任天堂次世代ゲーム機はDSか!? Nintendo Switchのコンセプトを発売4年前に取り上げた人間が語る

では、お約束通り任天堂の次世代ゲーム機について取り上げようと思う。

11月の時点で1ヶ月以内と言っていたはずですが・・・。

1ヶ月の「ヶ」を除けば1月になるから問題あるまい。

意味がわかりませんが・・・。

Nintendo Switchのコンセプトを発売4年前に取り上げていたお話

その前に、Nintendo Switchについて。昔から見ている人は知っていると思うが・・・。

もう、そんな昔の人はほとんどいなくなりましたが・・・。

まあ、そういうな。Nintendo Switchが発売する遥か前、4年以上前にWiiUの話をする際に次のような4コマ漫画を載せたことがある。

初出:2013年12月8日

もう10年前のことなのですね。

結構Nintendo Switchのコンセプトに近い漫画だったのではなかろうか。もっとも、それ以外にも、携帯機と据え置き機の垣根を外すべき、であったり、2画面に固執することの問題、であったり、いろいろと述べてきた。

今回の話も、まったくトンチキな話にはならなければいいな、ということで述べていく。

任天堂の次世代ゲーム機の目指すのはDSか!?

一つの考えとして、DSを目指す可能性があるということ。

なぜ、ここで急にニンテンドーDSが出てくるのですか・・・。

いや、ニンテンドーDSではなく、ダブルスクリーン。

ということは、WiiUやニンテンドーDSのような2つ画面のゲーム機ということですか?

いや、そうじゃない。

じゃあ、なんなんですか・・・。

今あるNintendo Switchと、任天堂新型ゲーム機とを組み合わせてダブルスクリーンとして活用する、ということ。

任天堂としては今あるNintendo Switchも売っていきたいし、新型ゲーム機も売っていきたい。そうなった際に、両方が活用できる道を探るのではないかということ。

昔のように据え置き機と携帯機が2つ存在するような形になりますね。

その際に、Nintendo Switchをもう一つの画面と見立てた何かしらの展開があるのではないかと。

ですが、それですとNintendo Switchを持っていないと新型ゲーム機が楽しめない、ということになりませんか?

なので、メインとして活用する、というよりかは、サブ的な活用方法として展開するのではなかろうかと。

どういった展開が考えらえるのでしょうか?

一つは、コントローラー的な役割。WiiUでも複数のコントローラーを個別に持たせて手元の画面を活用しながら遊ぶソフトがあったと思うが、そのような感じ。

Nintendo Switchの手元の画面を活用しつつ、次世代ゲーム機によるテレビ等に映した画面で遊ぶ何かをする。わかりやすくすると、トランプとか手元を伏せる必要のあるパーティーゲームとかで活用できるのでは。

パーティーゲームは任天堂の得意とするところですので、いろいろな遊びが生まれるかもしれませんね。

ただ・・・。

ただ?

今更二画面にするか、という問題があり・・・。

一番重要なことじゃないですか・・・。

極端な話、二画面は失敗に終わっているんだよね。ニンテンドーDSが成功し、その後二画面のゲーム機を出したけれども、結果的に一画面のスマホに多くのソフトメーカーが移行することによって二画面のゲームを作るメーカーがいなくなった。

このあたりも過去に取り上げましたね。

そうした中、二画面に注力するか、という問題がある。なので、大きなコンセプトというわけではなく、あくまでもこういった遊ばせ方もある、という程度で活用するかもしれないということで。

任天堂としては過去のゲーム資産、ニンテンドーDSであったりニンテンドー3DSであったりのソフトを再活用したいという考えはあるだろう。だが、WiiUのソフトに関しては、すでにNintendo Switch向けに修正して発売しているということもあり、二画面にこだわる必要性は乏しい。

なので、サブ的な要素としてということ前提の話となる。

Nintendo Switchにゲーム画面を映す

Nintendo Switchを用いたダブルスクリーンの可能性を取り上げましたが、他には何かありますか?

どちらかというとこちらの方が可能性があるというか、期待したい点なのだが・・・。

ならば最初に言ってくださいよ。

次世代任天堂ゲーム機の映像をNintendo Switchに電波で飛ばして映し、Nintendo Switch上で遊べるようにする、という点。

これはクラウドゲーミングのような感じですか?

まあ、そんな感じ。任天堂次世代ゲーム機をサーバーと見立てて、Nintendo Switchにデータを飛ばして映像のみをNintendo Switchに映す。そしてNintendo Switchのコントローラー等でプレイできるようにする。

これも、Nintendo Switchと任天堂次世代ゲーム機の両方を併用するにはどうすればいいのか、というのを考えた時の一つの案として挙げられるだろう。

新しい遊びは周辺機器搭載にあらず

任天堂と言えば、ゲーム機によって新たな遊びを提供することが多いですが、次世代ゲーム機ではどういった遊びが提供されるのでしょうか?

たぶん、されないんじゃない?

そんな・・・。

新たな遊び、というか何かしらの周辺機器的なものをつけて何かをする。WiiUだと手元のモニター付きコントローラーだったわけだけど、ああしたことはしていないだろう。

それはどうしてですか?

既にWiiUで失敗したので。余計なものをつけて製造コストを押し上げると、値下げができなかったり製造上問題が出たりと、いざというときの対策が取れないんだよね。
PS4とXbox oneが発売されて、最終的にはPS4の方が売れたわけだ。当時流行るのではと思われたカメラを用いた何かをやろうと両社とも考えていたのだが、最終的にPS4はカメラを非搭載に、Xbox Oneはカメラ搭載にし、結果的にユーザーに届く価格面でPS4が優位に立ち、その後はワンサイドゲームとなっていった。
任天堂自らがWiiUで体験し、Xbox Oneの惨状を見ている以上、余計な周辺機器をつけて本体を販売する、ということは考えないんじゃなかろうか。

ですが、それでは任天堂が新しい遊びを提供しない、ということになりませんか?

必ずしも本体に周辺機器をつける必要がないだけだよ。Nintendo Switchでは「リングフィットアドベンチャー」のようにソフトと共に周辺機器をつけて販売し、成功を収めた経験がある。それ以前にWii時代に「WiiFit」でも周辺機器をセットで販売し、十分すぎる販売本数を達成している。
本体に何か特殊なものを付けなければ遊べないではなく、ソフトの方に付けることでも実現可能なことが過去の事例でも明らかなように、次世代ゲーム機でも本体をシンプルに仕上げてくる可能性が高い。

シンプルか、複雑か

次世代ゲーム機はシンプルに、という話ですが、Nintendo Switchは複雑だった、という見方もできます。据え置きとしても携帯としても活用できるのは画期的でした。

かといって、次世代ゲーム機を同じものにするとは考えにくい。同じことをやってもユーザー側の驚きを得られず。
また、携帯機にすることで、どうしても他のゲーム機との性能差が大きくなり、ソフトメーカーが任天堂ゲーム機向けの調整をしなければいけなかった、という負担もあった。

調整不足のゲームも多くありましたね。

なので、本体部分はシンプルにするのでは、というのが一つの考え。
新しい遊びはあくまでも周辺機器付きのソフトで対応なのではなかろうか。

Nintendo Switchはコントローラーが多少特徴的でしたが、そこまで活かしたゲームが出ているかと言われると限定的でした。

ですが、その多少の特徴でも「リングフィットアドベンチャー」や「フィットボクシング」のような運動系で際立った成果が出ています。

その流れの要素は含めつつ、他に何を入れてくるのかは注目だ。正直、それがなんなのかはまったくわからん。

ソフトはどうなるのか、任天堂はNintendo Switchで特殊なことをした

今回の話は特にNintendo Switchとの絡みを中心に取り上げてみた。たぶん、両方を売っていくことを考えていると思うので、こうした施策も取り入れていくのでは。

ソフトなどもどうなるか気になりますね。

ソフトは定番中心に今後も出ていくのだろう。
ただ、Nintendo Switchでは今までの任天堂の流れとは異なる展開もあり。

異なる展開とは?

同じゲーム機で同種のタイトルを2つ出した、という点。今まで任天堂は、一つのゲーム機でシリーズを2つ出す、ということはほとんどなかったのだが、Nintendo Switchではいろいろと出してきた。

「スプラトゥーン」や「ファイアーエムブレム」「ゼノブレイド」などが挙げられますね。

これらが次世代ゲーム機ではいつ発売されるか、というのも興味深いところ。まあ、「マリオカート」の新作がNintendo Switchでは出なかったので、次世代ゲーム機の最初の目玉は「マリオカート9」になるだろう。

Nintendo Switchでは独自の「マリオカート」が出ませんでしたからね。「マリオカート8」はWiiU初出でした。

何を最初に持ってくるのかはわからないけど、案外「マリオカート」が本体発売同日か、近い時期に発売になるかもね。

もっとも、本体が普及していない段階でパーティーゲームを出す意味があるのかという問題もあるので、そのあたりを考慮すると発売時期は一考する必要がある。

おわりに

と、いうようなことを考えてた。

久しぶりですね、長く語ったのは。

まあ、たまにはね。見ている人がどれくらいいるかわからんけど。

では、次回は?

また11月の21周年目にでも。

・・・・・・。

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