ゲーム実況を丸10年行ってきた結果 お金無し、案件無し、コラボ無し、の状態に、10年間のゲーム実況関連のまとめ

2015年9月21日にYouTubeで最初のゲーム実況動画を公開してからちょうど丸10年になりました。

キリの良いタイミングということもあり、今回はゲーム実況に関するさまざまなことを語りつつ、最後には毎年行っている各種データを載せておこうと思います。

語ることは主に昨今の状況について。自らのチャンネルのことだけでなく、YouTubeや動画関連全体の話も含めて取り上げます。

ゲーム実況を始めたきっかけ

2015年あたりにゲーム実況が流行っていることを知り、また、特に海外でソフトが良く売れているのはゲーム実況の影響が大きいのでは、と思い、自らもやってみること。

ちょうどこの年の東京ゲームショウでゲーム実況絡みの講演があったこともあり、日本のメーカー側にも前向きな姿勢が見えてきたタイミングでもありました。

2013年に発売されたPS4にゲーム配信機能がついていたことも多少影響しています。

さすがに自らも体験しないと良くないのでは、という考えもあったかと思います。

このような考えで初めて、まさか10年続くとは思ってもいませんでしたが…。

チャンネル自体について

主にゲーム実況を中心に活動。ジャンルはストラテジーを中心にリアルタイムストラテジー、タワーディフェンスなどだけでなく、レトロゲーム、インディゲーム、スクウェアエニックス系RPGなどなど、多岐にわたっています。

昨今では特化型チャンネルを作るのが一般的ですが、そうした中でも雑多な、やりたいゲームをしていくスタイルで運営中。

ほとんど再生されないとわかっているような英語のみのマイナータイトルをプレイするなど、どう考えてもYouTubeでのチャンネル運営の面ではマイナスにしかならないとわかっていても動画を上げていく。

ゲーム実況と述べていますが、実際はゲーム実況以外にもレビュー、攻略、ランキングなど、その時に作りたいと思った動画を作っていきました。

ライブ配信をすることもあったものの、やはりゲームはゆっくり自分のペースで楽しみたいという考えもあってか、ほとんどライブ配信ではやらずで過ごして今に至ります。

このようなスタイルで運営をし続けています。

チャンネル登録者数

もうまもなく34000になるかといったところです。33000が2024年2月でしたので1年半をかけて1000を増やせるか、といったところ。

この数自体が多いか少ないかは人によって判断が異なるかと思いますが、そもそもがマイナージャンル中心であったことや、チャンネル登録者を増やすための施策をやっていないため、それなりに結果が出た数字、と言えるかもしれません。

長くやっても1000を超えられない人もいるでしょうから、そうした点ではまあまあなのではないでしょうか。

なお、過去のデータを確認したら、約半年で1000人達成となっていました。単なる新作ゲームの効果です。

案件無し

YouTubeで動画などを公開していると、人によっては案件なるものが得られるという話を聞きます。

お金や物をもらって動画を作るというものなのですが…。

10年間YouTube活動をしてきて今まで1度も受けたことがありません。

つまり、YouTube上の広告の仕組み以外は基本的に収益が得られない状態で10年間続けてきたことになります。

こうしてひっそりと10年間運営を続けてきています。

コラボ無し

YouTubeと言えばコラボ、かどうかは知りませんが、人と一緒に何かをする、というコラボも一度もしたことがありません。

このため、Discordの使い方もさっぱりわからず。

ゲームをしていて今の時代、Discordが扱えないというのは論外ではありますが、それでも生きることはできています。

本当に生きているといえるかどうかは微妙ですが…。

お金無し

YouTubeと言えばお金、かどうかも知りませんが、多かれ少なかれお金が無いと始まりません。

ゲーム代くらいであれば問題ないのですが、楽に動画制作をするならPCは高性能のものは必須と言えるでしょう。

高性能なPCなら編集は楽ですし、ゲームの動画撮影も高画質で撮れるなどもメリットもあります。

そうしてPCを買い替えていった結果、どんどんと赤字額が膨らむ始末。

特に80万円くらいかけて購入したPCが2年持たなかったのは痛かった…。

その後も4K動画の時代になり、動画を残しておくためのHDD代もかさんでいき、さらにはadobeの使用料金も年々上がっていき…。

金銭面でどんどんきつくなっていく始末。

今はまだPCが維持できているからいいですが、次の買い替え時にはどうなるのか。昨今の物価高が響き、もうまともな性能のPCは買えそうにない気がします。

といった状況で10年続けてきました。

10年間にYouTubeなどで起こった出来事

ここからは10年間に起こった出来事などを取り上げていきます。プレイしたゲームについてなども。

2015年:始まりの年

9月21日に一番最初のゲーム実況をアップロード。

その前の7月くらいからブログでゲーム実況のやり方などを訪ねていた形跡があったので、約2ヶ月くらいの準備がありつつの開始です。

一番最初に上げた動画は最初は数十程度の再生数でしたが、今現在は9万ほど。10万超えていたと思っていたけど完全な記憶違いでビックリ。

最初からある程度まともに動画が作れていたんだなと、思わされる視聴回数です。

攻略要素もありつつの動画で、ゲーム実況ではあるものの、最初から攻略動画も作っていたことになります。

その後、FF11がサービス終了するのでは、という雰囲気が出てきたため、FF11を最初からその時点での最後までゲーム動画として記録に残すためにプレイをし始めました。ストーリーだけでなく細かいクエストも含めてです。

そのFF11ですが、10年経った2025年現在も元気に好評稼働中で、プレイを終えた後もちょっとしたストーリー展開のようなものもあるようです。

2016年:初ライブの年

FF11の動画を上げつつ、他のストラテジーゲームもやりつつ。途中からその他のジャンルもプレイし始めており、「Mini Metro」というパズルゲームをプレイしたりしています。

丸1年経過した段階でチャンネル登録者数は2400。こうしたデータを残している過去の自分を評価したいものです。

「Civilization 6」もこのあたりでプレイをしています。当時はこの手のゲームをプレイする人が限定的だったため、それなりに見られたようで、1つの動画は18万視聴回数でした。

とりあえず、FF11の通常のプレイに関してはこのあたりで一服しています。その後、時間のかかるコンテンツをこなして結局は3年かけて動画を撮っていたように思います。

また、テストとしてライブ配信も行った記録があります。

2017年:広告問題の年

この年にはPUBGが流行っていたこともあり、ライブ配信をした記録があります。まだ音声フィルター等の設定が十分でなかったこともあり、結構遠くに位置しているトイレの音が聞こえるということもあり、気が付いて頭が痛くなりました。

YouTubeでもライブ配信自体は少し前から可能になっていましたが、比較的早いタイミングにライブ配信に取り組んでいたことになります。

とはいえ、長続きはせず。

PUBGも結局はチーターの存在がネックになり、ある程度遊んだ後に止めることになりました。
その後、FPS系は手を出すこともなく今に至ります。

このあたりからレトロゲームにも手を出し、現世代機で移植されたSNK系の対戦格闘ゲームなどをプレイしつつ。

なお、まだまだFF11の動画は続いています。

「シティズスカイラインズ」もこのタイミングでプレイ。その後、結構動画で流行っていたのを見ましたが、少しプレイするのが早すぎたような気がします。

「スプラトゥーン2」の体験会も動画にし、なぜかその一つがその後も再生され続け、6万視聴回数と自分にとってはまあまあの結果に。

まだ当時は任天堂のゲーム実況は収益化するのに面倒な手間があり、当時Paypalの事業者用口座を作って振り込んでもらう形でした。たぶん、目視でチェックしていた任天堂側も手間に感じたこともあり、その後ゲーム実況の収益化を原則フリーにしたという流れがあります。

もちろん、手間以外の考えもあったでしょうが。

「ドラゴンクエスト10」もこのタイミングで再開。Ver3.2からプレイを止めていましたが、Ver4の前の段階でYouTubeでもゲーム実況が許可されるようになってから再開しました。当時は別の動画サイトのみ許可という特殊な条件があったので、こうした変更はなにより。

また、この年の後半あたりにYouTubeの広告システムにプログラムによる自動検知機能が追加され、ちょっとしたことで広告が非掲載になるなどがありました。

赤い明滅など、本当にちょっとしたことでアウトになっていました。

ちなみに、アウトになった動画をすべて消せば、チャンネル自体のアウト判定が消え、次にアウトが発生するまでは問題なく広告が載せられたという状況だったりしました。

すでにアウトがあるチャンネルが何をやってもアウトになることが多かったのはチャンネル自体が問題として判断されていたためです。

この問題はその後徐々に改善されていきましたので、今となっては変化の初期の混乱の一つとして懐かしく思います。

2018年:最盛期の年

たぶん10年間で一番視聴回数が多かった年です。

他のチャンネルの余波でこちらの動画を見てもらえる機会が増えたこともあり、全体が盛り上がれば恩恵が多少なりともこちらに来るんだな、と思った次第です。

「ファミコンミニ 週刊少年ジャンプ50周年記念バージョン」が発売された年でもあり、そうしたレトロゲームも多めにプレイした年です。

レトロゲームに限らず、2018年はいろいろなゲームをプレイしたような気がします。

ファミコン版の「天地を喰らう」をプレイ出来てなにより。

吸音材やマイクなどの設備も整えたりもしています。

この年には芸能人がゲーム実況をし始めた年でもあり、ほんだのなんとかさんが動画を出したこともあり、動画で今後の展望を語ったりもしました。概ね現状を言い当てられていたのではと思います。

FF11が後半にほぼほぼ動画を上げ終え一服に。3年かけて当初やりたかった記録に残す、ということが終わり満足。

まだプレイしていないクエストや、止めた後に追加されたものなどもあるのですが、それをプレイすることがあるのかどうか…。アレキサンドライト終身刑はしっかりとやり終えました。

同じく後半に任天堂がゲーム実況の収益化を条件なく可能にする発表もありました。

カプコンの過去作の移植もこの年から活発になったように記憶しています。

2019年:まんじゅう頭暗躍の年

この年あたりから、YouTubeで稼げるのでは、ということを情報商材屋などが盛んに言い出したように記憶しています。

特に合成音声を使ったもの、まんじゅう頭のものが有名ですが、あれが大量にYouTubeにあふれ出した時期でもありました。

その状況を見て、特に合成音声に対して何も思っていなかったのが嫌悪感を持つようになりました。気持ちわるいサムネがホーム画面などに出てくるのが不快でたまらなかったです。

「エースコンバット7」が発売された年で、この初歩的な操作方法の動画が長々とみられ続け、今現在は12万視聴回数になっています。ゲームをプレイしてこの導入だと新規プレイヤーなどはまともに操作方法はわからないだろうと思ったので、怒りに任せて作った動画ですが、その後の悩んでいたプレイヤーの役に立っていたのであればなにより。

この辺りから評価レビュー的な動画を出すようになっています。2017年あたりから日本人は低評価をつけやすい、といった問題なども意識され始めたタイミングでもあり、やはりちゃんと評価したいなと思って始めています。もちろん、メーカーよりの評価にならずに、ユーザー寄りに、という前提がありつつですが。

この年に80万円パソコンを購入。2年しか寿命が持ちませんでした…。

前年と同じくやりたいいろいろなゲームを動画にしつつ過ごしています。しかし、徐々に陰りが見え始めたのもこの年からです。

海外のタイトル「Total War」シリーズを本格的にプレイを始めたのもこの年から。三国志をテーマにしたものが出たこともありプレイ。

その後、インフルエンサープログラムのようなものがあったため、それに申し込み、以後先行プレイができることになりました。英語のみでのやり取りのため、なかなか大変でしたが。

それなりに見てもらえる動画も作れてなにより。トップで14万視聴回数。

日本語が無かったため、英語の部分も込みで攻略のコツの動画を作ったり、ムービー中の字幕を書いたりと、翻訳者の大変さの一端を味わった気にもなれました。

しかし、そのプログラムは業績不振もあって縮小され、望んでいた歴史系でのプログラムが無くなったこともあり、今では参加しておりません。

「ブラッドステインド」というゲームもプレイをし、最近ではあまり新規に遊ぶことのなかったアクションゲームをプレイするきっかけになり、以後メトロイドヴァニア系を遊ぶことにもなりました。インディタイトルに触れはじめたのもこの作品からです。

「ニーア オートマタ」も遅ればせながらプレイ。最後のシューティング、自力クリアを目指したものの、最後の方でコマ落ちする状況が出てきて最終的に断念。本編のプレイ時間と同じくらいを最後のシューティングクリアに時間を費やしたのですが、これはかなり心残りでした。

2020年:疫病の年

この年は言わずと知れた疫病が発生した年です。なぜ疫病と表現するかというと、このあたりでコロナと表現しようものなら広告がYouTubeで付かなくなるという状況があったから。その時の名残で疫病という表現をするようにしています。

たぶん、この疫病からYouTubeやネットを取り巻く環境が一気に進み、また変わったと言えるでしょう。

多少は以前から傾向がみられていたものの、どんどんとコミュニティ育成の方に力が注がれるようになっていき、そして今に至っています。

ライブ配信が主流に躍り出て、YouTubeだけでなくTwitchが盛んになってきたのもこの辺りからです。

あまりそうしたことが好きではない、単にゲームを遊びたいという考えだったこともあり、ライブ配信もろくにせずに、コメントなどにも一切返信せず、などを貫いていたため、今となっては見る影もない状況になっています。

ライブ配信の同時接続数はこの年に出た新作タイトルの時の1000が最大で、以後越えることはありませんでした。

越えるようなことはまったくやってもいませんが。

また、この年に出した動画が現時点で1位と2位になっています。

特に2位の動画はゲーム実況スタイルで50万視聴回数を越えたので満足。長い年月を経て地味に今でもみられています。

1位の動画は疫病で外出不可になったタイミングに公開し、その後もゆっくりと視聴回数を増やしてきました。現時点で57万視聴回数です。このあたりまではちゃんと動画を作っていたなと懐かしく思います。読み上げには合成音声も活用しています。

2019年にも兆候がありましたが、ネットで金を稼ぐ、ということが疫病の自宅待機の影響で時間ができ、取り組む人が急速に増えた年でもあります。

2021年:動画衰退の年

いろいろとプレイしているものの、過去にプレイしたタイトルのDLCなどが多く出るなど1つのタイトルを長く遊ぶような流れが増えた印象があります。

疫病によってタイトルの開発が遅れていることもあり、新作が出てきにくい年でもありました。

バーチャートを用いた動画を作るなどしましたが、システムを使う費用が高かったために短期間で終了。

発売から長い期間経過していますが「They Are Billions」というRTSをノーポーズでプレイをし、最終的には数年後に最高難易度で一応クリアまでという状況まで持っていくことができました。

この辺りから「Age of Empiire」シリーズなどRTSを中心にプレイをするようになり、マイナー路線が加速することになります。4作目がこの年後半に発売。

「マリオのピクロス」を動画でプレイしだす、というわけのわからないこともやっています。
なお、Twitchもこのタイミングで触っていますが、やはりゲームはのんびり自分のペースで遊びたいので長続きせず。その後のTwitchの日本での発展を見るに、続けておけばまた違った何かがあったのかと思ったりします。

「FF ピクセルリマスター」が発売されたのもこの年です。以後、FFの過去作を遊びだします。

2022年:まともに活動した最後の年

たぶんまともに動画を作った最後の年です。

「ヴァンパイアサバイバー」が発売され、日本で話題になる前の初期にプレイし、それなりに視聴回数が出るなどしました。YouTubeで少人数がプレイし、その後Twitchのストリーマーが配信して一気に人気に。こちらの動画やライブ配信もそれなりに見てもらえるような状況になりました。ライブ配信で多いときは500同時接続数。

とはいえ、チャンネルを「ヴァンパイアサバイバー」系にする気もありませんでしたので、その後はあまり動画やライブ配信をせず。

ゲーム系ストリーマーの力をまざまざと見せつけられ、また、俗に言うバズる前からバズった時の全体の動きや流れなどを身に染みて実感できた最初で最後の経験でした。

「Totalwar Warhammer 3」が発売され、こちらの先行プレイも含めていろいろと楽しめました。英語のみは厳しかったですが、動画内での字幕の翻訳など稚拙ながら頑張りました。

この年には過去のインディタイトルで有名どころを試しプレイすることに。「Factorio」「Rimworld」「Frostpunk」など。

海外向けを考慮して作った動画が現時点で30万視聴回数。日本人は評価を下げる、という話がありますが、この海外向けの動画は評価をする人も多ければ高評価率も圧倒的に高くなっています。当チャンネル3位の視聴回数。

そして年末近くにクリッカー&放置型ゲーム「クッキークリッカー」をプレイし始めてしまい、人生が終わりました。

2023年:Vtuber全盛の年

この辺りからはライブ配信中心となり、動画がどんどん厳しくなっている印象。特にTwitch系はこのあたりからより勢いを増した気がします。コミュニティが築けていないところはどんどんと落ち目になっていった感じです。

「レトロフリーク」の再販が行われ無事入手。「天地を喰らう2」をプレイ出来て満足。

スーパーファミコン版の「ドラゴンクエスト」を6・5の順で遊び始める。6は初プレイ。その後ファミコン版4・3・2・1もプレイ。

AIによってYouTubeは終了する、合成音声系の運命みたいなことを語った動画を出す。2年後の今の状況を見るに、しっかりと先を見据えられている気がします。

「クッキークリッカー」の次に手を出したクリッカー&放置型ゲーム「Leaf Blower Revolution」で再度人生が終わる。

「ファイナルファンタジー16」が出る。いろいろ言いたいことを言った動画がそれなりに見られる。現時点で13万視聴回数。

HDRの録画について学ぶが、結局良く分からず、色味がおかしい動画が出来上がる。

「隻狼」「ホロウナイト」「エルデンリング」をプレイするものの途中で投げ出す。

「Celeste」はクリアまでプレイ。

「クッキークリッカー」をチート無しで個人的クリアまで持っていき少し生き返る。

2024年:スマホアプリで終わる年

「They Are Billions」のキャンペーン最高難易度チャレンジを開始し、時間を持っていかれる。途中から実況をあきらめてクリアに専念する場面も。最終的にクリアでき、たぶん現時点で熱中してゲームを遊んだ最後のタイトル認定する。

スマホアプリ「ドラゴンクエストウォーク」を始め、チャンネルが終わりに近づく。1年半を経て、いまだにプレイ中。

クリッカー&放置型ゲーム「Revolution Idle」をプレイ、3度目の人生終了へ。人生終了と引き換えに翌年に3万視聴回数を得る。

2025年:終焉の年

ゲーム実況開始丸10年。

2012年から休憩もありつつも13年間プレイし続けてきた「ドラゴンクエスト10」を止める。イベントながらストーリー系に課金要素を入れてきたので見切りをつけ6アカウントのキャラクターが永眠。全部のストーリーが終わった後か、現在の収益絡みのプロデューサーなどがいなくなったあたりでザオリクをかける予定。

主に「ドラゴンクエストウォーク」の動画を上げ続け、チャンネルが完全に崩壊。

思いの他、振り返ると長かったです。

動画でプレイしたゲームを残しておくと、いつどういったゲームをプレイしたかの把握が楽でなにより。

10年の変化

主な変化は単なる動画からコミュニティへ、といったところでしょうか。

2020年の疫病によって弱った心を維持するために、コミュニティへの帰属が一番楽であったことから、そのタイミングでコミュニティを築けたのであれば、比較的長く活動を維持できるのでは、と思ったりします。

疫病が収まって現実に戻る人もいますが、一度築かれたコミュニティに拘り続ける人も当然いますので、そうした結びつきによって安定した活動ができる人もいるかと思います。

この手のものは特にvtuberが挙げられますが、それだけではなく男性が女性実況者に入れこんだり、その逆もあったりと、ゲーム実況以外の分野もそうですが、やはり人と人との繋がりに帰結するんだろうな、と。

それこそゲームもPSP時代の「モンスターハンター」シリーズのように、面白いから遊んでいるのではなく人がやっていたからプレイした、という人もいたと思います。

それはYouTubeでも他の動画サイトでも同様と言えるでしょう。

もっとも人と人だからこそ、厄介毎も多かったりするので、そうしたのから逃れるためにのんびり動画をやるのもまた一興。

いずれにせよ、コミュニティを築けなかったところ、小さなコミュニティしか築けなかったところは今後さらに厳しくなっていくのではと思う次第です。

昨今では視聴者が動画を推奨する「ハイプ」という仕組みも加わったことから、よりこの傾向が高まると思われます。

細かいデータ

いくつか細かいデータを紹介。

チャンネル登録者数:3.39万
動画本数:7217本(たぶん限定公開含まず)
動画視聴回数:2487万(ライブ含まず)
男女比:男性96%、女性4%

多少正確性にかけますが、上記のような内容になります。

視聴者年齢は10年も行っていると過去のデータは若く、現在は10年経過した年齢層になっています。以前は35~45歳が一番多かったですが、45歳から55歳が多く。

男女比は一般的なゲーム実況だと女性5%くらいが一般的かと。多くの人に見らえるようなチャンネルだと女性比がもっと上がりますし、女性受けしやすい人、特に男性グループ系だとさらに上がると思われます。

当然、ゲームジャンルにもよりますが、マイナーなストラテジー中心だったため、男性が多めです。逆に言うと、そうした分野であっても女性が4%まで上がっているのはいろいろなジャンルのゲームをプレイしているからともいえます。

他に面白いデータがあるかと思いましたが、特になかったのでこの辺りで終えます。

ゲーム実況をやってよかったこと

10年間ゲーム実況をしてきて、よかったことも述べておきます。

脳の活性化

たぶん、脳の活性化は図れたのではないかと思います。ゲーム実況を始めた時にも述べたのですが、考えることとしゃべることを同時にするのはかなりしんどいことだったりします。特にプレイするゲームのジャンルが考えることを要求されるタイプのものが多く、そうした中でも状況説明や自分の考えていることを話しながらプレイするのは普通にゲームをプレイするのとは異なった脳を使っている気がします。

10年後、20年後のボケ防止には良いのでは、と思ったりします。

構音障害、側音化構音の改善

あとは構音障害を知ったこと。人に指摘されて把握しました。私の場合は「側音化構音」と呼ぶらしく、「ぢ」などが正しく発音できていないというものでした。

これに関しては直す指導をする場所に行って正しい発音方法を教えてもらい、直したということをしました。ゲーム実況をしていてもしかしたら一番人生にプラスになるきっかけだったかもしれません。

側音化構音だけでなく、普通の構音障害もあるのかなと思ったりもしており、特に昔と比べて何かを話すときに途切れ途切れで話すことが増えたような気がします。

脳が回っていないのか、脳に疾患ができたのか、それとも老化なのか、いろいろ考えますが答えは出ず。

台本なく考えながら話すので、多少はしようがないと思いつつもどうにかならないものかと悩み中。

ゲームのプレイログ

今現在の主なゲーム実況の目的はゲームのプレイログとして自分がプレイした内容、その時思ったことなどを動画として残せる点です。

後で振り返って当時どういったゲームをプレイしていたかなどが動画でわかるのは助かる。

また、将来的に特定のゲームが遊べなくなるようなこともあるでしょうが、その時に動画として見返すことができるので、この点でもありがたく思っています。FF11が特に該当します。

ゲーム実況活動でミスしたこと

やはり2020年のタイミングでライブ配信も多くしていくべきだったかと。そして、まともなコミュニティの構築はしなければいけなかったと思う次第。

頭ではわかっていたものの、定時にライブ配信をすること自体が自分の生活上無理だったことや、何度も言うようにゲームはしっかりと自分のペースで楽しみたい、という考えもあり、コメントを見ながら、その反応をしながらというのは受け付けず。

また、コメントの返信なども一切しないというのも良くないとわかってはいるものの、それにかかる時間を考えるとどうにもならず。

よくよく考えるとブログ時代もコメントの返信をしていなかったことも、こうした考えで行動していた要因だったのかと。昔のブログだと、コメントに返信するという機能時代ありませんでしたし。

しかたないと思う部分が多いものの、もうちょっとやりようはあっただろうと思います。

直近の状況

ここからはいつもの直近の状況について。

「ドラゴンクエストウォーク」を始めて健康には大きくプラスに働いていますが、YouTubeチャンネル的には終わりにどんどん突き進んでいると思っています。

もし、「ドラゴンクエストウォーク」のみに絞って運営するのであれば多少生きながらえることはできるものの、それをすると本当にその先が無くなるのと、そうしたことをしたいと思わないという、そもそも論があります。

ブランドにしがみついているのは楽はできるのですが、それは金稼ぎ目的の人がすること。

ゲーム全体が好きな身としては、やはり自分が楽しいと思っているものをその都度やっていきたいものです。

とはいえ、それだとYouTube的には厳しいということはわかっているので、もういろいろと発展することは諦めています。

ドラゴンクエストウォーク絡みの動画は何が問題なのか

スマホアプリ「ドラゴンクエストウォーク」の動画関係について。

なぜこれをするとダメなのかは、そもそものゲームとの客層がまったく違うことが1点。

親和性がまったくないため、今までも親和性のないタイトルをプレイし続けてきましたが、それでもゲームという点では一致点があった。

しかしスマホアプリはゲームとは異なる客層のため、基本的に片方しか見ることはない。

片方しか見ない客層に何かをすればするほど、もう片方が落ちぶれていく。もう片方のために何かしようとすると逆の方が落ちぶれる。両方どうにかしようとするとどちらも中途半端になる。

また、「ドラゴンクエストウォーク」自体は6年経過したアプリのため、すでにコミュニティが築かれているタイトルでもあるため、新規がいくら何かをやったところでたかが知れているというのが実情。

あとはスマホアプリにありがちな運営型に関しては過去の動画が資産となりにくいという問題。

随時更新される内容を追っていくことになるため、過去の終わったイベントなどの動画は一切顧みられることはなく。場当たり的に作り続けなければいけないという疲弊する行為を繰り返すことになります。

その先があればいいのですが、その先はサービス終了しかありませんので、お金稼ぎ目的の人であれば、それまでに稼ぎ終えるという目的でやるのであればいいのですが、長くチャンネルを運営して動画を残したいと思う側からすると、やはり入れ込むのは本来であれば良くない、となります。

ですが、なんだかんだで「ドラクエウォーク」自体を楽しんでいるため、これがまた厄介なところ。

と、いうことで1年半経て主な動画の状況は次の通り。

2万視聴回数以上:2本
1万視聴回数以上;4本

200本近く動画を作っての結果がこの程度。

基本的に最初から数万単位で見られている動画はほとんどなく、しっかりと作った動画が何年も見られ続けて数十万になるパターンが多かったりします。

スマホアプリのような運営型だとこうした動画を作るのが困難。

正確に言うとやろうと思えばできたかもしれないが、スマホアプリに手を出してこなかったこともあって、勝手がわからず、長いことやらずにいた、と言った方が正しいでしょうか。

そして新規プレイヤーも減ってきている中で、新たに作った動画を見てもらえる機会も限定されるため、やはり何をやっても無駄、ということになります。

毎年の再生回数

毎年の再生回数です。動画の視聴回数(ライブ配信、ショート動画は含めず)。

2015年:4万
2016年:245万
2017年:481万
2018年:580万
2019年:474万
2020年:598万
2021年:415万
2022年:389万
2023年:283万
2024年:212万
2025年:134万(9月時点)

改めて数字で思い知らされる現実。

なお、去年の9月の段階と比べて今年は20万視聴回数減っています。

年数でいろいろと語っているところで2018年がピークと述べましたが、数字の通りです。

2020年は2018年を上回っていますが、疫病のイレギュラーがあったためですので、それがなければ普通に落ちていく一方だったでしょう。

逆に疫病が無ければ落ちるペースは緩やかだったかもしれません。

そうした意味でも疫病は、特にネット関連に関しては時間の針を急速に回してしまったと言えます。

各種データ

以下、いつも載せている各種データと一部今回追加したデータです。

一部メーカーのタイトルに関しては数字は未記載としております。

ジャンル別最高視聴回数

以前までは取り上げていなかったジャンル別の最高視聴回数です。

ここでいうジャンルとは、ゲーム実況、評価レビュー、攻略、ランキング、海外向け、その他です。

ゲーム実況:50万回
評価レビュー:14万回
攻略:17万回
ランキング:57万回
海外向け:30万回
その他:19万回

タイトル未記載のメーカーの数字も載せているため、下の方のデータと比べると違和感が出ます。

いろいろな形の動画を作れるのが強みですが、飽きも早いのがネック。

読み上げ用に合成音声を使っているものもありますが、多くは地声です。

視聴回数トップ10

視聴回数トップは10は下記の通り。

1:Victoria 3 (2022年)
2:シヴィライゼーション6 (2016年)
3:Total War Three Kingdoms (2020年)
4:ファイナルファンタジー16(2023年)
5:シヴィライゼーション6 (2016年)
6:エースコンバット7 (2019年)
7:Total War Three Kingdoms (2019年)
8:ゼノブレイドシリーズ (2022年)
9:スプラトゥーン2 (2017年)
10:ストラテジーランキング (2022年)

1位が30万視聴回数、10位が6万視聴回数くらいです。

今後、このランキングが変動するくらいの動画が出せるのか、かなり微妙です。

何か面白いと思えることがあればよいのですが。

1万視聴回数を超えたタイトル群

ここでは視聴回数で1万視聴回数を超えているゲームタイトル。

Victoria 3:30万
シヴィライゼーション6:18万
トータルウォー 三国志:14万
FF16:13万
エースコンバット7:12万
ゼノブレイド シリーズ:9万
スプラトゥーン2:6万
Vampire Survivors:5万
プレイステーションクラシック:5万
ストリートファイターZERO2:4万
ミニメトロ:4万
ラングリッサー1&2:4万
スターフィールド:4万
ブリガンダイン:4万
FF7 リメイク インターグレード:3万
シヴィライゼーション7:3万
FF2 ピクセルリマスター:3万
クッキークリッカー:3万
Revolution Idle:3万
A列車で行こうexp:3万
タクティクスオウガ:3万
ブラッドステインド:3万
トータルウォー 将軍2:3万
ドラゴンクエストウォーク:2万
FF1 ピクセルリマスター:2万
Age of Empires 4:2万
キングダムラッシュ:2万
ミニモーターウェイ:2万
FF11:1万
FF15:1万
FF4 ピクセルリマスター:1万
DQ10:1万
DQ11:1万(2万越えの動画は削除)
天地を喰らう FC版:1万
戦場のヴァルキュリア4:1万
カプコンベルトアクションコレクション:1万
A Total War Saga Troy:1万
Cities Skylines:1万
A列車で行こうexp+:1万
DRIVECLUB VR:1万
HUMANKIND:1万
Age of Empires 3 Definitive Edition:1万
トロピコ6:1万
ストリートファイター(初代):1万
Mount & Blade 2 BANNERLORD:1万
ファイアーエムブレム エンゲージ:1万
They Are Billions:1万
ファイアーエムブレム 紋章の謎:1万
トータルウォー ウォーハンマー2:1万
Cities Skylines 2:1万
Age of Wonders 4:1万
METAL SLUG ATTACK RELOADED:1万
Against the Storm:1万
地球防衛軍5:1万
The Riftbreaker:1万

前回からの追加は「地球防衛軍5」「The Riftbreaker」あたりでしょうか。昔に公開した動画が地味にみられて1万以上になりました。

あとは新作で「シヴィライゼーション7」「Revolution Idle」。

「Revolution Idle」は無駄に時間だけが費やされて結果としてある程度の数字になったものの、まったく割に合わないゲームです。それでもついついやってしまって時間を無駄にし続ける日々を送っています。

おわりに

つらつらと10年間について取り上げてみました。

意外とまとめるのに時間がかかり、また、久しぶりに長く文を書いた気がします。

最近はゲーム実況自体に飽きてきた、ということもあり。正確には熱中できるゲームが出てこないというか。そういった点では2010年台のインディゲームで新しいタイプのゲームが多数出てきたタイミングでゲーム実況を始められたのは、新しいタイプのゲームを知るきっかけという点も込みでよかったのかと。

また何か自分にとって熱中できる目新しいゲームが出てくることを期待したいものです。

YouTubeでの活動自体はもうどうにもならないので、次の新しい何かが来た際に自身が興味を持てればと思う次第。

15年後にまたまとめた記事を出せればと思います。

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