ゲーム業界的に2019年は何もなかったように感じる、デススト、新サクラの短評も

2019年が終わり、2020年になりました。

ちょっとだけ2019年を振り返ってみましょう。

Nintendo Switchだけしか目立たなかった印象

2019年はNintendo Switchの独壇場といってもいいくらい、Nintendo Switch関連しか目立っていなかったように感じます。

PS4はさすがに息切れ感が半端なく、これといって目立った動きもなく。

ハード自体はもちろん、ソフトもこれといった大作が出たようにも感じません。

では、Nintendo Switchだけでゲーム業界が盛り上がったかというと、そうも感じられず、やはり多くのゲーム機が盛り上がらないと、全体が盛んになったとは感じにくく思えます。

すでにPS5に向けて各社準備段階に入っていることからも、PS4に割けることもないことを考えると、PS5が出るまでは全体的に低調になってしまうのでしょう。

デスストランディングの短評

話題の「デスストランディング」について少々。

プレイはしていませんが、外野から見ていた感想です。

個人的には、こうしたタイトル自体を否定することはありません。

たぶんですが、大きな画面で、周囲の照明を落とし、酒でも飲みながら世界観に浸ってプレイするのであれば、十二分に楽しめる内容だと思います。

こうしたゲームがダメという短絡的な評価はしたくないものです。

多くの批判の内容は、期待していたメタルギアソリッド系のゲームではない、というのが発端になっていると思われるため、単なるミスマッチの問題でしかなく、このゲームそのものの良し悪しとは別の部分での評価と判断しています。

売り上げがどうだとか、述べる人もいますが、それをユーザーレベルで語っていること自体がおかしな話で、どのレベルを目指しているかは販売元や開発者が考えることであって、ユーザーが販売本数の大小をもって、他のソフトと比較すること自体が頓珍漢な話です。

少なくとも、まったく注目度がなかったPS4市場の中で、ここまで話題性のあるタイトルが出ただけでも素晴らしいことと評価したいものです。

新サクラ大戦の短評

話題?の「新サクラ大戦」について少々。

まったくプレイもしておらず、ゲーム動画等も1分に満たないレベルでしか見ていませんが。

たぶん、過去のシリーズファンは一部期待していた人もいたのでしょうが、なぜ、期待できたのかが不思議です。

これは「新サクラ大戦」そのものが良いとか悪いとかいいたいわけではなく、以前とは異なるものを作ろうとしているにも関わらず、過去のものをいちいち比較する必要があったのか、という話。

たぶん、何らノウハウの継承もなく新作を作っている以上、異なるものができるのは必然。

過去と比べてどうだこうだということ自体がお粗末に感じます。

では、「新サクラ大戦」自体が単体で見て面白いのかどうか・・・。

そこはプレイしていないので何とも言えません。

もし、過去のユーザーではなく、まったくサクラ大戦シリーズをやったことのない、特に若い世代の人が楽しめたのであれば、それだけで十分な成果と言えるでしょう。

ネットで評価を見ると、といってもほとんど見ていませんが、たぶん過去を遊んだような年齢層の人がレビューを書いているのでしょうが、過去をリアルタイムで遊んでいれば、もう40歳代かそれ以上の年齢となるはずです。

さすがにその年齢になって、20歳前後と同じ完成でギャルゲーを楽しいと感じるわけがないのです。

不平不満が出ること自体、自身が成長した証ですので、それをことさら外部に向かってダメだダメだと言っても詮無きこと。

今後、さらにシリーズを重ねるのかはわかりませんが、ノウハウが蓄積されてより良くなることを期待します。

日本の開発者もまだまだやるものだと感じたファイアーエムブレム 風花雪月

今年、一番感銘を受けたタイトルが「ファイアーエムブレム 風花雪月」。

ゲーム内容が云々より、日本でも金と時間をかければ、ここまで丁寧なゲームを作れるのかと、改めて感じた次第。

日本のゲーム業界全体が、バンダイナムコを筆頭に、一時は利益にだけ目を向けた影響で、どんどんと縮小していく様を見ていましたが、それは経営上の判断の問題が多く、決して作り手自体のレベルが低いわけではないことを実感。

中小企業のメーカーがこのようなことができるとは思いませんが、せめて大手くらいはこれくらいの気概を持ってゲームを製作し、ブランドを一つでも多く成長させてもらえたらと思います。

海外中心の日本語化タイトルに期待

最近ではsteamで日本語化された海外のインディメーカーのタイトルをプレイしていますが、面白いものが多く、時間の調整が大変です。

というか、調整できないので、とっととクリアして一服にしなければいけない始末。

直近では「キングダムラッシュ」シリーズの2作目と3作目をプレイ。ともに日本語化されているため、気軽に楽しめます。ゲーム内容はタワーディフェンス。

ここまでゲームバランスの良いものがあるとは驚きです。

他にもプレイしていたりしますが、英語しかなかったりするので、ゲームをプレイする前に英語の勉強が必要になるので、気軽に遊ぶまでには至らず。

だからこそ、しっかりと日本語化してくれるタイトルにはありがたみを感じます。

2020年も期待できることがない

2020年、PS5が発売か、となると思われます。

ですが、日本で2020年に発売されるかは別問題。

そうなると、日本だと2020年に期待できるものがほとんどないとなりかねないのが寂しいところ。

個々のタイトルについては、今後も発表等があって興味を惹くものもあるでしょうが、ゲーム業界全体となると、やはり盛り上がり感は足りないのかも。

PS5の情報だけでなく、やはり触ってなんぼの世界ですし。

E3あたりまでは新作タイトルの発表も乏しいでしょうから、まずはそのあたりに期待。

また、3月か4月あたりにはPS5の追加情報も出るかもしれませんので、そちらにも。

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