパワーアップキット単体も「非常に不評」と仲良く不評になっています。

ただ、どちらもゲームそのものの評価ではなく、トータルウォー 三国志 total war three kingdomsでは今回の開発中止の発表によるもので、三國志14は事前のインタビューではパワーアップキットが無いのでは、と受け取れる発言があったにも関わらず、発売されたことに対する評価だったりします。(PKは単体のボリューム不足等も有り。)

いずれも中国人による不評レビューが多いのも特徴的です。(題材が中国で、なおかつ中国で売れていることも関係していますが、比率的にも中国語レビューが多めです。)

トータルウォー 三国志 total war three kingdomsの評価グラフ

三國志14の評価グラフ

一番左は発売日の一部グラフィックボードの最新データで動作不可によるもの、中央付近はパワーアップキット発表による低評価。

三國志14 パワーアップキットの評価グラフ

新作発表

そうした中、同じく公開されたのが新作の発表です。

タイトルや画面等はありませんが、動画で新作を開発していることを述べています。

ただ、その内容として、現在のトータルウォー 三国志 total war three kingdomsとは別の三国志である点、現在のソフトと絡めていない点が挙げられています。

引用

『To clarify: no more DLC or patches for the existing Three Kingdoms game.
However, we are working on a new game, based on the Romance of the Three Kingdoms novel. This will not connect to the first.』(YouTube『Moving on from Total War: THREE KINGDOMS – Dev Update』コメントより)

新作が開発されるのは良いのですが、初代との接点が無い点も問題点として挙げられています。

こうした前提を元に、考えを述べていきます。

新作が発表されてうれしい、新作予想

単純に、三国志の新作がある、というだけでうれしいのですが・・・。

今のゲーム性だと、特に赤壁の戦いをゲームに組み込もうとしたときに、不自然なくらい、劉備軍や孫権軍を有利にするような仕組みを作るか、逆に曹操軍を弱体化させる仕組みを作らない限り、まともにゲームとして成り立ちません。

また、三国時代を描くにしても、消耗戦を繰り広げるだけで、面白みは乏しいと感じます。

では、新作ではどうなるか、ですが、場合によっては武将プレイ的なものが出るのではないでしょうか。

動画内で、次のような発言がありました。自動日本語翻訳によるものです。

引用

『この小説の豊富な登場人物について
そして彼らの個性的なユニークな物語、
三国志を特別なものにしたものの核心を取る
とさらに押し込みます。』(YouTube『Moving on from Total War: THREE KINGDOMS – Dev Update』コメントより)

登場人物と、それらのユニークな物語、という部分を考えると、武将プレイの可能性がありえるのでは、と。

また、武将プレイであれば、赤壁の戦いあたりの状況でも三国時代であっても、十分に遊ぶことのできるゲームシステムになりうると思われます。

実際にどうなるのかはわかりませんが、新作も期待したいところ。

2年間遊んできて

なんだかんだで2019年5月に発売されてからちょうど2年経過し、十分に遊べたと思います。

後期シナリオがないことへの不満はわかるものの、ゲームとしてのボリュームや継続したコンテンツ提供に関しては十分と言えます。

いずれにしても、新作に期待です。

海外での今回の発表に対する評価

海外の情報を多少見ましたが、主に次のような内容でした。

海外の反応
  • バグがまだまだ多くあるのに修正していない点への不満
  • 肝心の三国時代等がない
  • 次もまたフルプライスで売ることへの不満
  • 直近に大幅な割引セール(50%オフ)をやった後での発表

バグに関しては、個人的にそこまで英語を理解してプレイしているわけではないので、実際に遭遇しても気が付いていないから、あまり意識しなかったのかもしれません。

いずれにしても、これらの海外の批判について。

コーエーテクモに鍛えられた身としては、まったく考えに浮かばなかった・・・。

おわりに

わかります、わかります。

三國志15の発売日にぶつけてくるんですね。

わかります・・・。

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