最近のゲームのコントローラーは重いものが増えています。
さまざまな機能をコントローラーに持たせているからか、世代が上がるごとに重くなっています。
そこで、軽いコントローラーを作ってくれ、というお話です。
※画像の一部は任天堂オフィシャルサイトより
ゲーム機のコントローラーは重い
ゲームをプレイする際に持つコントローラー、特に従来型ゲーム向けのコントローラーが年々重みを増しています。
さすがに「WiiU GamePad」の500グラムほどではありませんが、それでも重いことには変わりありません。
いくつか調べた結果、次のような数字になっていました。数字は実際に手持ちのものを計測したものです。
196グラム:Nintendo Switch用 ジョイコン グリップ有り
219グラム:プレイステーション4用 DUALSHOCK4
248グラム:Nintendo Switch用 プロコントローラー
312グラム:Xbox Elite
XboxのものはOne用付属のものではなく、別売りの上位バージョンのようなものです。
過去のコントローラーの重さを正確に把握することはできませんが、直近に発売されたミニシリーズなどでは次のような重さでした。
83グラム:スーパーファミコンミニ用コントローラー
83グラム:メガドライブミニ用コントローラー
96グラム:Nintendo Switch用 スーパーファミコンコントローラー
99グラム:プレイステーションクラシック用コントローラー
100グラム以上重くなっているのがわかるかと思います。
最初に述べたように、WiiUのゲームパッドの公称500グラムは論外としても、コントローラーだけでここまで重いのは、特に長時間遊ぶような人だと手に負担がかかります。
ちなみに、直近のスマホやタブレット端末の重さは次の通り。メーカー公称値です。
194グラム:iPhone 11
226グラム:iPhone 11 Pro Max
約300グラム:iPad Mini 第5世代
多くのコントローラーが標準のスマホよりも重いという現状。
コントローラーは両手で握ることが多いため、重さの分散はあるという違いはありますが、重いことに違いはありません。
重いと、それだけ手に負担がかかり、場合によっては手を痛める可能性があります。
できるだけ軽いコントローラーの用意は必須ではないでしょうか。
Nintendo Switch用の軽いコントローラーはホリ製
そこでいろいろと探していたら、ホリ製のコントローラーが軽いということがわかりました。
有線タイプと無線タイプがあるのですが、有線タイプがより軽め。
ただし、さまざまな機能が取り除かれています。
それぞれの重さは次の通り。
Nintendo Switch用 ホリパッド:公称170グラム
任天堂のプロコントローラーと比べ、機能が十分備わっているワイヤレスホリパッドでも68グラムの違いがありました。
ならば、ホリパッドにすればいいのでは、と思うかもしれませんが・・・。
実は、このコントローラー、操作する際の音がものすごく大きく、ゲームの集中に影響を与えるくらいだったりします。
ボタンを押す動作の音を同一条件でマイクで拾って計測したら10dB(音のボリュームの数値のようなもの)ほどの違いがありました。
ゲームに集中してプレイしていてもカチャカチャと音が鳴るため、気がそがれます。
その点、静音性は任天堂のプロコントローラーの方が優れています。
だからこそ任天堂によるプロコンLiteが欲しい
ホリ製でも問題があるからこそ、任天堂によるしっかりとした商品が欲しいところです。
直近では「Nintendo Switch Lite」が発売され、機能が制限された本体ですら発売するほどです。
ならば、コントローラーも機能を制限するけれども、重さを軽くした「Lite」があればと思う次第。
重さに対する要求は、結構あるように思うのですが、世間一般からするとどうなのでしょうかね。
スマホなどでも軽さを重視する人もいると思うのですが。
ホリ製の問題点が解決するでももちろん良いとは思います。
キャプチャーボタンやホームボタンが出っ張っているため、間違って押してしまうこともあり。
なんで自分は一生懸命、画面撮影しているんだろう、というような状況になることも多々あり。
その点、プロコンの方はそれらのボタンが凹んでいるため、押し間違いがないようになっています。
静音性の問題もそうですが、そうした問題点が解決された軽いコントローラーを、どちらのメーカーでもいいので発売してもらいたいと思う次第です。