任天堂 株主総会 2019年

任天堂の株主総会に行ってきましたので雑感のみ紹介。質疑の詳細は載せていません。

質疑応答は後日、オフィシャルでも公開されると思いますのでそちらをご覧ください。

任天堂 新社長 古川俊太郎氏 初の議長としての株主総会

今回が新社長である古川俊太郎体制になって初の株主総会。

どういった株主総会になるのか期待してみました。

前回の最後に挨拶を行った時は、下の方に原稿があったためか、ちょくちょくと下を見たりして話し方は決して良いとは言えませんでしたが、今回は特段問題となるような部分もなく、進行面では何の過不足もなく。

多少、声が小さいのか、マイクの音量が低いのか、聞き取りにくい印象を受けた程度です。

あとは、語尾を上げてしゃべる部分があるため、人によってはそうした部分で威厳がないとか、バカな子のしゃべり方のように感じるかもしれません。

ちなみに、ゲーム実況で私も同じようなしゃべり方をしていて、他の人のそういった話を見て、そうなのかと納得した次第。

語尾は下げるといいそうです。

しゃべり方として気になったのはそれくらいでしょうか。

ただ、回答に関しては、たぶん用意された回答を読んでいるのか、シンプルに終わらせる場面が多いように感じます。

あまりにも過去の岩田聡元社長が喋りすぎていたのも相まって、また、長く任天堂に努めていた荒川實前社長の自分で語れるほどではなく、こればかりは致し方ないのかも。

とはいえ、株主としては会社側の考えを聞きたい中で、シンプルな回答は時として反発を感じさせないかと不安になります。

端的に言うと、面白くない。

質問の本質の考え方等まで踏み込んで話が聞ければ一番納得がしやすいのですが、今後に期待です。

宮本茂氏がちょい悪おやじ風になっていた

E3 2019の映像などは見ていないので、もしかしたら以前からかもしれませんが、宮本茂氏がちょい悪おやじ風の出で立ちになっていて笑えました。

片側の髪をふさっと後ろ側に回すようにしていて、また、服もネクタイを強調したいのか、やたらと見せるようにしていたのが印象的。

どちらかというとイケメンという感じではありませんが、今回の姿を見ると、素直に見た目がかっこいいかも、と思える姿に。

stadiaの読み方を任天堂はどう読んだのか

他社も含めてgoogleの新サービス「Stadia」をどのように読むのか気になっていました。

今回、一人の株主が質問をする際に「スタディア」と言っていたので、特に任天堂がどう読み上げるのか、興味を持っていたら・・・。

一度も言ってくれませんでした。

普通に耳にしたら「スタディア」なんて読み方にならずに「ステイディア」となるのですが、なぜか日本だと「スタディア」読みする人が一定数いて、なぜかwikipediaにも「スタディア」と書く人間が現れる始末。

googleオフィシャルでそういう呼び方をするのであればいいのですが、現状で「スタディア」と表記、および読むのはどうなんだと思う次第。

とはいえ、「twitter」は「ツイッター」と書いたり読む人もいるように、日本風になることも多々あり。これがtwitter社のオフィシャルの表現なのかはよくわかりませんが。

だが、岩田聡元社長は「トゥイッター」と発音していたのが印象的でした。

E3 2019ではソニーとマイクロソフトが参加しなかったがマイナス3000だった

毎年、直前に行われたE3の映像を強制的に見せられるのですが、そこで今年はソニーとマイクロソフトが参加せずに来場者はマイナス3000人と述べていました。

捉え方を変えると、その2社がいなくても人は来ますよ、とでも言いたいのだろうか、と思ったり。

あと、マイクロソフトも参加していなかったんですね。イベントはやっていたので、ブーストして参加していないのは知りませんでした。

余談ですが、毎年E3の映像を見せるために、どういった流れで見せようとするのか注目しています。

時には強引に話を進めてE3の映像を見せようとしてくるので。

もう、株主側も早い段階で今年のE3の状況を質問して見せるタイミングを作ってあげた方がいいのでは?

毎年同じような質問をする株主

毎年、星のカービィのCDの話をする人がいます。

何度も同じことを質問するのは他の質問したい株主が指されない状況を作るだけなので、ほんと勘弁してもらいたい。

自己欲求のためだけの質問は聞いていても不快です。

同じような類として、テーマパークのUSJに任天堂のアトラクションエリアができるので、そのチケットを配布しろ、という要望も今回もあり。

任天堂の株を売って自分で買ってくれって思う次第。

アミーボ100体以上展示も、後ろの人は全く見えず

今回、株主と経営陣との間の場所に、今まで発売してきたフィギュア型商品「アミーボ」が100体以上並べられていたようです。

ただ、これ、後ろの株主だと存在すら気が付かないものになっていて、しかも、高低差も低く設置されていたため、なおさら気が付かない状況に。

わざわざカメラで映していましたが、もうちょっとわかりやすい仕組みはできないものかと思った次第。

例年、会場内で撮影等は禁止。今回、会場内で写真撮影が良かったのかどうかは知りませんが、どうせなら1回のエントランス脇の広場に展示しておいて、自由に撮影させて、とかの方が良いと思うものの、今後、それ目当てで人が多く来られても鬱陶しいことになりそうで考えもの。

いったい、今回のこの展示は何がしたかったのか、不明です。

普通の会社の株主総会にどんどんとなっていく

今回の株主総会を見て、どんどんと普通の会社の株主総会になっていくんだな、と残念な気持ちになりました。

思った以上に株主側の質問も普通であっただけでなく、経営者側の回答も無難なことしか述べず、会社の考え等が把握しにくい部分が多々ありました。

本来、サラリーマン経営者の行う株主総会というものはこういうものではあるものの、過去の岩田聡元社長などが特異なことをしてしまったため、その落差を感じて残念に思われます。

株主総会は無難になっても構いませんが、会社自体がそうならないことを願って止みません。

任天堂 株主総会 2019年 お土産

今回のお土産は次の通り。

  • ロールクッキー イーブイ
  • スーパーマリオ ミニタオル

毎年タオルをもらうけど、使っていないので溜まる一方なのですが・・・。

終わりに

今回、質疑応答時の挙手がまばらでした。

以前でしたら前列に陣取った層が大量に手を挙げていた時代を見ていただけに、物悲しさを感じます。

質問自体も一部を除けは良くも悪くも普通の質問で、以前と比べてお行儀が良くなったように感じます。

一方、やはり面白味のようなものに欠けてしまい。

経営側も回答が無難というか、与えられた事前作成回答を読んでいるだけなのか、つまらないものも多く、たぶんですが来年は来場者が多きく減るのでは、と思っています。

さてさて、どうなることやら。

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