価値の無いゲームメディアに代わったニンテンドーダイレクトの気になるタイトル群

東京ゲームショウ2019が来週に迫っていますが、毎年恒例のようにその直前にニンテンドーダイレクトが行われました。

今回は個人的に注目しているタイトルなどを取り上げていきたいと思います。

旧機種の注目RPGが続々Nintendo Switchに

注目の一つとして、旧作で人気のあったRPGがNintendo Switchでも遊べるようになった点。

携帯モードでのんびりくつろぎながら遊べるし、もちろん、テレビに映して遊ぶことも可能。

2020年に軒並み発売されますが、2020年は3月にPS4などで「ファイナルファンタジー7リメイク」も発売されることから、旧作のリメイクによるRPGへの注目が高まりそうです。

最近ではこれといったRPGが発売されにくい傾向がありますので、のんびり世界観を楽しみたい人にとっては2020年は面白い年になるかと。

ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション

タイトルはWiiで発売されたタイトルから「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」。言わずも知れた名作「ゼノブレイド」です。どういった追加要素があるかは知りませんが、追加要素も含めて注目です。

最近では大乱闘スマッシュブラザーズ経由でも知られていますし、そうした層がどれだけ興味を示すのか。

Wiiでは一部のユーザーインターフェースがいまいちでしたが、ゲーム全体の雰囲気に関しては納得の内容のため、改めて変化と共にプレイしたいところ。

2020年と発売時期は曖昧。とはいえ、任天堂はあまり遅いタイミングになるようなタイトルを早めに発表しない傾向があるため、2020年の6月までには発売されるのでしょうか。

Newニンテンドー3DS専用ソフトとはいったい何だったのか・・・。

幻影異聞録#FE Encore

もう一つはWiiUで不遇をかこったタイトルから「幻影異聞録#FE Encore」。

WiiUの売れない状況の中、発売されたタイトルということと、「ファイアーエムブレム」ファンからも、アトラス系のファンからも見向きもされなかったというタイトル。

今回、Nintendo Switchで発売される前に、「ファイアーエムブレム 風花雪月」が出ていることから、「ファイアーエムブレム」自体に注目が集まっているだけでなく、系統としてアニメユーザーがにも共に訴求効果がある内容のため、類似性などの面からも注目を集めそうです。

こちらは2020年1月17日。

スーパーファミコンオンラインがついに登場

Nintendo Switchの有料オンラインサービスに加入していると遊べたファミコンソフト。

今回は新たにスーパーファミコンのソフトが追加されることが発表されました。

9月6日に一挙20タイトル配信。その後は不定期。

出来れば「ファイアーエムブレム」の「聖戦の系譜」と「トラキア776」が欲しいところ。

その前に、ファミコンの方の「外伝」も。

個人的に今回の発表の中でプレイしたいゲームはありませんでしたが、今後のラインナップの拡充に期待。

シミュレーション「ブリガンダイン ルーナジア戦記」も発表だが

シミュレーションとして「ブリガンダイン ルーナジア戦記」も発表。
名称だけ見ると、FF11の装備品をイメージしてしまいますが、昔にプレイステーション時代に発売されたタイトルの新作とのこと。

ただ、発売元がハピネットと、大手メーカーでもないので、どこまで丁寧に作ってくれるかは未知数。

期待はしたいものの、不安も多くあるのが正直な感想。

桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番!、桃鉄最新作発表

桃鉄の最新作がNintendo Switchで登場。

今回は見た感じだと任天堂からではなく、コナミからです。

コナミは最近はいろいろとソフトを出すようになってきたので、内容と共に期待。

ニンテンドー3DS版で発売されたものは期待外れだったことは以前述べた通りです。

あの時は年末商戦に間に合わせることを優先したからか、低品質になったように記憶しています。

今回は2019年の年末商戦合わせではなく、すでに2020年発売と発表しているため、そうした無理をせずに丁寧に作ってもらいたいところ。

期末を目途か、ゴールデンウィーク前の商戦狙いか。

ニンテンドーダイレクトの存在意義

他にもいろいろなタイトルが発表されていますが、この辺りの紹介にとどめようと思います。

毎回ニンテンドーダイレクトを見て思うのは、一つの番組でしっかりとゲームに関する情報を伝えていること。

このため、ニンテンドーダイレクトだけ見れば、それなりにやりたいゲームに巡り合うことが可能です。

この辺りがハードメーカー自社でメディアを持った強さでしょうか。

昔はゲーム雑誌などが偏った情報の伝え方をしたり、ネット上であからさまにネガティブなイメージだけを植え付けるような情報伝達が多かったことと比べ、しっかりとユーザーにゲームの情報が届くということの素晴らしさを実感させられます。

そして、ゲームの情報を自主的に集めない層にとっても、これだけ見ておけば最新の任天堂ゲーム機から出るゲームについて把握でき、また、興味を示すことができる。

多くの人がいちいちゲーム情報を主体的に調べようなどとしないことから、この1番組だけ見ればいいという状況にもっていったことも評価に値します。

昔と比べて、発売されるタイトル数が減ったからできることでもあるのですが・・・。

逆に、他社に関しては似たような仕組みが無いため、どういったタイトルが出ているかの把握すら困難。

既存のゲームメディアに価値がないからこそ、ハードメーカー主体の発表に今後も期待です。

ちなみに、これをソフトメーカーが個別にやっても、たぶん成功しないと思われます。

あくまでもハードメーカーとして多角的にやるからこそ意味のある伝達手段かと。

なお、個別タイトル毎の番組は、また違った意味合いがありますので、あくまでもゲームが発売されることを多くの人に伝える、という意味合いで捉えていただけたらと思います。

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