まこなこ、一夜限りの復活!いよいよ19周年目で20周年目に王手!PS5の今後やゲーム業界について語る!

と、いうわけで、1年ぶりの復活だが、いかがお過ごしだろうか。

本当に1年ごとにやることになったのですね・・・。

しかも、本来の記念日の11月5日を過ぎているのですが・・・。

まあ、なんだ。いろいろとあってだな・・・。

何があったのですか?

ドラクエ10の5と6のアカウントのキャラクターのストーリーと育成をやるという重大な用事が・・・。

・・・・・・。

「まこなこ」が始まってからちょうど丸18年が経過し、19周年目に突入ですね。

とはいえ、長らく動いていなかったので、あまり年数的なところに対して言うことはないのだが、一応よく我々も生き延びているな、と感心したりする。

ところで、今日はどうするのですか?これで終わりですか?

 せっかくPS5が発売直前ということなので、PS5についてと、ゲーム業界全体について思うところを述べておこうと思う。

それはそれは・・・。

PS5でソニーは終了、PS5が生き残るには・・・

PS5が2020年11月12日に、いよいよ発売されますね。
今回はPS4の時と異なり、日本でも世界で一番の発売日設定となっています。

今回も日本が外されるかと思ったけど、それだけはよかったことかと。

それで、どうですか?
やはりPS5は売れますか?

えっ!?

えっ!?

やめてください・・・。

PS Vitaの時に発売日前に失敗することを何度も述べて、実際に失敗したけど、PS5について語っていいの?

ほどほどにお願いします・・・。

正直、厳しいでしょ。
いい未来が全くないから。

そんな・・・。

いかんせん、ソニーがPS4の時代に楽をして勝ててしまったので、努力を怠っていたんだよね。そのツケが、PS5で表出するだろう。
そして、それはソニー自体の会社にも大きな影響を及ぼす可能性があり、ゲーム事業が云々だけでなく、ソニーという会社自体が再び暗黒時代に突入する可能性すらある。

そこまで言わなくても・・・。

具体的にはどういったところが問題となっているのでしょうか?

ソニーがPS4時代に行ったことは、ゲームビジネスからプレイステーションネットワークに代表されるように会員ビジネスへの移行なんだよね。
それが安定した収入を得る手段にもなっていたし、その時はよかった。
相手も任天堂やマイクロソフトのみであったことから、どんなに悪くても3位で落ち着くことができたし、その中で十分な結果を残せていたわけだ。
しかし、これからは、この戦いにgoogle、apple、amazonが加わることになる。
今まではスマホと家庭用ゲーム機とで機器が分かれていたので問題がなかったが、今後はクラウドゲーミングで機器関係なくゲームが遊べるようになったときに、わざわざ家庭用ゲーム機という、決して安くない額を払ってまでゲームを買うか、という問題が出てくる。
それでも、ゲーム機を買ってまで遊んでもらうためには、そのゲーム機ならではのゲームが無いとだめなのだが・・・。

それがないわけですね。

本来は自社のタイトルを増やしていく努力は常にするべきだったのだが、PS4時代は特にそうした部分に注力することなく。
この辺りが任天堂やマイクロソフトとも異なるわけだ。
任天堂は自社タイトルが多く存在し、自社だけでも一つのゲーム機を成功に収める力がある。
10年以上前から取り上げていたが、任天堂が目指すのはウォルトディズニーだとね。その状況になりつつあるので、よほどのヘマをしない限りは、任天堂は自社のみで生き続けることも可能だ。
マイクロソフトは他社のタイトルを買収して自社タイトルにすることができる。「マインクラフト」に代表されるように、そして直近でも有名ゲームを保有する大手ゲーム会社の買収を行っている。
一方、ソニーにはそうしたことができないんだよね。自社タイトルはなく、マイクロソフトのようにお金もなく。
さらに、この状況に先に挙げたgoogle等だけでなく、中国のテンセントが加わってくるわけだ。
競合対象が大きく変わり、その中での企業規模を見ると、ソニーの規模は最下層なので。
この状況で立ち回れるわけがない。

それでも何か活路を見出すとすれば、何がありますか?

多少の期間、生き延びるだけを考えるのであれば、今までの会員を大事にすることくらいだろう。
ここでいう会員とはプレイステーションネットワーク加入者というよりかは、トロフィーなどの機能を好んで使っていた層。
こうした人は、過去に積み上げてきたトロフィーの蓄積を重要視するので、こうした層だけでも維持し続ける、というくらいしかないと思う。
そうしたしがらみがない人だと、いつでも他所のサービスに移る可能性があり、そうしたユーザーを維持させ続けるのは今後難しくなっていくと思われる。
なので、何としてもトロフィーを頑張って溜めるような層だけでも維持し続けるくらいしかないのでは。

一気に寂しい状況になってしまいますね・・・。

家庭用ゲーム機には家庭用ゲーム機なりに利点はあるんだけどね。
多くのプレイヤーが同じ環境でゲームを楽しめるため、機種依存の不具合等も起こしにくいし。
しかし、その利点もクラウドゲーミングも同様に得られるし。
打つ手が何もないし、逆に家庭用ゲーム機を生産販売するという重荷を背負うことになりかねない。
それこそ、発売してすぐに多くのゲームメーカーが認めるだけの販売台数を出さない限り、生き残れないだろう。
このあたりはニンテンドー3DSと同じものと考えていい。
発売して数ヶ月で大幅値下げをしたのでニンテンドー3DSは何とかその後、生き延びたけど、PS5がそれをするにはソニーにとって負担が大きすぎる。
ニンテンドー3DSのように大幅値下げをしたとしても、そのあとの結果も流動的。
ここからどうにかするのは無理ゲー。

今後のゲーム業界はどうなるのか?再編待ったなし!?

PS5の話をしてきましたが、ゲーム業界全体はどうでしょうか?

任天堂に関しては以前から言っていたように、自社のタイトルだけでも生きていけるので、収益の多い少ないはあれども、よほどのヘマをしない限りはやっていけるだろう。

最近は収益は多い方に傾いていますね。

一時的要因は正直どうでもよく、重要なのは自社のみで生きていけるというところ。
過去に何度も話したけど、他に生殺与奪権を与えてこなかったところが重要なんだよ。

今回のPS5ですと、他の有名メーカーがソフトをPS5に出すかどうかの時点で、生殺与奪権はソニーにないとなりますね。

一方、マイクロソフトは、こちらは次世代ゲーム機が売れることも重要だが、それ以上にPCも含めた月額課金型のサービスで差をつけることができるので、ゲーム機単体で判断するべきではない。
買収絡みもあって、ソフト資産も潤沢なので、月額課金型のサービスがうまくいくのであれば、面白い存在になるだろう。

そして、新規参入組ですね。

Amazonが新たに参戦することが正式に決まった。
このあたりは以前にもamazonの動きを注視したいというような話をしたのだが、いよいよ正式参戦により、戦いのフィールドが大きく変わっていくことになる。
特に動画配信サービスのtwitchを有するamazonと、YouTubeを有するgoogleは、広報活動がしやすいメリットがある。それこそ、PS5のゲーム動画によって、amazonとgoogleのサービスを紹介するきっかけを作ってしまうようなものだ。
appleもiphoneなどのブランドによって、ターゲットは縛られるものの、課金形態を握っているというメリットも大きい。
それぞれがいくらでもユーザーにアプローチできる環境にあり、そのアプローチの範囲が広いというメリットも大きい。

PS5を介してYouTubeやtwitchに動画を公開することが、逆に敵に塩を送ることになるのですね。

ですが、googleのstadiaなどはまったく話題になっていませんが?

まだまだテスト段階だし、今の段階で成否を語るのは早いよ。
そもそもの前提としてネット回線がよりよくならないと話にならない。
クラウドゲーミングが特にアクション系でも十分に耐えうるまでの性能にならないといけないし。
だが、時代が切り替わってから考えても仕方ないので、今のうちからそのあたりにも目を配っておく必要があるわけだ。
結果が出てから語るのは誰でもできるでしょ。
3年後、5年後を見据えて見ていかないと。

そして、今回の目玉のソニーはどうですか?

言い方を変えると、その3年5年の間にPS5が十分すぎる台数売れるのであれば、PS5の時代だけは生き延びられる可能性はある。

そうならないのであれば、最悪、ソニーはなくなるんじゃないかとさえ、思っている。

そんな・・・。

それくらい、戦いは激化していくんだよ。
可能性としては、少なくともゲーム部門は中国のテンセントに吸収される形になるのでは。
それ以外、今のプレイステーションを生き続けさせる手段がない。
単独でやっていけるほどの余裕はもうないと思うが如何に。

あまりいい未来ではありませんね。

これも時代だよ。
セガが無くなったのも時代。
次の番がプレイステーションになる、というだけの話。
昔からゲーム関連を見ている身としては、あまり考えたくはないけど、時代は動いているので。
現実見ないとね。

ソフトメーカーよ、今が最後だ!

19周年目突入の話にしては寂しい話になりましたね。

このあたりの時代に来ることが予想されたから、平成の段階で「まこなこ」そのものも一区切りしたわけだ。

面倒くさかったから、とか言っていませんでしたか・・・。

・・・・・・。

ところで、やはり私たちはまた来年となるのでしょうか?

周年目の時にまた、かな?
本当は、2020年以降はオリンピックイヤー毎とか考えていたけど、肝心のオリンピックがどうなるかわからないし・・・。

前回、そのようなこと、言っていましたね・・・。

最後に何かありますか?

今回はハードメーカーのみを取り上げたけど、ソフトメーカーもそろそろ考えた方がいいと思うぞ。
いつまでも家庭用ゲーム機最優先でソフトを出すという考えを。
PCも同時発売でやっていき、PS5が本当に売れなかったときの逃げ道はしっかりと作っておかないと。
いつまでも小売店が買い取ってくれるからとパッケージビジネスを延々と続けていても未来はないんだから。
PCへの移行も、たぶん今がラストチャンスだよ。
今ならば、まだ家庭用で培ったブランド力を活かして展開できるけど、ここで動かないと先に家庭用から移行したメーカーにすら勝てなくなる。
steamならば、まだインディ系より上に行ける可能性があるので。
大手は自社の配信サイトも使っていることもあり、steamでの立ち位置は低めなので、単体のソフトメーカーならば、まだまだ食い込めると思うがどうだろうか。
と、いうわけで、「地球防衛軍6」のPC同発期待してます。

最後が言いたかっただけじゃ・・・。

そんなわけで、また来年!

ごきげんよう。

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