「ファイナルファンタジー」シリーズの単体の評価レビューと、クリア時間などの情報をまとめました。
2021年7月からピクセルリマスターとしてsteam版で発売され、そのほかのタイトルの多くもPCで遊べるようになりました。
今回は2021年7月以降に遊んだ主にsteam版でプレイした段階での評価レビューとなっています。
また、タイトルによっては便利機能も搭載されていることから、それらを多少用いた状態でのクリア時間となっているため、実際にクリアまで手軽に楽しみたい人の目安になるかと思います。
対象タイトルは下記の通り。記載がないタイトルはすべてsteam版。
- FF1 ファイナルファンタジー ピクセルリマスター
- FF2 ファイナルファンタジー2 ピクセルリマスター
- FF3 ファイナルファンタジー3 ピクセルリマスター
- FF4 ファイナルファンタジー4 ピクセルリマスター
- FF5 ファイナルファンタジー5 ピクセルリマスター
- FF6 ファイナルファンタジー6 ピクセルリマスター
- FF7 ファイナルファンタジー7 (Nintendo Switch版)
- FF8 ファイナルファンタジー8 REMASTERED
- FF9 ファイナルファンタジー9
- FF10 ファイナルファンタジー10 / 10-2 HD Remaster
- FF11 ファイナルファンタジー11 (PC版)
- FF12 ファイナルファンタジー12 THE ZODIAC AGE
- FF13 ファイナルファンタジー13
- FF15 ファイナルファンタジー15
※「ファイナルファンタジー14」は現時点では未プレイ。ソロプレイが可能になった段階で取り上げ予定。
- ファイナルファンタジー人気ランキング
- ファイナルファンタジーシリーズ 各タイトル クリア時間
- ファイナルファンタジー シリーズ 評価レビュー
- FF1 ファイナルファンタジー ピクセルリマスター
- FF2 ファイナルファンタジー2 ピクセルリマスター
- FF3 ファイナルファンタジー3 ピクセルリマスター
- FF4 ファイナルファンタジー4 ピクセルリマスター
- FF5 ファイナルファンタジー5 ピクセルリマスター
- FF6 ファイナルファンタジー6 ピクセルリマスター
- FF7 ファイナルファンタジー7 (Nintendo Switch版)
- FF8 ファイナルファンタジー8 REMASTERED
- FF9 ファイナルファンタジー9
- FF10 ファイナルファンタジー10 / 10-2 HD Remaster
- FF11 ファイナルファンタジー11 (PC版)
- FF12 ファイナルファンタジー12 THE ZODIAC AGE
- FF13 ファイナルファンタジー13
- FF14 ファイナルファンタジー14
- FF15 ファイナルファンタジー15
- FFシリーズ 評価レビュー、クリア時間 おわりに
ファイナルファンタジー人気ランキング
YouTubeの方で映像付きで人気ランキングを公開しています。
どのゲームから遊ぶか悩んだ際には上位から遊んでみてはどうでしょうか。
オンラインゲームも含むため、オンラインゲームが苦手な人は除外して上から選ぶと良いでしょう。
映像にはストーリーのネタバレも含みますのでご了承ください。
ファイナルファンタジーシリーズ 各タイトル クリア時間
まずは各タイトルのクリア時間を取り上げます。
条件としては、便利機能のうち、移動速度上昇やオート戦闘などは使用。キャラクターが強くなる系統の便利機能は用いず。ただし、FF8に関してはキャラクターが強くなる機能を用いて強引にクリアした時間になっています。
また、ゲーム実況をしながらのプレイのため、過度な倍速利用などもしていません。倍速機能を常時利用するなどすれば、もっと早くクリアできるタイトルも多数あります。
過去に一度はプレイ済みのものを再度プレイしたため、まったくの情報がない状態ではないものの、多くは記憶も乏しくプレイしているようなプレイ時間です。
キャラクターがしゃべるタイプのゲームに関してはムービー中やテキスト読み上げの音声をしっかりと聞いた状態での時間です。斜め読みでスキップ等をするのであれば、もっと時間が早まるタイトルも多くあります。(FF10、FF12、FF13、FF15が該当)
レベル上げなどは基本行わず、詰まった状態のときのみ実施するなどしています。メインストーリーに絡まないクエストもほとんどプレイしていません。
ゲームオーバーになった際のやり直し時間も含みます。
FF11以外は基本、ネットなどで情報を見ずにクリア。ただし、一部パズル要素は確認したものもあります。
FF11に関しては完全にネット情報を見ながらプレイ。追加パッケージ含め、すべてのメインストーリーをクリア。一部クエストなどもプレイしたため、時間はメインストーリーのみの時間ではありません。
それぞれのクリア時間は次の通りです。
- FF1:11時間
- FF2:14時間
- FF3:13時間
- FF4:11時間
- FF5:25時間
- FF6:27時間
- FF7:26時間
- FF8:31時間
- FF9:30時間
- FF10:33時間
- FF11:768時間
- FF12:29時間
- FF13:41時間
- FF14:未プレイ
- FF15:19時間
これらの時間になった詳細は評価レビューの際にも述べていきます。
ファイナルファンタジー シリーズ 評価レビュー
ここからは各タイトルの評価レビューです。今回プレイした該当タイトルが対象です。
過去にプレイしたことはあるものの、ほとんど記憶にないため、直近プレイした新規的な感覚で感じた評価レビューになっています。
裏技や特殊な育成方法をしないでのプレイです。
その前に全体的に思ったことを述べておきます。
steam版の多くは説明書がありません。一部はオフィシャルサイトに載せていることもありますが、たいていのものはありません。
昔のゲームは、説明書に結構な量の情報が載っており、その内容を知っているかどうかでプレイにも影響が出てきました。
これらの移植作は軒並み説明書がないため、その前提情報がわからずにプレイをしていくことになります。
この影響により、ゲームそのものに対する知識が不足し、結果としてゲーム攻略が困難になっているものも多々あります。
もし、プレイする際にはネット上で「タイトル+説明書」で検索すると、過去の任天堂のバーチャルコンソールやファミコンミニなどで発売された際に公開されたオフィシャルの説明書が出てきますので、それを見ながらプレイするのもお薦めしておきます。
各タイトルに掲載しているYouTube画像は、実際にゲーム実況動画、プレイ動画です。ゲーム内容の確認する際にご覧ください。
FF1 ファイナルファンタジー ピクセルリマスター
オリジナル発売日:1987年12月18日(FC)
発売日:2021年7月29日(steam)
クリア時間:11時間
便利機能:オートバトル
FFシリーズ1作目。基本はシンプルなRPGのため、気軽に楽しめる内容になっている。
初期に選ぶジョブが最後まで影響するため、選択によっては後々までプレイに影響する。最初のジョブ選びだけは慎重に行う必要がある。無難な構成であれば問題なくクリアまでプレイが可能。特殊な構成でも遊び方によってはクリアできるため、幅広い遊び方もすることができる。
魔法を使う際にはレベルごとに応じて使用回数が決められているため、魔法の使い方の部分でも一考して遊ぶこともゲーム性にプラスに働いている。レベルの低い魔法も有効に活用していこう。
ピクセルリマスターではオート戦闘があり、オート戦闘中は戦闘速度も上昇する。シンプルなゲーム性のため、オート戦闘でも十分戦闘を続けていくことができる。
FFシリーズ1作目にして10時間程度でクリアと気軽にFFシリーズを堪能することが可能。
FF2 ファイナルファンタジー2 ピクセルリマスター
オリジナル発売日:1988年12月17日(FC)
発売日:2021年7月29日(steam)
クリア時間:14時間
便利機能:オートバトル
FF2は特殊な育成方法のため、単に経験値を稼いで勝手に成長していかない点が、ほかのRPGと異なっていてとっつきにくい部分です。
あまり知らなくてもプレイは可能ですが、特に序盤が困難に感じます。
それでも地味に熟練度という能力を上げていくことで、クリアまでは可能です。
システムのとっつきにくさはあるものの、こうした変わった仕組みを導入するのもFFらしいといったところ。
FF3 ファイナルファンタジー3 ピクセルリマスター
オリジナル発売日:1990年4月27日(FC)
発売日:2021年7月29日(steam)
クリア時間:13時間
便利機能:オートバトル
FF3はファミコン時代では最終ダンジョンに時間がかかりすぎて脱落する人も多かったようですが、今作ではセーブのしやすさなどもあり、気軽に楽しめるようになっています。
FF2と異なり、オーソドックスなRPGとなったこともあり、全体的に普通にプレイしていても詰まることなくプレイを進めていくことができます。
ジョブチェンジシステムによって好みの編成によって戦っていくこともできるため、遊びの幅も広がっています。
魔法はレベルごとの使用回数制に戻っているため、魔法の使い方も重要になります。
難しいと感じた時に経験値稼ぎで対応できる気軽さもあるため、比較的遊びやすいゲームになっています。
ストーリークリアだけであれば13時間程度でクリアできるため、こちらも気軽にFFシリーズを楽しめる一作です。
FF4 ファイナルファンタジー4 ピクセルリマスター
オリジナル発売日:1991年7月19日(SFC)
発売日:2021年9月9日(steam)
クリア時間:11時間
便利機能:オートバトル
FFシリーズ初のSFC版での発売。
キャラクター性が強くなり、ストーリーを堪能できるのが特徴の一つ。
ピクセルリマスターでは、SFCと比べて大幅に短い時間でクリアできるような調整がされており、この点に関しては評価が分かれるところ。
気軽にクリアまで行け、ストーリーを堪能できることを良しとするならばプラスの評価、逆に昔のようにゲーム的な部分の攻略を楽しみたいと考えているのであればマイナスの評価。
最初、クリアした際には、ピクセルリマスターは15時間以内にすべてクリアできるように調整でもするのかと考えたものの、FF5やFF6はそうはなっていなかったため、なぜFF4だけこのような調整をされたのかはよくわからないです。
また、ピクセルリマスターに搭載されているオート戦闘は、このFF4からはどういった行動をするかがわかりにくくなっているのがマイナス点。ATBゲージの場所にとって代わったため、次にどういった行動をするのか判断する手段がないため、オート戦闘が使いにくくなっています。これはFF5、FF6も同様です。
FF5 ファイナルファンタジー5 ピクセルリマスター
オリジナル発売日:1992年12月6日(SFC)
発売日:2021年11月11日(steam)
クリア時間:25時間
便利機能:オートバトル
ジョブチェンジによるさまざまな職業を切り替えて遊ぶことができる。
メインとなるキャラクターが限定されているものの、ストーリーも重視されているため、ゲームシステムだけでなく、ストーリー部分も楽しめる。
ピクセルリマスター発売初期は不具合が多かったものの、アップデートで修正されているため、現時点でプレイするのであれば問題は無し。
オート戦闘のしにくさなどはFF4と同様。
プレイ時間は25時間と、過去の4シリーズと比べて長くなっているため、時間の都合に合わせてプレイしていこう。
シリーズ通して有名な「ビッグブリッヂの死闘」が登場するのはこの作品。
FF6 ファイナルファンタジー6 ピクセルリマスター
オリジナル発売日:1994年4月2日(SFC)
発売日:2022年2月24日(steam)
クリア時間:27時間
便利機能:オートバトル
今まではメインのキャラクターが決められ、最後の1名が入れ替わりというパターンが多かったが、今作では登場する味方キャラクターを軒並み最後まで使用することができるようになっているのが特徴の一つ。
最終的に多くのキャラクターの育成が必要となるため、この辺りは人によって評価が分かれるところ。
特にアイテムの着脱などの手間が多くなりがちで煩雑さが目立つ。
登場する全部のキャラクターを扱わせるという趣旨は魅力的なものの、システム面での困難が伴った作品。
ピクセルリマスターではオペラの演出で声楽シーンもあるのが特徴。
オート戦闘のしにくさはFF4と同様。
発売の段階では不具合が多かったものの、アップデートにより改善されている。
FF7 ファイナルファンタジー7 (Nintendo Switch版)
オリジナル発売日:1997年1月31日(PS)
発売日:2019年3月26日(Nintendo Switch)
クリア時間:26時間
便利機能:倍速、敵遭遇無し、戦闘時強化、能力大幅上昇
PS初のFF。
steam版は存在するものの、日本で購入不可。記載時点でスクウェアエニックスのオフィシャル通販サイトでダウンロード販売を実施しているものの、対応Windowsバージョンが古いため動作の保証は無し。
PC版は倍速がより高倍速のため、時間短縮には最適。
今回はNintendo Switch版をプレイしての評価。
キャラクター性も強く、ストーリー面でも楽しめるのが特徴。ファンタジー色から機械的な描写が多くなった作品でもある。
倍速機能が搭載されているため、長い演出の技なども気軽に使っていけたり、逆に敵がそうした技を使ってきても早回しで終わらせることができる。
マテリアの着脱が手間に感じる程度で、他に複雑な要素がないのも好印象。
FF7リメイクは今回の対象になっていませんが、PS4で遊んだ際には約31時間でクリアでした。ユフィが主人公の追加シナリオは5時間程度。後日、steamで発売された際に改めて評価レビューとともに紹介予定。
FF8 ファイナルファンタジー8 REMASTERED
オリジナル発売日:1999年2月11日(PS)
発売日:2019年9月4日(steam)
クリア時間:31時間
便利機能:倍速、敵遭遇無し、戦闘時強化、能力大幅上昇
パッケージ版単体では日本で一番売れたとされる作品。
序盤は学園物のようなストーリー展開となっており、従来のファンタジー色からまた一線を画したような内容となっている。
ゲーム中にカードゲームのような要素があるものの、まったくやらずともクリアまで行けるため、そうしたミニゲームが苦手な人でもストーリーは堪能できるのは良かった点。
ゲーム内で把握できる情報が限定的のため、攻略本や攻略サイト前提のゲームになっているように感じられるのは残念。
もしかしたら、わかりにくい部分は説明書でフォローされていた可能性もあるため、当時と今現在のsteamでのプレイとでは状況が異なっているかもしれません。
いろいろな仕組みを導入するのは良いものの、それらを操作する際のユーザーインターフェースの悪さが特に目立ち、何かをやろうと思っても操作が面倒でやりたいと思えない、という状況に何度も陥ります。
倍速機能があるため、一回使用するたびに長時間の映像が流れる召喚獣などが使いやすくなっているのは利点。ただ、倍速機能が早すぎるため、通常時の移動を早めようとすると逆に操作困難になってうまく先に進めない、ということも。
映像に関しては今作から描写が等身大になり、今までのデフォルメでの描写とはまた変わった印象を受ける。ムービー中もFF7と比べてしっかりとキャラクターが描かれており、キャラクターの魅力を増している。
最後のエリアに入ると戻ることができず、武器の購入等もできなくなるため、セーブを上書きしてしまうとそこで終わってしまうこともありえるのが残念。
実際のプレイでは、最後のボスは戦闘時強化モードを使用してクリア。普通にやっていたらクリアできなかったか、育成でかなりの時間を費やされた可能性があります。クリア時間はこの点を含めた上での時間になっていますのでご了承ください。
FF9 ファイナルファンタジー9
オリジナル発売日:2000年7月7日(PS)
発売日:2016年4月14日(steam)
クリア時間:30時間
便利機能:倍速、敵遭遇無し、戦闘時強化、能力大幅上昇
FF8とは打って変わって、比較的シンプルなゲーム性で登場したのがFF9。PS最後の作品。
steam版は元となっているのがスマホ版のようで、ユーザーインターフェースの描写などがそれっぽい感じになっているのが特徴的。
戦闘中の描写の長さがあり、戦闘に入る前の段階と、戦闘中のキャラクターの動作の遅さなどが目立つ。
アイテムの持ち替えやアビリティの設定などの手間が多い。
キャラクター全員が揃うまで時間がかかり、それまでは各キャラクター別々のストーリーを細切れに見せられ、キャラクターの操作もその都度変わるため、全体的な把握がしにくい。
全体的に無難にまとまった内容となっている。
FF10 ファイナルファンタジー10 / 10-2 HD Remaster
オリジナル発売日:2001年7月19日(PS2)
発売日:2016年5月13日(steam)
クリア時間:33時間
便利機能:倍速、敵遭遇無し、戦闘時強化、能力大幅上昇
PS2で発売された初のFF。
ストーリー性が強く、ゲームの進行が一方通行のような内容になっているため、いろいろな探索をするなどの自由度は乏しい作品。
早い段階で全部の仲間になるキャラクターが集まり、また、戦闘でもキャラクターの切り替えで全部のキャラクターを入れ替えながら戦うことができるなど、過去作の問題となっていた要素を解決した作品でもある。
倍速機能で長い距離の移動も短時間でできるため、ストーリーを気軽に楽しめるようになっている。
無駄にパズルをやらせてくるのは詰まる要因になりかねない。
steam版はHDリマスター版が元となっており、通常のキャラクターの描写も奇麗になっている。逆に、ムービー画面では昔の映像をそのまま使っているからか、解像度の面で見劣りする感もある。
クリア時間には10-2の部分は含まず。経験値稼ぎをやったこともあり、多少長くなっています。
FF11 ファイナルファンタジー11 (PC版)
オリジナル発売日:2002年5月16日(PS2)
発売日:2002年11月7日(PC)
クリア時間:768時間
便利機能:フェイス機能(仲間用NPC)
PS2で発売された初のオンラインゲームとなったFF。
steam版は基本的になく、スクウェア・エニックスオフィシャルサイトからダウンロード、オンライン通販から利用券を購入、登録して毎月プレイ料金を支払う形でプレイ可能。
当初からPC版で展開されており、今現在も同じく遊ぶことが可能。20周年を迎えた作品。
基本は昔のゲームが元となっているものの、バージョンアップなどで遊びやすくなっており、特にフェイスと呼ばれる仲間用NPCの登場で、ソロプレイでもクリアが可能になっている。少なくともメインストーリーはすべてソロでクリアが可能。
簡単操作ボタンを利用するためにマクロと呼ばれるテキストを書き込み、設定する要素があるのがとっつきにくくなっている。
クリア時間はすべての追加ディスクも含めたクリア時間。一番最初のストーリー部分だけであれば、もっと短くクリア可能。ただし、ネット上で情報等を集めずに完全にゲーム内の情報のみでプレイしようとすると途方もない時間を要する。
ゲーム全般の魅力度は高いものの、プレイ時間の問題やゲーム内容が20年前のものであることから今だと取っ付きにくさもある。
ファンタジー要素としては満点の一作。
FF12 ファイナルファンタジー12 THE ZODIAC AGE
オリジナル発売日:2006年3月16日(PS2)
発売日:2018年2月2日(steam)
クリア時間:29時間
便利機能:倍速、能力大幅上昇
PS2最後のFF。
キャラクターの行動を事前に設定し、その後は基本的にオートで戦ってくれる独特のゲーム性となっている。
設定項目は多いものの実用的な項目は限られ、設定枠の関係でそこまで活かせられていない。
過去作で普通に用いられていた名称をわざわざ変えているため、過去作を楽しんできた人からすると逆にわかりにくくなっている。
召喚獣も過去のシリーズから踏襲されていない。
行動できるキャラクター数は多いものの、戦闘で出せる数は3人のため、使わないキャラクターが多く出てしまっているのはもったいなく感じる。
後半、明らかに尺稼ぎと思われる要素が出てきて、一気にテンポが悪くなるのは難点。
途中で開発体制が変わったことによる影響の可能性があり、いろいろと尻つぼみ感があり残念。
とはいえ、ゲーム全体を通しては魅力度の高いゲームとなっている。
FF13 ファイナルファンタジー13
オリジナル発売日:2009年12月17日(PS3)
発売日:2014年10月9日(steam)
クリア時間:41時間
便利機能:無し
PS3で発売されたFF。
キャラクター等の魅力度は高いものの、独特なワードの使い方などと相まって、スムーズに理解するのが困難なストーリーになっている。
序盤ではマップの探索の要素は皆無で、ほぼほぼ決められたルートを通って敵を倒しながら進んでいく内容になっている。
また、キャラクターが複数人いるものの、それぞれ別の場所で行動していることが多く、その行動を自らで操作して行っていくことから、その都度操作キャラクターの切り替えをさせられる。
そして、その際にはキャラクターの行動を決めるオプティマという設定をやり直さなければならず、煩雑さが伴う。これは全員パーティーが揃ってからも編成を変えるたびに行う必要があり、手間だけが増えている。
キャラクター育成は自動的にレベルが上昇するわけではなく、スキルツリーのようなものを開いて行うが、画面が見にくく、またその都度画面を開いて行うなどの手間だけが多くなっている。
戦闘中にはキャラクターの場所を移動などできず、敵の全体魔法を食らいやすくなるような位置取りに勝手になっていくなど、不快感が多い。また、オプティマの切り替えで行動が一時的に止まるため、その間に敵に攻撃を食らったりといった不利も生じやすい。
キャラクターが全員集合するまでの時間が長く、その後にようやく探索できるエリアが登場するなどで楽しみが増えるようになる。
ゲーム性の面では問題点が多いものの、グラフィックは今見ても魅力的な描写。
steam版で何か追加の便利機能が増えたわけでもないため、PS3と同じだけのプレイ時間がかかる。FF11を除いて一番プレイ時間の長いゲーム。
FF14 ファイナルファンタジー14
オリジナル発売日:2013年8月27日(PC) (旧版:2010年9月30日))
発売日:2014年2月18日(steam)
クリア時間:未プレイ
便利機能:無し
未プレイのため、今後プレイした際に記載予定。
FF15 ファイナルファンタジー15
オリジナル発売日:2016年11月29日(PS4)
発売日:2018年3月7日(steam)
クリア時間:19時間
便利機能:無し
PS4で発売されたFF。
数年後とほぼ近い時期にsteam版が発売されているため、ゲーム内容はほぼ同じで、便利機能等も無し。
ただ、steam版は追加の「FFXV WINDOWS EDITION 4K Resolution Pack」をインストールすることにより、4K画質で楽しめる。
戦闘中にアクション要素があるため、既存のRPG(コマンドを入力して遊ぶタイプ)を望んでいた人からすると抵抗感がある作品。
パーティーメンバーが最初から固定のため、メンバーに変化を望んでいる人からしても不満点が残る要素。特に、男性キャラクターしかいないため、女性キャラクターがいないと嫌だ、という人にも不評の原因として挙げられる。
そうしたことが気にならないのであれば、ストーリー面では十分に楽しめる内容になっている。
序盤から広がる広大なフィールドでミッションなどをこなしながら遊んでもよいし、メインストーリーのみを進めていくことも可能。
一直線でストーリーを進めていくのであれば、ムービーなどを見ても20時間以内にはクリアが可能となっている。
後半の章で一部難易度が上がるポイントがあるものの、現時点でのバージョンではそれを回避するストーリーも用意されているため、PS4発売初期と比べて遊びやすくなっている。
描写の面での魅力も十分で、ストーリーへの没入感を増してくれている。
FFシリーズ 評価レビュー、クリア時間 おわりに
今回書くに至った経緯としては、ピクセルリマスター発売後にFFシリーズを通してプレイをしてきて、実際に感じたことや特にクリア時間に関する情報をまとめるために載せています。
ネット上でクリア時間を調べるものの、人によって評価がまちまちであったり、寄り道をするかしないかでも結果が異なることが多く、一律の参考になるものが少ないという印象がありました。
また、プレイする機種等によって、状況も大きく変わります。
今回は、直近発売されたピクセルリマスター後に、基本PCのソフト販売場所「steam」で主にソフトを入手し、オート戦闘や倍速などを使った際にどうだったのか、という一定の基準でクリア時間を取り上げました。
今からプレイする際にクリアまでの時間の予定を立てる際の参考になれば幸いです。