まさか、今年のE3 2019で一番盛り上がったのが「PCエンジン ミニ」であろうとは、思いもしませんでした。
もちろん、私の中では、ですが。
まだ、他のゲーム動画をほとんど見ていないからということもありますが。
まさかの展開でしたが、懸念事項も多々あり。
それはコナミにどれほどの政治力があるのか、という点。
コナミが発売できるということはNEC系のタイトルは出せる可能性はゼロではないですが、もうゲーム事業を行っていないこともあり、過去のタイトルの権利関係をどこまで把握できるのか。
そして、把握した後、しっかりと協力を取り付けることができるのかが一つ。
もう一つは、コナミやNEC以外のメーカーのタイトルをどこまで引っ張ってこれるのか。
PCエンジンはナムコなどもソフトを出していましたが、そうした競合他社のタイトルを融通してもらえるのかは未知数。
今現在、ハード事業を行っている任天堂やソニーはソフトメーカーとの関係性は高いので問題ありませんでしたし、セガ系も嫌われる理由自体はなかったため、多くのメーカーが協力しましたが、コナミとなるとどうなるのか。
別に嫌われているかどうかはわかりかねますが、他の数社と比べて劣るように感じます。
また、PCエンジン系のゲームはマイナーメーカーの物の中にも光るものがたぶんあると思うが、そうしたものを見つけて権利等まとめることができるのかも疑問です。
このため、PCエンジンミニが出ること自体は喜ばしいものの、どこまでのタイトルを揃えられるのか不安でもあり。
それこそ、旧ハドソン系で埋まってしまいかねない危惧もあります。
とはいえ、今現在発表されているタイトル群でも十分な魅力もあり、今後も増えると考えれば、期待は高まります。
PCエンジンミニに収録希望のタイトル
個人的には「イース」シリーズ全部か、もしくは「4」はPCエンジンでしか遊べないオリジナルの内容でもあるので希望。
他にも「エメラルドドラゴン」も。ゲームはそこまで面白いとは思わなかったものの、イラストが好みで興味を惹かれた記憶があります。
「モトローダー」も対戦型レースゲームとして楽しんだ記憶が。さすがに今現在、一人で遊んで面白いものとは思いませんが。
「ヴァリス2」も遊んだ記憶があるものの、今現在の状況を考えるとこのシリーズは出なさそうですね。
「天外魔境」を挙げる人もいるでしょうが、個人的には長くてダレた記憶しかありません。「2」も同様。とはいえ、もしかしたら今プレイすると、昔とは違ったところに気づきがありそうです。
「ガンヘッド」はホーミングミサイルが魅力的な動きをした記憶が。スターソルジャーが入っているのでシューティング枠でさらに入れられるのだろうか。
今更やりたいとは思わないけど「コズミックファンタジー」シリーズも再び見てみたい気がする。たぶん、当時はまともだと思っていたアニメーションも、今見るとかなりきついんだろうと思うが。調べていたら4作目まで出ているようです。
「ラストハルマゲドン」は2つ目のステージからまったく進まなかった記憶が。今ならクリアできそうだけど、やりたいかと言われるとなんとも。
「ラングリッサー」はPCエンジン版でプレイしたこともあり、音楽が好きで今でもファイルで保存していたりします。直近にPS4で発売されたけど、ミニに収録されるのであれば、またやってみたい。
「ドラゴンスレイヤー」シリーズも今でも音楽を保存。ファルコム系はPCではなく、PCエンジンからプレイしたので、ファルコムとの接点という点でも思い出深い。
「スーパーシュバルツシルト」もプレイした記憶があり。たしか宇宙を題材にしたシミュレーションだったはず。もう、この手のタイトルが発売されることはほとんどないので、そう考えると、昔の勢いがあったからなのかと思う次第。steamなどではいろいろとあるけどね。
「ヘルファイアーS」は音楽が魅力的で、以前CDを買いなおしてPCで録音しようとしたけど読み込めずに手元に残せなかった経緯があり。できれば入れてもらいたい。3000円くらいで買って、結局捨てる羽目に。
他にもやりたいゲームや懐かしいタイトルを挙げていけばキリがないのでこのあたりで。
多くのところで音楽について触れていますが、CD-ROM2が導入された関係で音楽を手元に残せたこともあり、ゲームのプレイ以上に音楽絡みの思い出が深かったりします。
一つでも多く収録されていればと思う次第。
※画像は「PCエンジン mini」オフィシャルサイトより